6/27(木)東京出発19日目、ロシア11日目
シヴァキあたり〜エロフェイパヴロヴェチ 走行距離 424km

昨日ダウンした洋介さんが心配でしたが、朝起きて体温を測ってみると、前日はあった微熱は下がっているという。ただし、少しだるさは残ってると言っていました。
無理をして長引かせてしまうことが一番良くないのですが、そこは流石は洋介さん。オーストラリアや屋久島でガイドをやっていただけあって、こういうときに痩せ我慢することは良くないということをきちんと理解しているようです。
正直に伝えてくれているということがわかるので、こちらとしてもそれは非常にありがたかったです。
朝食はまだ食欲が無いということでしたが、だいぶ回復したので、とりあえず無理のない範囲で出発してみて、無理そうなら早めに宿を見つけるということで出発しました。
すると、前々日と前日に良く眠ったせいか、洋介さんが快調に飛ばして走っていきます。早めのランチ休憩に入ったときには、前日からほとんど何も口にしていなかった洋介さんがモリモリ食べます(๑˃̵ᴗ˂̵)
これを見て大変安心しました。
気付けばこの日は424kmと、洋介さんと走り始めて最長距離を走る結果となりました。

ただ、この日に泊まった道端のホテルが一見良さそうに見えて、我々にとっては不安を感じさせるものでした。
夕食後に洋介さんがバイクの軽い整備をしようと外に出て作業をしていると、若い3人組の男が洋介さんに携帯電話を売って欲しいと絡んで来たそうです。その3人組は我々が夕食を食べているときに入って来て、何を注文するわけでもなく、我々のことをジッと見ていたとのこと。そして有ろうことか、バイクカバーを掛けている私のバイクを、カバーをめくって見ようとしてきたらしいのです。もちろんそれに対して洋介さんはきちんと追っ払ってくださったようではありますが…。
その後、今度は私が外に出てバイクの簡単な補修をしていると、今度は若い明らかにホームレス風の男が私に絡んできました。ロシア語で何か言ってきているのですが、何を言っているのかわからない私は、日本語で「何を言ってるかわからないよ」って適当に返事をしていたのですが、しまいには「マネーマネー」と言ってくる始末。それでも日本語で適当にあしらっているとどこかに消えてしまったのですが、さすがに不安になりました。
とりあえず、今まで使ったことのなかったアラーム付きのディスクロックを取り付けてみたものの、どこまでそれが役に立つものなのか…。
結局不安を抱えたまま就寝することとなりました。
そして、更にこの日、私は大変な過ちを犯していました。この宿は建物内にシャワーがついていなく、別棟に有料シャワーがあるだけで、夕方に絡まれたこともありめんどくさくなり体を拭いただけでシャワーを浴びなかったのです。
そしてこの判断がこの先、私にとんでもない事態を招くとは夢にも思っていなかったのです。
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