モンゴル編 総括

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次回からロシア2回目のお話に入りますが、その前に一旦、モンゴル編を総括したいと思います。

前半は味戸さんのゲストハウスでバイクのメンテナンスと自分自身の体の休養をしました。その後ゴビ砂漠に行き、再び味戸さんのゲストハウスで準備を整えた後西モンゴルを通過してロシアに入るという経路でした。

味戸さんには本当に良くしてもらい、このゲストハウスではルイージさんスーザンさん夫妻韓国人のカンさんパークさんコンビ、このブログには登場しませんでしたが兵庫から来ていたセロー乗りの宮崎さんといった方々との素敵な出会いと涙の別れがありました。

味戸さんとルイージさんの感動の別れ
パークさん(中央)、カンさん(右)と一緒に

そしてモンゴルではなんと言ってもその雄大な自然に圧倒されっぱなしでした。ときにはその雄大さに感動し、ときにはその厳しさにヘコタレそうになりました。

雄大な砂丘

【モンゴル人】

都市部(ウランバートル)にいる若者たちのパッと見のファッションや雰囲気は日本人にかなり近いものを感じます。見た目に関しては日本人とかなり近いのですが、少し(数百km )都心部から離れると一気に生活様式が変わり、ゲルで生活をしていたり民族衣装を着ていたりします。

私の前に突如現れた遊牧民。
その出で立ちに誇り高き騎馬民族の片鱗を感じます

私の出会ったモンゴル人は総じて親日的な印象を受けました。

優しく親切にしてくれる方が多いのですが、ロシア人に比べてしまうと、一つ一つことに対する緻密さや丁寧さは欠けるのかもしれません。ただ、その点はロシア人が優れ過ぎているため、比較対照がいけないと思われます。

貧富の差が大きく、ウランバートルではレクサスやベンツといった高級車がたくさん走る一方で、昔ながらの生活をしている人もいます。

外国人というだけでお金持ちと見なす人も多いらしく、なんとかお金を取ろうと考える人もいるので、その点は気を付けるようにとはあらゆるところで言われました。

英語についてはロシアよりは全然通じると言われましたが、ウランバートル以外ではあまり通じませんでした。

英語を話したい少女

たまに英語ができると言って通訳を買って出てくれる人もいるのですが、30代以上の方は訛りがキツすぎて何を言っているのか聞き取るのに苦労することが多かったです。20代前半以前の方で英語を話せる方はとてもキレイな英語を話す印象を受けました。

【食事】

田舎の食堂ですと、ほとんどがツォイバンという焼きうどんのようなものしか食べることができません。麺はコシがなくパサパサしていて、油がキツいです。

美味しいお店は美味しいのですが、ヒドイところですと食べるのはかなりキツイときもありました。

トソンチェンゲルの食堂のおっちゃんは優しかったし、料理も美味しかったな(o^O^o)

アシムはコレがダメで、モンゴルに対する印象はかなり悪かったようです。

この国もコーヒーよりも紅茶文化です。紅茶には大量のミルクが入っていることがあり、最初はお茶とは違う飲み物が出てきたのではないかと見間違うほどでした。

何だ?この白い液体は…?まさか馬乳酒じゃないだろうな…(-_-#)
と心配しましたが、ミルクティでした(^o^)

さらに塩が入っていることも多く、お店によってはミルクと塩のせいで、お茶というよりもスープかと思うようなものもありました。

モンゴルの伝統的な飲み物で馬の乳を発行させて馬乳酒という飲み物があります。

もしモンゴルに行かれる方がいらっしゃいましたら、是非ともこれにはチャレンジしてみていただきたいです。

私はあまりの酸味の強さに噴き出すかと思いました。ただしアルコール度数も高いということでしたので、お酒が飲めない方は特に気を付けてください。

【物価】

日本の5割くらいの印象でしょうか?サービスレベルを考えると全然安くありません。

味戸さんに聞くと、肉や牛乳といった食品は日本の方が安いくらいだとおっしゃっていました。

食堂で食事をしても300円~くらいになるので、5~600円で食べられる日本の定食屋ってむしろスゴいなって思ってしまいます。

【治安】

日没が遅いせいか、私がモンゴルにいた時期は夏休みでもあったことから夜遅くまで子供が外で遊んでいました。

モンゴルで初めて泊まったホテルでは夜遅くまでたくさんの子供たちが遊んでいました

モンゴルでも特段トラブルに巻き込まれるということもなかったので、治安の悪さを感じることはありませんでした。

ただ、ナーダムに出掛けたときは、スリやひったくりに気を付けるように再三の注意を受けました。急速に発展しているウランバートルでは貧富の格差が大きく、その辺りであまり治安が良いとは言えないのかもしれません。

【道路】

予想以上に舗装路が多いです。舗装路でも穴ボコだらけのところもあるので、そういったところは注意して走る必要があります。

また、急に工事が始まりメイン道路が走れなくなって迂回しないとならなくなることがあるので、その辺りは情報を集めながら進む必要があるかもしれません。

ウランバートルを含む東側の大きな道はかなり舗装されていますが、西側および南に位置するゴビ砂漠の辺りはまだまだ舗装されていません。

幾つにも別れた轍を選択しながら走る必要があるので、慎重に走る必要があります。特に雨が降ると一気に道路状況は変わるので注意が必要です。

私は後半の西モンゴルでは、豪雨に見舞われ、相当に苦しめられました。

モンゴルの西側は山がちで、天気が急変することも多いのでなかなか読めないのですが、それでも極力雨の日の移動は避けた方が良いかもしれません。

雨が激しく降ると、周りに車も見ることが無くなったので、地元の人ですら運転を控えるのかもしれません。

私は正直命の危険すら感じました。

【夏の気候】

湿度が低くカラっとしているので、そこまでの暑さは感じません。味戸さんが言うにもウランバートルではだいたい30℃くらいまでしか上がらないので、比較的過ごしやすいですよとのことでした。

今までは夏の間は雨もほとんど降らなかったそうですが、ここ2~3年は毎年のようにスコールのような雨が急に降ったりするようになったそうです。

また朝晩は冷え込みますので、特にゲル泊等をされる方は防寒をしっかりした方が良いです。

ゲルは寒いので夏でも朝晩は焚き火をします

モンゴルの西側は標高が高く、昼間でも寒いです。雨が降れば一桁代の気温も普通にあると思います。

これにはサスガに参りました。雨の日にモンゴルの西側を走る方は防寒をしっかりしないと大変な思いをするかもしれません。

アルタイより西側は寒くて寒くて日本から持参したスキーウェアを着てなんとか凌ぐことができました

【総評】

なんと言っても雄大な自然に圧倒されます。モンゴルはそれに尽きます。

山があって牧草地帯にヤギや羊、馬がいてといった皆さんが想像するモンゴルの景色だけでなく、南に行けばゴビ砂漠、西に行けばこれでもかと言うほど大きな岩山など、どんどん移り変わる景色に圧倒されます。

近年ではウランバートルの治安が悪くなってきているなんて言われているようですが、それ以外の地域では比較的治安も良いので、そういった意味でも旅行しやすい国かもしれません。

夜営するときは、私は人よりも野生動物に気を付けるように言われました。

ゴビ砂漠で夜営したときも、最初に選んだ場所は、ガイドから、ここは野生動物が出るからやめましょうと言われました。

ヤギや羊といった家畜が多いので、狼といった野性動物もいるようです。

その辺りは素人には判断ができないので、食べ物のゴミなどは、テントから離れた場所に置いて、出発の時に回収するなどの対策をする必要があるのかもしれませんね。

後半、特に苦しい思いをしたので、モンゴルも思い出深い国になりました。

いつかゴビ砂漠などもバイクで走ってみたいとは思うのですが、開発がどんどん進み、後になればなるほどこの国も変わって行ってしまうのかなぁなんて思うと少し寂しく思います。

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