これは私の旅

Facebook にシェア
Pocket

8/5(月)東京出発58日目、カザフスタン3日目、パブロダル~ヌルスルタン(アスタナ)走行距離440km

パブロダルからヌルスルタン(アスタナ)

この日はカザフスタンの首都ヌルスルタンを目指します。もともとカザフスタンの首都は南部に位置するアルマトイだったのですが、数年前にこのヌルスルタンに遷都したそうです。そして、今年(2019年)から都市の名前もアスタナからヌルスルタンに変わったということで、もしかしたらヌルスルタンよりもアスタナの方が聞きなれている方もいらっしゃるかもしれませんね。

朝、パブロダルの宿を出発するときに、アシムがこの近くに大きくて綺麗なモスクがあるのでそこに寄り道して行こうと提案します。

もちろん断る理由もなく、私と洋介さんもアシムに付いていきます。

エメラルドグリーンで大きなモスク。

確かに美しいです。

確かに美しい建物です

でも私はこのような建物を見ると考えてしまいます。モスクとはイスラム教の礼拝堂を指すのですが、こんな立派な建物を建てることができるなら、そのお金を少しでも貧しいムスリムのために使えないものなのかと。

もちろんムスリム(イスラム教徒)にとってモスクは大切なものであり、この存在が大きな心の安らぎを与えてくれるのかもしれません。

しかし、心の美しくない私はどうもこのような建物を見ると一部の権力者のためにお金が使われているのではないかと勘繰ってしまうのです。もともと私自身が建築物にそれほど興味がないからかもしれませんが、そう思うとあまり楽しめないのです。

モスクの中には入らずに外観だけ眺めてそのままヌルスルタンを目指します。

カザフスタンの首都ヌルスルタンまでの道のりは大変綺麗な舗装路が続きます。

思っていた以上に走りやすい道が続きます

実はこの数日前、洋介さんに私の今後の旅程を聞かれていました。私は基本的に旅程とか決めていないので答えようが無かったのですが、正直私はこのままで良いのか考えている最中でした。

ロシアのウランウデで洋介さんと別れて以来、モンゴルではナーダムに行ったとき以外は基本的に一人で行動していました。そしてまたウルギーで洋介さんとアシムと合流し一週間ほど共に行動しています。

私は大雑把な旅程は決めていても(どの国に行こう程度)どの道を通ってどの都市に行くとかは決めていません。しかしアシムはオートバイの特性(完全なスポーツバイクでオフロードは得意ではないタイプです。SUZUKIのGSX)と、いつまでにインドに行くという制約があるため、道のコンディションやどこに何があるなどかなりのリサーチをしています。

実際この二人といるのは、走ってる時も食事のときも楽しいですし、一人でいるよりもよっぽど安心感があるのですが、今は単にアシムに付いて行っているだけで、これでは私は何のためにわざわざ海外をオートバイで走っているのかわからないのです。

洋介さんからこのとき、アシムがスケジュール的にパミールハイウェイかウズベキスタンどちらかを選択しないと厳しくなっていて、アシムとしてはウズベキスタンの方が行きたいと思っているようだと聞きました。

私はパミールハイウェイは外せないと思っていて、洋介さんもパミールハイウェイには行きたいけど、如何せんモンキーで一人でパミールハイウェイに行くのはリスクがあるので、私がもし細かいことを決めていないなら一緒に行かないかという提案を受けていました。

このときはそういうことなら一緒に行きましょうと返事をしていました。

しかし、この日の前日にアシムから、ウズベキスタンにはまたの機会に飛行機ででも行けるけど、パミールハイウェイにはオートバイで来ている今回しかチャンスがないので、やはりパミールハイウェイに行こうと思うという話を聞きました。

そうなってくると私がこの二人とずっと一緒にいる理由は無くなりますし、バイクの特性や旅に対する考え方などを考慮するといつまでも一緒にいるわけにはいかないなと思うのです。

モンゴルで泣きが入って、二人に会ってほっとして、この一週間安心で楽しい時間を過ごしてきましたが、近々二人にお別れを告げないとならないとこの日決意するのです。

そのことをいつ告げて、いつから私は一人になるのか?この日から私の脳裏にはそのことが常に付きまとうのでした。

Facebook にシェア
Pocket

このギャラリーは、3 枚の画像があります  写真 他