6/23(日)東京出発15日目、ロシア7日目
オブルチエ〜ブラゴヴェシチェンスク 走行距離334km

朝、我々のバイクまだありますよ(><)との洋介さんの一言で目覚め、昨日の恐怖は杞憂に終わったということを認識しました。
このホテルの目の前には小高い山があり、もし早く起きたら登ってみようと前日から洋介さんと話をしていたので、早速登ってみることに。

この町の人たちにとって神聖な場所でないと良いのだが
山の入り口付近は意外と急でガレているため少し怖い。朝露で多少のぬかるみもあるためスポーツサンダルではなくライダーズブーツに履き替えて来たことは正解でした。
登頂してみると確かに田舎町の綺麗な景色は広がっていましたが、バイクに乗っている時も悩まされる虫くんたちが酷いため、顔を全部覆わないと大変なことになります。



この小さな町の小さな山に登った日本人はもしかしたら私たちが初めてかもしれないですね、なんて言ってみましたが、おそらく戦時中に誰かしら登っているんじゃないですか?の洋介さんの一言に、確かにそうだなと納得し、少し残念な気持ちになりました。

特段何があるわけでもなく、ちょっと気になっていた山にも登ったことだしと、ホテルに戻ると昨日スーパーで買っておいたカップ麺を朝食として摂った後、すぐに出発の準備を始めました。
するとこのホテルにこれだけの人が泊まっていたのかと驚くほどの数の人たちが出てきて、我々の荷積みを見ています。そうか、今日は日曜日か。屈強な体をした彼らはきっとこの町の労働者で、ちょうど日曜日でおやすみなのですね
我々の荷積みを見ていた彼らの中には何か手伝おうとしてくる人もいます。見た目はイカツイですけど、みんな優しい人たちなのでしょう。
小さな田舎町ですから観光客の滅多に訪れず、ましてや日本人ライダーが宿泊するなんて相当珍しいことだったんでしょうね。
荷積みを終わらせるとみんなで記念撮影をして出発しました。屈強な労働者たちが笑顔で手を振ってくれる中(*´ω`*)

しかし、やはりジュンジさんのアドバイスのように、宿泊するならドミトリーなど選択肢の多い都市部の方が良いと結論付けた我々は、この日は中国との国境に位置するブラゴヴェシチェンスクを目指すことにしました。
実はハバロフスクから西に約200kmに位置するユダヤ自治区のピロビジャンを過ぎると、そこから約2000kmに渡って大きな都市は無いようです。
確かに地図アプリで調べてしばらく大きな都市が見つけられなく、南に目を落としたところこのブラゴヴェシチェンスクという街を見つけたのです。
中国との国境付近にあるアムール州の州都ということで、観光客には人気の都市かもしれませんが、ウラジオストクから西を目指すライダーが訪問するのは珍しいことなのかも知れません。
ブラゴヴェシチェンスクの入り口に到着したのが17時半頃。ちょうど帰宅ラッシュの真っ盛りのための大渋滞で、町に入るのに一時間以上も要してしまいました。
ヘトヘトになって事前に調べていたドミトリーに到着するとすでに19時を過ぎていました。
受付に座っていた若い学生さんらしき男性とまだあどけなさの残る可愛らしい高校生くらいの女性が対応してくださいました。
ロシアでは宿泊施設に宿泊する際には必ずパスポートの提示を求められるのですが、彼らに日本のパスポートを提示すると「ヤポーニャ∑(≧∇≦)」とパアッと表情を輝かせて一緒に写真撮影を求めてきます。
それはまるで幸福をもたらす伝説の生き物に出会ったかのように。


しかもオートバイで来たことが余計に彼らの好奇心をくすぐったのでしょう。彼らの歓待ぶりに昨日の呪われた町オブルチエとは一変、テンション上がりまくりでした。
そしてそのままテンションを維持したまま夕飯を取ろうと街に繰り出した私たちは勢いあまって豪勢な夕食とビールに舌鼓を打ちます∑(゚Д゚)
あれ…。過酷な旅を想定していた私たちは一体何しに来てるんだ…??
私も洋介さんも1日の予算をある程度決めているのですが、二人とも現時点で平均すると予算オーバー( ̄O ̄;)洋介さんに至ってはこの日の夕飯は加算するのやめようかな?なんて言ってる始末…:(;゙゚‘ω゚‘):いやいや、それじゃダメでしょ( ̄◇ ̄;)
このギャラリーは、15 枚の画像があります 写真 他
ハバロフスクでお会いした千明です。
最近ストーカーのようにヒデさんのブログをチェックするのが日課です。だって面白いから\(^^)/
ちなみに私まだあと2ヶ月くらいは34さい…まぁ良いんですそんな細かい事は!引き続きお気をつけて~
おお!
年齢は大変失礼いたしました∑(゚Д゚)
まだ34歳だったのですね(><)
インスタ見るとモスクワにいるとのことですが、タイムラグがあるとおっしゃっていたので、そろそろ日本に帰国する頃ですかね?
でも日本に帰国されても、私のブログを読んでくだされば、一緒に旅に出ているような気分になれるはずです(๑˃̵ᴗ˂̵)
このブログを読んで、心だけでも一緒に旅をしましょう!!