幸せな負担

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バイクを通じて知り合ったTさんという方がいます。

Tさんは明るくていつもニコニコ楽しそうにバイクにまたがっていて、とっても幸せそうなナイスガイです。一緒にバイクに乗っても下手くそ過ぎて迷惑をかけっぱなしの私のこともいつも気にかけてくれて、人に対していつも公正公平で優しい方です。

そのTさんなのですが、現在大学生と高校生のお子さんがいらっしゃって、5年ほど前に離婚され、それ以来お子さんを引き取り、男手一つで育てあげているということでした。

今は毎週末のようにバイクに乗ってご自身の人生も楽しまれているようですが、今でも毎日のようにお子さんのお弁当を作って持たせているようです。

お二人のお子さんは3月でそれぞれ大学と高校を卒業し、春から社会人になるそうで、お弁当を作る毎日ももうそろそろ終わりとなるとのことでした。

「あんなのは自分の好感度上げるためにやってるだけだから大したことないよ〜。やっと終わるからこれからはもう自分の好き勝手やらしてもらうし〜。」

Tさんはそう言って笑いますが、働きながら家事をこなし、お子さんたちにはお弁当も持たせ、大変なことや気苦労も多かったかと存じます

今まで大変なことも多かったでしょうが、きっとそれはTさんにとっては幸せな負担であったことでしょう。

「いつも生意気なことばっかり言うし、感謝なんかされるわけないじゃん。最近はなんだか少し素直だけど」って、それってお子さんたちは十分感謝してるじゃないですか!大学生の男の子も高校生の女の子も毎日Tさんの作ったお弁当を学校に持って行くっていう時点で、すごく感謝してると思いますよ〜。

もうすぐその幸せな負担から解放されることにTさんは何を感じていらっしゃるのでしょうね?

ご本人に直接そう質問したところで、きっといつものように明るい笑顔で「そんなの清々してるに決まってるよ〜。本当に面倒くさいだけだったから〜」っておっしゃるんでしょうね。

この世界にはTさんのように幸せを守るために毎日を笑顔で精一杯戦いながら日常を過ごす物語がたくさんあるのでしょう。日本だけでなく世界の至る地域、人間が住む場所に。

今回のバイク旅行ではどれだけの優しい物語に出会うのでしょうね。

私はいつもそういった強さと優しさに勇気をもらって生きています

いつの日か、私も与える側の人間にならないといけませんね。そんなことを考えながら私もそろそろ38歳…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

Tさんたちと一緒に
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