そこは、絶景の世界でした

Pocket

7/2(火)東京出発24日目、ロシア16日目

バダ~ウランウデ 走行距離 290km

基本的に洋介さんは朝食は取らないことが多いのですが、私は取れるときは取るようにしています。

この日は朝から洋介さんはバイクの荷物の積み方をいろいろ調整してみたいということで、その間に私は宿に併設されたカフェで朝食を取ることにしました。

食事の注文もだいぶ慣れて、以前に撮っていた料理の写真を見せてこれが食べたいと伝えます。

スープに付け合わせるパンも欲しかったため「クレープ」と追加で注文。二切れ欲しかったので手でピースサインも付け加えます。するとおばちゃんは念押しで二つか?と確認してくるので「ダー(そうだ)」と伝えます。更にはコーヒー砂糖なしも完璧に伝えます(o^O^o)

よし、これで完璧!と思って席で料理を待っていると、スープもパンもコーヒーも全部二つずつ出てきます( ̄□ ̄;)!!

だから念押しで二つか?って聞いてきたのか…(;´д`)

いやいや、明らかに私一人しかいなかったでしょ(>_<)どこかでライダー二人が宿泊しているって話を聞いていたんですかね(;´д`)

一人で食べるには量が多いので、仕方なく洋介さんを呼びに行き、一つは食べてもらうことに(;´д`)

ロシア編も終盤に差し掛かってもまだこんなだもんなぁ(>_<)

よし!でも、ロシアを通過する上で我々が治安面で一番心配していたチタ~ウランウデ間の走行も、この日を乗り越えれば終わりということで、気合いを入れ直して出発することにしました(o^O^o)

このバダという町も牧畜を飼っている農家さんが多く、途中、道路を牛さんたちが優雅に横断したりします。

当然車より牛さんたちが優先(o^O^o)

みんなきちんと停車して牛の群れが通過するのを待ちます(^_^ゞ

こういう風景を見ると、凶悪犯罪なんてなかったんじゃないかと思ってしまいます。

バダの町を離れてしばらくすると、そこにはロシアに入ってこれまでで一番の絶景に出会うことができました\(^_^)/

確かに今までもロシアの風景はキレイだったのですが、それを圧倒的に凌駕する、思わずため息が漏れるほどの絶景でした。

溜め息の出るような絶景でした

前を走る洋介さんを追い抜き、ウィンカーを右に出して(ロシアはご存じの通り右側通行)停車します。

停車して不思議そうにこちらを見る洋介さんに、「写真を撮りましょう!」と伝えます。

今まで、疲れてきて道端に停車することは多々ありましたが、敢えて写真を撮るために停車したのはこれが初めてです。

写真を撮るために停車(o^O^o)
別に洋介さんを撮りたかった訳じゃ無いけど(~_~;)

そして、そこからさらに私たちは雄大な自然に圧倒されるのです。

しばらく走ると小高い山の上に人がいるのが見えます。すると今度は洋介さんが停車し、あの山に登ろうと言います。

そこには生まれて初めて見るような大きな絶景が広がっていました。

写真を撮る洋介さん
あまりの大きさに思わずヘラっと笑ってしまうf(^ー^;
何、指差してんだか( -_・)?

そして、私たちはこんな大きな自然に圧倒されつつ、気付けばロシア最凶と言われたチタ~ウランウデ間を何事もなく通り過ぎていたのです。

ウランウデの街が見えて来ると、チタとは違って、この街は非常に明るくキレイな街に見えました。

実際にチタよりもキレイな街なのでしょうが、チタに到着したときよりも私の気持ちが明るくなっていたからということも影響しているのでしょう(o^O^o)

宿を探し、安めのドミトリーを見つけると、そこでは明るい笑顔でおばちゃんが迎えてくれました。

バイクを置かせてもらった場所はセキュリティ上安心できるような所では無かったので、いつもより厳重にバイクをロックします。

バイクをロックしているときに、目の前には痩せ型でギョロ目の如何にも旅人風の青年がバックパックを置いて立っていたので、声をかけてみました。

すると彼はサンクトペテルブルクから来たと言うのですが、ロシア人でサンクトペテルブルク在住なのか、はたまた旅行者で、ウランウデの前に滞在していた場所を言ったのか私にはわかりませんでした。

大人しそうな純朴な青年ではありましたが、あまり人と話すことが得意そうには見えなかったので、それ以上のことを聞くのはやめました。

部屋に入りしばらくすると、その純朴青年も入って来ました。どうやら彼もこれからこのドミトリーに滞在するようです。

しかし、彼が部屋に入って来るなり洋介さんが「ダメだダメだダメだ!!」と叫びます。

「なんだ、アイツ!すげぇオイニーじゃねぇか!?」

確かに、彼からは物凄い強烈な足の臭いが漂って来ます。

このときから私たちは彼のことをオイニーくんと呼ぶことになるのです。

私がバイクをロックしているとき。
オイニーの野郎、ちゃっかり写ってるじゃねえか(;´д`)

しかし、そんなことよりも、実は私たちがロシアで一緒に走るのはこの日が最後になるのでした。

洋介さんはこのウランウデでバイクの整備をするということですが、私はバイク置き場のセキュリティに不安のあるこの場所に長居はしたくなかったことと、このままバイカル湖を見に行きたかったため、治安の不安の最も大きい地域を抜けた私たちが、これ以上一緒にいる理由もなくなったからです。

名古屋で合流してから約3週間。遂にそれぞれの道を行く日が来たのです。

洋介さんは旅のパートナーとしては最高、最強の人でした。スキル、知識面もさることながら、その人間性が素敵でした。私が洋介さんにこれだけは止めて欲しかったことというのはたった一つしかございません。

それは、スーパーやドミトリーで人が周りにたくさんいるときに、いくら周りの人が日本語がわからないからといって、大きな声で意味もなく「オチ○チ○」とか言うのは止めてください。

そんなことを言われると、釣られて私まで言いたくなってしまうではないですか(;´д`)

別れたあと、一人になった洋介さんは今でもそれを続けているのでしょうか?

Pocket

このギャラリーは、6 枚の画像があります  写真 他