7/18(木)東京出発40日目、モンゴル14日目 ウランバートル 味戸さんゲストハウスにて
ゴビ砂漠から味戸さんのゲストハウスに戻った次の日、嬉しい知らせが舞い込みます。
皆さんはこの男を覚えていますでしょうか?その男とはオフローダーの聖地である骨の道に単独で挑戦した炎の男、大澤孝将でございます。
嬉しい知らせとは、この日、その大澤さんがこの味戸さんのゲストハウスに来るというのです。フェリーで一緒になって、ウラジオストクで別れて以来の再会です。
夕方、庭で味戸さんと奥様の話声が聴こえて来ます。
味戸さん:「誰〜?来たの、日本人?」
奥様:「そうですー。」
これは大澤さんに違いないと慌てて表に飛び出します。
するとゲートをくぐり、歴戦の勇者よろしく、その過酷な道のりを容易に想像させる泥だらけのKTM1190が現れました!


「うぉー!」と言いながら両手を振って出迎えます。
大澤さん、バイクを降りるなり言います。「なんか、ブレーキ効かないと思ったらフォークオイルが漏れて、ブレーキパッドにしみちゃってるんですよね(๑˃̵ᴗ˂̵)」

しかもだいぶ鼻声です。どうやら風邪を引いているようです。満身創痍のはずなのに、テンション高くて楽しくて仕方ないのが伝わってきます。
この男は言います。「ライダースブーツの中なんて、水虫天国ですよ!クソフェリーの中でいきなり移されたし!水虫じゃないライダーなんて嘘つきかライダーじゃないかのどっちかですから!」

私はチタで水虫の薬を買ってから、症状は治り、おそらくほぼ完治はしていますが、水虫になった私を洋介さんはだいぶ笑い者にしていました。
ほら!男、大澤さんも水虫になったらしいですよー(๑˃̵ᴗ˂̵)
この後、数日間、大澤さんは風邪で療養するのですが、その間もずっと西モンゴルや中央アジアに対する熱い思いを熱弁していました。
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