7/1(月)東京出発23日目、ロシア15日目
チタ~バダ 走行距離 360km
この日、私たちは遂にロシアで一番治安が悪いと言われているチタ~ウランウデ間を走行することになりました。
2012年6月、私たちと同じように鳥取県の境港からウラジオストクに渡り、オートバイで世界一周を夢見たある日本人の青年がこの地で現地の若者に滅多刺しにされて殺害された事件は、海外をオートバイで走るライダーには有名な話です。
そして、それ以外にもロシア人ライダーが殺害されたり、スペイン人チャリダー(自転車で旅をする人)が強盗に遭ったりと、実際に数々の凶悪事件に旅行者が遭遇している地域です。
シマノフスクで洋介さんと、どこまで一緒に走るかと話し合った時に、この区間の治安の悪さを考慮して、少なくともここまでは一緒に行こうと話していた地域です。
出発の前日にも、念には念を入れて、朝は早めに出発して、昼過ぎの早い時間には宿を決めて夕方以降の走行はやめようと話し合ったいました。
チタを出走して街から離れると、辺りは美しい農村風景になりました。本当にこんなにものどかな場所でそんな凶悪事件が起きたのかと疑いたくなるほど。


車通りもそこそこあることから、実際問題きちんと時間帯を選んで走れば言うほど危険な場所ではないのかもしれません。
途中立ち寄ったカフェで昼食を取ったとき、いままで食べた事のない料理を注文することに挑戦してみました。
スープは「ボルシチ、ニェット(ボルシチじゃないもの)」、メインも「ブローフ、ニェット(ブローフというイメージ的にはチキンライスに近いが牛肉が使われている)」と言って、店員さんが何か言ったら「ダー、ダー(はい、それです)」と言います。
何が出てくるかはお楽しみ(o^O^o)
すると洋介さん、出てきた料理を写メで撮ります。前から思っていたのですが、洋介さんは料理の写真をよく撮っているのです。
私も以前は海外旅行をした際など、よく料理の写真を撮っていたのですが、後で見返しても大しておもしろくないので、やらなくなっていました。
その事を洋介さんに話すと、「そうですね、見返してもおもしろくはないですね」と答えます。
しかし、実は洋介さん、思い出として撮っているのではなく、次にまた同じ料理を食べたくなったときに、その写真を店員さんに見せて注文していたのです。


悪くは無いけど、塩がキツいことが多く、私はそこまで好きではありませんでした。ブローフに飽きたら注文してました。
ラグマンの方が、具がたくさん入っててグラッシュ(具ラッシュ)って感じでした(>_<)
なるほど~と感心してしまいます。
私の知らないところでそんなことをやっていたのですね(>_<)
そういうのをすぐに思いつくあたりは本当にさすがです。
その後、私もすぐに真似をすることで、ボルシチとブローフ以外の料理を注文できるようになりました(o^O^o)
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