この旅、最悪の出来事

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7/3(水)東京出発25日目、ロシア17日目 ウランウデにて

普段なら22時頃には就寝するのですが、ドミトリーのネット環境が想像以上に良かったため、ブログ更新やyoutubeに動画をあげたりしていたら、前日の就寝時刻は24時を過ぎていました。

この日からはソロでバイカル湖を目指すので、疲れは貯めないようにと思っていたのですが、ついつい就寝時刻が遅くなっていました。

就寝してしばらくすると隣の二段ベッドの上段から呻き声が聞こえます。あれ…、隣のベッドには私が就寝したときには誰もいなかったような…。

そんな風に寝ぼけていると、その呻き声を発したベッドの男が体を起こした気配を感じたかと思った次の瞬間、苦しそうな呻き声と共にベチャベチャベチャと床に向かって嘔吐したのです( ̄□ ̄;)!!

この一撃は明らかに私のサンダルと荷物に被害を与えていることでしょう!

「てめぇ、コノヤロー(`Δ´)」思わず日本語で怒りの一言!

にもかかわらず、さらにもう一回ボトボトボトとやりやがりました(~_~;)

向かいのベッドで寝ていた洋介さんも起き上がり、慌ててご自身のバッグを避難させています。

次の瞬間、その男は二段ベッドの上段から床に転落しました。あの高さから床に転落すれば下手をすれば大怪我でしょう(>_<)そしてそこでも嘔吐してやがります。

しかし、怒りに苛まれていた私はこの男が怪我をしようがなにしようが知ったことありません。床に転落したなら、その頭に一撃蹴りを食らわせてやろうかと思ったくらいです。

しかし、洋介さんは「えっ、?Are you all right?」って優しい言葉をかけています。信じられないくらいのナイスガイです( ̄□ ̄;)!!

後で聞いたら、体調不良で嘔吐したなら可哀想だと思ったからと言うのですが、明らかにアルコールの臭いがしましたし、いつもあれだけオイニーオイニー言ってる洋介さんがそれに気付かないはずがありません。

この男の紳士さには呆れてしまうくらいです。

私はこの男を叩き起こして掃除させたいと思ったのですが、既に床は吐瀉物で汚れていて、私のサンダルもお釈迦様になられています。朝になるまで移動できないじゃないかと考えているうちに、昨晩遅くに就寝した私は再度眠りに落ちていました。

気付くと何故か私は日本に帰るかどうかの二択に迫られています。私の荷物を見ると大切な物がいろいろと壊れているではありませんか( ̄□ ̄;)!!眼鏡も壊れていて、これではバイクの運転ができません…(;´д`)

すべてが面倒になった私は日本に帰国することを選択します。

日本に帰国後しばらくは家でボケッと過ごしているのですが、不意に日本に帰国したことを後悔します。なんとかロシアに戻れないものかと…。

そこで目が覚めて自分がロシアのドミトリーのベッドで寝ていることに気付くと大変安心しました。

私はまだまだ旅がしたいのです(>_<)

しかし、目が覚めたところで昨晩の悲劇の状況は何ら改善されていません。

マジで、このゲロ吐きクソヤローが目覚めたら猛抗議してやろうと思っていたのですが、一向に目を覚ます気配がありません。

このクソヤローのベッドの下段にはそんなことも意に介さず、イビキをぐぅぐぅ掻いて寝ている欧米系の女性がいます。

昨晩私が就寝するときにはいなかったこと、微かにアルコールの臭いがすることから、このクソヤローの一味に違いないことは明白です。

この惨状に大変不機嫌になっている私に洋介さんが尋ねて来ます。

「コイツらなに人ですかね?」

私からしたらこんな人に迷惑をかけるクソヤローはなに人だろうが関係ないので、「コイツらはただのチンパンジ人です」とだけ答えました。

不機嫌になっている私を少しでも和ませようとしたのか、向かいのベッドから洋介さんが、このクソチンパン人のメスの方の短パンがケツに食い込んでて、ケツ丸出しで寝てますよと言ってきます。

クソチンパン人には全く興味の無い私は、不機嫌にあぁ、そうですかとだけ答えます。

この日はバイカル湖まで行きたいので、とにかく少しでも事態を収拾しようと先ずは状況を確認すると、私の被害はサンダルがお釈迦様、バッグの上に掛けていたモトクロスパンツにも飛散していましたが、その下のバッグにまではほとんど被害が及んでいなかったのは不幸中の幸いでした。

ドミトリーから貸し出されているバスタオルも、私のものは被害を受けていたのを見て、洋介さんが「私はもうこれは使わないので」と洋介さんが借りていたバスタオルを貸してくれました。洋介さんのポーチも多少の被害を受けていたのに、この人は本当に仏様のようにおおらかな人です。

その洋介さんから借りたタオルを水で濡らし取り敢えず被害のあったモトクロスパンツとバッグを拭き取りました。

そうこうしていると、このドミトリーの管理をしているあの優しいおばちゃんがスゴい剣幕で部屋に入ってきて、床に寝ているゲロ吐きクソヤローを思い切り蹴りあげました。

そして、ゲロ吐きクソヤローとその片割れのメスチンパン人の荷物を外に放り出して、「Get out first!」と叫びます。

ゲロ吐きクソヤローは飛び起きて何か言い訳をしようとしていますが、メスチンパン人はそれでも寝ています。

それに対して、怒り心頭のおばちゃんは、短パンが食い込んで丸出しのケツをひっぱたき起こします。

ゲロ吐きクソヤローは何か言い訳をしているのですが、おばちゃんは無視。

メスチンパン人は自分は何もしていないと抗議します。

ロシアでは基本的にどのドミトリーでも飲酒は禁止で、路上での飲酒も法律で禁止されています。

後から聞いた話によると、このチンパン人カップルは路上飲酒もしていたようです。

怒り心頭のおばちゃんはこのメスチンパン人の抗議も受け入れず無理やり外に出します。

するとこのメスチンパン人は「you are crazy!」「fuck you!」「booking zero(このホステルの評価は最低にしてやる)!」と暴言を吐きます。

それでも、荷物を外に放り出して、このメスチンパン人もろとも追い出しました。

そして、それからこのおばちゃんは、英語もロシア語も話せる宿泊客に通訳を頼み、私たちに本当に申し訳なさそうに謝罪してくれました。

おばちゃんは何も悪くないのに(>_<)

その通訳をしてくれた宿泊客が言うには、あのカップルはフランス人で、フランス人はルールも守らないし、マナーもなっていないからダメだと言います。

私は今までフランス人の知人はほとんどいませんので、このバカップルだけを見て全てのフランス人がそうだと思いたくはありませんが、もし、私が海外で何か悪いことをしてしまったら、これだから日本人はダメなんだと言われかねません。肝に銘じたいところです。

ま、しかし、コイツらはフランス人以前にチンパン人ですからね(~_~;)

この出来事はこの旅始まって以来の最悪の出来事ではありました。

しかし、まだギリギリ一緒に洋介さんと一緒にいて、色々と言い合えたことが少しは私の紛らわせてくれ、その意味では本当に良かったです。昨日のオイニーくんに、「昨日はよく眠れたか?」と聞くと、「そう言うなよ( ̄◇ ̄;)」と仕草で返事をします。実に純朴で良いやつじゃないか(๑˃̵ᴗ˂̵)

洋介さんも、あれだけ「ダメだ、コイツ臭すぎる」って言っていたのに、「オイニーなんて全然良いやつだよ。臭いだけの問題なら可愛いもんだ」って言ってましたし。

でも実際問題、大切な物を盗まれた、壊された、怪我をさせられた、強盗に遭ったとかそういったことでは無いので少しはマシですよね(>_<)

ということにしておきますf(^ー^;

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この旅、最悪の出来事への4件のコメント

  1. アバター ツダ
    ツダ コメント投稿者

    ある車が荒い運転をしていたら
    「ああ、あのドライバーはヤバいな」と、なりますけど
    あるロードチャリが荒い運転をしていたら「これだからチャリンカスは…道路から絶滅しろ…」と、なるのと同じですね
    たまったもんじゃなかったと思いますが1つ一生使える笑い話が出来たと思いましょう!(笑)

    • アバター hide
      hide コメント投稿者

      いやぁ、やられたときはコイツおもくそ蹴り上げてやろうか(怒)って思いましたが、思っていたよりも被害は小さく、おばちゃんが、死ぬほど怒鳴り散らしてくれましたからね(>_<) 今となっては笑い話です(o^O^o)

  2. アバター tetsu
    tetsu コメント投稿者

    楽しそーーーーー!!笑

    • アバター hide
      hide コメント投稿者

      いや、やられたらたまったものではありません。
      本気で殺意を覚えました(-_-#)