8/9(金)東京出発62日目、カザフスタン7日目、カラカンダ~バラカシ 走行距離287km

この日はカザフスタン最大の湖、バルハシ湖のほとりのバラカシという町を目指します。
このバラカシという町はリゾート地のようでネットで調べても手ごろな宿を見つけることができていませんでした。
3人で宿を見つけるのは難しいだろうという思いがあったのと、湖の近くにキャンプできそうな場所があるというのを見つけていたので、湖のほとりでキャンプするのも良さそうだと思い、2人にそのように告げて、私は一人、そのキャンプができそうな場所を目指すことにしました。
しかしそこに行ってみるとその場所は海の家のようなものが数件あって大音量で音楽を流し、たくさんの遊泳客でにぎわうビーチでした。


こんなところでキャンプなど到底できないと思い、再度バラカシに戻り宿探しをすることにしました。
町に入ってみるとすぐに良さそうな宿を見つけることができたためそちらに行ってみると、そこには見慣れたスズキGSXとHONDAモンキーくんがいるではないですか(^^)/
ラッキーと思いその宿のレセプションに行くと、シングルルームは私の許容金額の倍ほどしたため、仕方ないと諦めバイクのところに戻りました。
するとすぐに中からホテルの従業員のかわいらしいお姉さんが追いかけてきます。
このお姉さんは英語が堪能で大変助かります。
「あなたはこのオートバイの二人と知り合いなの?だったらこの二人の部屋にもう一つ簡易ベッドを入れてこの値段ならどう?」と提案してくれます。
それは願ったり叶ったりです。洋介さんとアシムはすでに夕飯に出てしまっていたのですが二人に連絡をしてみるともちろんOKとの返事をくれます。
お姉さんがマスターキーで二人の部屋を開けようとしてくれたのですが、他の男性の従業員が本人たちの許可なく勝手に部屋を開けてはだめだよとたしなめます。
仕方ないのでホテルのエントランスで二人の帰りを待つことにしました。
このホテルの従業員たちはみんなニコニコ楽しそうに仕事をしていてとても気持ちが良いです。勝手に鍵を開けてはだめだよと言った男性従業員も「本当に日本からオートバイで来たの?驚きだなぁ」なんて気さくに話しかけてくれます。
そして何が楽しいって、私に3人部屋にしてくれるように提案してくれたかわいらしいお姉さんが私にとても好意的であったことです。
この小柄で笑顔と八重歯が輝くとても可愛らしいお姉さんが私にいろいろと質問をしてくれます。(このお姉さんは例えるなら芸能人でいう若いころの田中律子のような雰囲気です。)
年齢を聞かれて38歳だと答えると、信じられないといった表情で「あなたはとても若く見えるわ」と言ってくれます。そして「結婚はしているの?」と聞かれたので、していないと答えると、満面の笑顔で「why!」と言ってくれるのです。
楽しくて仕方ありません。
そして遂には「一緒に写真撮ってよ」だって!(^^)!
きっとこのときの私はブラゴヴェシチェンスクでタチアナと一緒に写真を撮ったときの洋介さんのようにニヤけヅラのバカタレ顔だったことでしょう。天罰がくだらないことを祈るばかりです。
しかし、私としたことが痛恨のミスをするのです。せっかく一緒に写真を撮ったのだから私のスマホでも一緒に撮れば良かったのですが、舞い上がってしまっていた私はついうっかりしてしまっていたのです。
でも次の日の朝にでも一緒に撮ってもらえば良いかと思いその日は就寝したのですが、次の日にはそのお姉さんの姿は見えずに結局私のスマホで一緒に写真を撮ることは叶いませんでした…。
読者の皆さんごめんなさい。こんな楽しそうな私の姿を写真に収めることができなくて…。
でもこの日はこの旅に出て私にとって一番楽しい日でした!(^^)!
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お姉さんの写真を読みながら期待した僕、爆死
すみませんでした(;´д`)
安定の写真下手です(>_<)