カザフスタンのライダースクラブの助け

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8/6(火)東京出発59日目、カザフスタン4日目 ヌルスルタン

カザフスタンの首都であるヌルスルタンに到着した我々はいったんここで休息を挟みます。

大きな都市でもないとなかなか旅に必要なものを購入することが難しいからです。私はモンゴルあたりからバイク用のグローブに穴が空いてしまいどこかで購入したかったのですが、なかなか良いものが見つからずここまで来てしまっていました。

ライダースグローブに穴が空いてしまっていました

もともとオートバイを生活の道具としてではなく、純粋に楽しむための乗り物として購入できるような人たちはロシアでもモンゴルでも少数しかおらず、ここカザフスタンでもそれは同様であろうと思われます。したがってオートバイ用品を入手するのはカザフスタンでも難しいだろうと考えていました。

しかし、アシムがヌルスルタンのライダースクラブの人たちとコンタクトを取っていて、私がオートバイのグローブを探しているというと、その中の方が手伝ってくれると申し出てくれたのです。

朝、わざわざホテルまで車で迎えに来てくれます。

挨拶をするとすぐに手の大きさはどのくらいかと聞かれました。手を見せると「わかった」と言い、車を走らせます。

10分程度走ると車を停車させて少しここで待っていてくれと言います。

数分して戻って来た彼の手には二つのライダースグローブ。

ブランド物で日本で購入してもかなりの価格のするものです。それを「for you」と言って差し出してくれます。

高価なグローブを差し出してくれます

この方の名前はミハエル(例のごとく写真は撮り損ねてしまいました((+_+)))。彼はつい先日までオートバイを所持していたようですが、経済的な理由で手放したということでした。

もう使わなくなったものとは言え、こんなに高価なものを迷いもなく差し出してくれたことに一瞬言葉を失ってしまいました。

「いくらですか?」と聞いても「フリー(無料だ)。プレゼントだよ」と答えます。

そして「良い旅を。そして私のプレゼントがあなたの旅を助けることを願っています」と…。

カザフスタンの一人当たりのGDPは日本の約1/5。オートバイを所持していたくらいの経済力があったとしても、相当高価なものには違いありません。

現時点で私が彼に返せるものは残念ながら持ち合わせていません。日本に帰ったら必ず何かお礼を送ろうと心に誓い、ただただ「ありがとう」というしかありませんでした。

 

ホテルに戻ると、私がグローブをもらっている間にアシムは散髪に行っていました。洋介さんも前々から散髪に行きたいと言っていたので、二人で地元の床屋に散髪に行くことにしました。

扉を開けて入ると左側が女性、右側が男性と別れているようで、洋介さんが先に男性側の席に通されました。

私はソファに腰かけて待っていると、すぐに左側の女性が声を掛けてきました。お客さんだと思っていた、椅子に座ってスマホをいじっていた若い女性は実は従業員だったようです。

こっちは女性用じゃないのかと聞いてみましたが、いいから座れと促されます。お姉さん注文も聞かずに何の迷いもなくガシガシ切っていきます。途中スマホで電話しながら鋏を入れるので少し怖いです。

しかし、ものの10分もしないうちにあっという間に仕上げてしまいました。全体的に短くしてくれたようで、なかなか悪くない出来映えでした。そしてたったの1,000テンゲ(約280円)。

洋介さんの方が時間がかかっているらしく、私は先に会計を済ませて待っています。

少し時間をおいて洋介さんも終わったようでこちらに来たのですが大変不機嫌です。

「あのヤロウ!勝手に角刈りにしやがって!こっちはせっかく旅に出たんだからツーブロックの線まで入れてロン毛にしようと思ってたのに台無しじゃねぇか!これじゃ寿司屋のみならいじゃねぇか!」

不機嫌な洋介さん

その不機嫌な感じは面白いからいいですけど、その土地の流行りの髪形になるのもおもしろいではないですか。

元気出せよ、アイボウ(^^)/

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カザフスタンのライダースクラブの助けへの2件のコメント

  1. アバター ちゃま
    ちゃま コメント投稿者

    猿ヶ島で一緒に遊んだちゃまです。
    楽しく見させてもらってます。
    まだまだ先は長そうですが、健康第一で楽しんでくださいませ。

    • アバター hide
      hide コメント投稿者

      ちゃまさん!
      お久しぶりです!
      ブログ読んでくださっているようでありがとうございます!
      先日パミールハイウェイを走り終えてちょっと燃え尽き症候群気味ですけど、また新たな出会いを求めて進んで行きます!