私の人生を振り返って気づいたことがあります。
中学時代、部活動に励む私に友人たちは「頑張れ」と声をかけてくれました。
大学受験のとき、仲間同士で「頑張ろう」って声を掛け合いました。
大学の途中から始め、社会人になっても30歳近くまでトータル10年近くも続けた武道でもI先輩を始め、たくさんの方が「頑張れ!」って応援してくださいました。
そして今回、この旅の出るとなるとたくさんの方が「頑張ってね」とエールを送ってくださいました。
武道の選手を引退した後、私は精一杯仕事に打ち込みましたが、そのときは誰も私に「頑張れ」とは言いませんでした。その代わり、「彼の負担が大きいからみんなでフォローしよう」とか「無理しないで」といった言葉が社内で聞かれました。私自身、このときの仕事もそれまでと同じように誰に言われてやっていたわけではなく、私自身がなんとしてでもやり遂げると決めてやっていたことなので、部活動や道場、受験、旅といったものと変わらないと思っていました。
でも、「頑張れ」よりも「無理しないで」という言葉の方が多く聞こえました。
今、振り返ってみると、このときの私はどこか自己犠牲的な感情も抱いていたように思います。
自分で勝手にやっているくせにね(><)
会社のためにとか、同僚のためにといった感情を恩ぎせがましく出していたのでしょう。
人は誰かのためにとかではなくて、純粋に何かを成し遂げようと頑張っている人を応援したくなるのでしょうね。
「頑張っている人に頑張れなんて言えない」なんて言う人もいますが、私は「頑張れ」って応援されたら嬉しいです。力になります。勇気が湧きます!絶対に頑張ろう!って思います。
そして私も頑張っている人を精一杯応援したいですし、そういう人の近くにいたいです。
私は今回こんなにもたくさんの方が応援してくださるとは思ってもいませんでした。
そしてその応援が私にとって新しい道を拓いてくださいました。
「今ある状況で最善を尽くしなさい。そうすれば必ず未来は開かれます」