もう何年もお世話になっている美容師さんがいます。
初めてお世話になってからすでに私自身も3、4回の引越しをしていますし、その美容師さんも二度ほど産休のためおやすみされていた期間がございました。
今の自宅からこの美容師さんが働いていらっしゃる職場までは電車を乗り継いで1時間半ほどかかります。それでもこの方に今でも切っていただいているのは、カットが上手いとか話が面白いとか色々あるのですが、何よりもプロフェッショナルだなって感じるからです。
とにかく仕事が丁寧で、美容師という仕事に誇りを持ち、この仕事が好きなんだなというのが良く分かるからです。
先日2回目の産休からご復帰されたということで、出発前に最後の散髪に行って来ました。

子育てにお仕事にお忙しいのに、隙間時間を縫って買いに行ってくださったということが何よりも嬉しいです!!
そのとき、この美容師さんがおっしゃっていました。
「なりたくてなった美容師だけれども、それでも仕事が辛いって思うことは何度もあった。でもその積み重ねで得たものがたくさんある。だから自分の子供たちには、将来働くようになったら辛いことから逃げないで、そういったことを乗り越えて生き抜く強い大人になって欲しい」
ご自分のお仕事に真剣に向き合い積み重ねてきたからこその発想なのでしょう。
私なんてすぐにToiToiToiの卒業生たちに、社会に出て辛い思いはしてないかとか、誰も望んでいないいらん心配をしてしまったりします。彼らからすればめんどくさい気持ち悪いオジサンでしかないでしょうね。
彼らの、「おっさん、テメェがちゃんとしてからモノ言えや」って声が聞こえて来そうです( ̄O ̄;)
多少接点のあった学生さんたちに対してもこんななのですから、私ごときが人の親になるなんてまだまだずっと先の話になりそうですね…。
そりゃそうでしょ、相手がいないんだから( ̄ー ̄)ずっと先って何??いい歳したおじさんなんだからずっと先もないでしょ( ;´Д`)っていうのは思ってても黙っててください。
旅人っぽくロン毛で旅立とうと思っていましたが、せっかくの機会でしたのでバッサリ切っていただきました。

美容師さんの「良いですね!長いのも短いのも似合って(*´ω`*)」という発言を全く嘘っぽくなく言うところにもプロフェッショナルを感じます(=^x^=)
おい!お世辞に決まってるだろ!そこは察しろよ!分かれよ!ってのは無しで
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