7/11(木)東京出発33日目、 モンゴル7日目
ウランバートル

この日は、洋介さんがモンゴル入国すぐに知り合ったモンゴル人のバイールさんのお誘いを受けて、年に一度のモンゴル最大のお祭り、ナーダムに行くことにしました。
バイールさんからはとりあえずウランバートルの中心部まで来て欲しいと言われていたので、リラックスハウスの目の前のバス停から出ているバスに乗ることにしました。
途中、数人の若者などが乗ってきましたが、この日はモンゴルの国民の休日のためか、乗客はほとんど乗っては来ませんでした。
途中、バスは扉を開いたまま走行していましたが、モンゴルでは細かいことはいちいち気にしません。

細かいことは気にしない(o^O^o)
市街に着いてバスから降りた私たちはお金を払っていません…(>_<)これどうやってお金を払うのでしょうか??
帰りのバスに乗車したときに知ったのですが、乗車したときに500トゥグルク(約20円)支払うと、路線バスは距離に関係なく乗れるようです。
でも、行きのバスに乗車したときに、運転手さんにどうするのか身ぶり手振りで訴えたのですが、そのまま乗れって言われました。おそらく言葉の通じない外国人相手が面倒だったのか、タダで乗せてくれたみたいです。モンゴルでは細かいことはいちいち気にしません(>_<)
市街に着いてバイールさんと合流してそこから歩きでナーダムの会場に向かいます。車でも行けなくないみたいですが、大渋滞していたので、歩いた方が全然早いということみたいです。
途中、パトカーに先導された車が歩行者を遮って通過していきます。
するとバイールさんが「プレジデント、プレジデント」と言います。
おぉ、大統領も来てるのかぁと感心します。その割には警備は手薄な感も否めませんでしたが…。
会場に着くなりスゴい人混みです。
途中にテレビ局でしょうか、モニターに青いモンゴルの伝統的な衣装を着た男性が写っています。
これに対してまたバイールさんが「プレジデント、プレジデント」と言います。
そのモニターに写し出された男性を洋介さんが写メに撮り、日本に留学されているというバイールさんの娘さんに、「これ、大統領ですか?」と送ると、「いいえ、違います。」との返事が来ました。
バイールさん…(;´д`)
私もアホみたいにありがたがって、モニターの男性の写真撮っちゃいましたよ(-_-#)

そんな風にモニターを見ていると何やら怪しげな男が私のもとに来て勝手に私の似顔絵を描き始めます。
「お金は払わないからね」と言っても関係なく私の顔を描き続けます。
バイールさんも覗き込んで見ています。
ある程度描かせたところで、さぁ、とバイールさんは歩き始めます。
私たちもそれについていくと、(;-ω-)ノ待て待てとその男は必死についてこようとするのですが、バイールさんは無視してその男を置き去りにしました。
このバイールさんって本当に大丈夫なのか(-_-#)
そしてこの時点で私たちはまだナーダムのチケットを買っていなかったのですが、前日の時点でチケットは100,000トゥグルク(約4,000円)と聞いていました。
ナーダムのチケットは当日手にいれるのは難しいような話を聞いていたので、大丈夫かな?と思っていたのですが、案の定、バイールさん、ダフ屋らしき男に話しかけています。
そして、事前に言われていたように私たちは一人100,000トゥグルク支払うと無事チケットを手に入れることができました。
チケットを見るとチケットは二枚セットで8,000トゥグルクと2,000トゥグルクとそれぞれに書いてあります。
バイールさんは、8,000+2,000で100,000だと言います…(;´д`)
いやいや、おかしいでしょ…(-_-#)

ただ、後で調べたところによると、旅行会社を通じてナーダムに参加すると最低価格でも10,000円以上することがわかったので、バイールさんはきっとだいぶ安くチケットを手に入れられるように手配してくれたようでした(>_<)
そもそもナーダムのチケットはなかなか手に入れられないみたいですしね(>_<)
会場に入ろうと入り口に向かうと、何やらバイールさん、警備の人と揉めています。
おそらくバイールさん、「俺はこの二人のガイドだから俺はタダで会場に入れろ」って言っているようです。
本当にこの人はめちゃくちゃです(-_-#)
当然そんなものは認められるわけもなく、結局私と洋介さん二人で会場に入りました。
会場に入ると、それはもうひどい人混みです。警備の若い女性が私たちを席に案内してくれます。
私たちの席なのか、その警備の女性がすでに着席している欧米系の老夫婦に向かって、その席を退くように促しています。でも、そのご主人さんの方が、この席は私と私の妻の席ですよと言って譲りません。
私がチケットを確認すると、その一列後ろのモンゴル人らしき人が座っている席がどうやら私たちの席のようです。
そのことを伝えると、あっさりとそのモンゴル人らしき二人は退いてくれました。
席に座れたは良いものの、会場は大混雑です(>_<)
コイツら本当にチケット持ってるのか?どさくさに紛れて勝手に入って来てるんじゃないか?っていう輩が通路の階段にまで座っています。
しばらくすると、バイールさんも会場に入って来て、私の隣の通路の階段に腰を掛けます。絶対にこの人、チケット買ってないですよね(-_-#)
しかも、階段にすら座れなかったモンゴル人親子から子供を奪うと自分の膝の上に座らせました。確かに優しい人なのでしょうが、この人たち何でもアリなんですね(-_-#)
しかし、ショー自体は私は大満足でした。
騎馬隊のパフォーマンスなどは迫力がありましたし、この会場の雰囲気を味わえただけでも行って良かったです。

この会場自体はそのままモンゴル相撲の会場になり、私のすぐに斜め後ろで選手らしき人が準備をしていました。

強そうですね(o^O^o)
さすがに国内最大のお祭りの大会に参加する選手だけあって強そうですね(>_<)
この日出場した選手の中から将来の朝青龍や白鳳が誕生するのでしょうか?

途中、雨に降られたりもしましたが、満足な1日でした。
ちなみにバイールさんのこと、胡散臭く書いてしまいましたが、実際にはすごくいい人ですよ。
洋介さんもリラックスハウスに来るまでにたくさんもてなしてもらったようで、食事代などは一切出させてもらえなかったと言っていました。
私もこの日の昼食はバイールさんが注文して持って来てくれ、お金を払っていません(>_<)
それに対して洋介さんは、「バイールもお金払ってないんじゃないか?」って言っていましたけれども…。
なんだかんだで、ちょうどナーダムのあるときにウランバートルにいることができて、更に実際に見に行けたことは本当にラッキーでした(o^O^o)
このギャラリーは、7 枚の画像があります 写真 他