旅の目的…

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7/27(土)東京出発49日目、モンゴル23日目、ロシア2回目1日目

ウルギー~コシアガチ 走行距離163km

ウルギーからコシアガチ

この日はモンゴルから再度ロシアに入る国境越えです。この日は土曜日で、日曜日は国境は休み、月曜日はその反動で大混雑するという話ですので、この日に行かないと国境越えが火曜日になってしまう恐れがあります。

我々とは反対方向のロシアからウルギーに来たツーリストの話によるとこの国境で11時間待たされたという話もあったそうです。

国境で長時間取られてしまうと、通過後に宿探しなどが大変なため、国境が開く8:00までに到着できるように行こうと、朝5:00に起床して出発します。

まだ日が昇りきらないうちに荷物をバイクに積むと出発します。

このとき、まだ朝早いにも関わらず、ゲストハウスのおばちゃんが出てきてくれ、洋介さんところに来て笑顔で見送ります。本当にこの男はどこに行っても誰からも好かれて感心するばかりです。

冬の装いで出発しますが、先頭を走るアシムも手がかじかんでしまい、こまめに休憩を取りながら進んで行きます。

アシムと洋介さんと一緒に走ってみて、心から二人の走りに感心します。

二人ともバイクがオフロードを走るように作られていないものですので、ダートに入ると、ゆっくり細心の注意を払って進みます。バイクに負担がかからないようにゆっくりと、そして地面に穴があれば丁寧に避けて走ります。

舗装路でも決して無理はしません。

スピードも控え目で、こまめに休憩を挟み、キレイな景色があればバイクを停めて写真を撮ります。

キレイな景色があると立ち止まって写真を撮ったりします

コレが彼らの旅のスタイルであり、彼ら自身は無意識のうちに自分たちの旅の目的をきちんと把握しているのでしょう。

アシムは自身のルーツであるインドまで、洋介さんは旅の最終目的地である南アフリカまで無事に到着することを大切にしています。そのために不要なリスクは取らず、バイクに負担をかけず、決して急がず慌てず、それでいて景色を楽しみながらゆったりと(o^O^o)

一方の大澤さんは大澤さんで海外のオフロードを走るという明確な目的を持って大陸に渡り、結果は途中リタイアを余儀なくされてしまいましたが、それは自身の目的のために果敢に攻め続けた結果であり、首尾一貫して旅の目的を貫き通していたと感じます。

私は全てが中途半端でした。

オフロードを走り始めると楽しくなり始めて、テネレに無駄な負荷をかけていたり、一方で景色を楽しむこともなくバカみたいにスピードを出して通過してみたり…(-_-#)

洋介さんとアシムと一緒に走ってやっと気づきました。毎日500kmも600kmも走ることないのです。自分のペースでゆっくりと走って行けば。

私が洋介さんに「毎日バイクで走って宿の心配をして、それの繰り返しの毎日で、何のために旅に出たのかわからなくなっている」と言ったときに、洋介さんは答えました。

「それだけだって十分過ぎることなんじゃないんですか?そもそも旅に出るのに理由や目的なんて要りますか?旅をしているうちに何かを見つけるかもしれません。何も見つけられないかもしれません。旅ってそういうものではありませんか?それじゃいけないんですか?」

こうやって奢らず焦らず時の流れに身を任せてゆったりとにこやかに過ごすから、彼の周りには人が集まるのでしょう。

私はずっとずっと何かに追われて生きてきたように思います。あれもしなきゃこれもしなきゃ(>_<)

もっと楽しまなきゃ、もっと経験しなきゃ、…しやきゃ、しなきゃ…(>_<)

旅に出て一月半、何もできずに何もせずに時間だけが過ぎて、コレのためにたくさんの時間と労力とお金を費やしてきたのに何をやってるんだか(-_-#)って情けなくも思ったりしましたけれど、それでも思い出すだけでもたくさんの人に会えました。

まだ旅は始まったばかり。これからの旅は否定することから始めるのではなく、肯定することから始めようと思います。

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旅の目的…への2件のコメント

  1. アバター たなべ
    たなべ コメント投稿者

    ヒデさん、読んでる&見てるよ~。足折れてなくて、よかったね。一人だと、くじけるよねぇ。。
    自分では行けない場所をyoutubeで見られて、楽しいよ。タイトルも面白いね。(^^)

    • アバター hide
      hide コメント投稿者

      たなべさん
      コメントありがとうございます!!
      西モンゴルでは最初は良かったのですが、大雨にやられて道も分らなくなって、寒さにもやられて、人がいないところを延々と走っていくという状況に思わず心が折れそうになってしまいました。
      まだまだこれからもいろいろとあるとは思いますが、楽しみながらいろいろなところに行きたいと思います!