私の夢見た光景

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8/23(金)東京出発77日目、タジキスタン1日目 サリタシュ~ムルガブ 走行距離243km

サリタシュからムルガブ

マイケルのオートバイのエアフィルタを靴下で代用するというトリッキーな対策でトラブルを乗り越えた?私たちはそのままタジキスタン側の国境を目指します。

靴下をエアフィルタ代わりにするという画期的な応急処置( ̄□ ̄;)!!

この国境では賄賂を要求されたなんていう話も耳にしていたので多少心配もしていたのですが、ロシア国籍のダニエルとアルティナがいることは大変心強く、入国に10ドルの税金がかかると言われたときも、ロシア語で詳細を確認してくれて正規のものであるという確証を取ってくれました。

私たち四人の手続きが終わる頃にKTM adventure690に乗った陽気なスイス人ライダーがこのタジキスタン側の国境にやって来ました。

どうやらマイケルとオシュで同じ宿に泊まっていたようで顔見知りのようです。

彼の手続きはこれからなので、挨拶だけして私たちは先に進むことにしました。

タジキスタンの国境を出ると、ここからは本格的に夢に見たパミールハイウェイが始まります。

標高4,000mを越えるこのエリアには生き物の形跡はなく、ただ岩肌の見えた山の世界。

ここは本当に地球なのだろうかという錯覚に陥ります。

砂煙を上げて先代テネレとアフリカツインと一緒に走ります。

この瞬間、私の全身の血液が逆流したかのような感動に包まれました。

世界をオートバイで走ると初めて考えたときになんとなくイメージしたその光景が今この瞬間に眼前に広がっていたのです。

イメージと言ってもただ漠然としたものでしかなかったのですが、この光景はそれをはっきりとくっきりと具現化したものでした。

思わず「うぉぉぉぉい!」と雄叫びを上げてしまいます。

3台のアドベンチャーバイクで砂煙を上げながら大地に3本のラインを残して滑走します。こんなのyoutubeでしか見たことないです。それを自分のオートバイでやっているのです。

感動が私の脳天を突き抜けていきます!

スゴいスゴいスゴい!

世界ってスゴい!

地球ってスゴい!

そしてここまでの感動はマイケルとダニエルとアルティナがいなければ得られなかったと思います。

私一人だったらここまでの感動はなかったと思います。

マイケルとダニエルとアルティナとそして3人に巡り会わせてくれた偶然に心から感謝をして。

 

カラクル湖に到着して休憩を取ります。

カラクルで一旦休憩を取ります

ここも真っ青で美しい場所です。まるで私たちだけが絵本の中に取り込まれてしまったかのような錯覚に陥ります。

真っ青な湖がまるで絵本の中に取り込まれてしまったかのような錯覚に陥れます

なぜか水辺には繋がれたドンキーがいました。

アルティナとマイケルが順番に一緒に記念撮影をしています。

アルティナとドンキー
マイケルもドンキーと一緒に記念撮影

するとアルティナが「ヒデ、ヒデの写真も撮るわよ」と言ってくれます。

私の写真もアルティナが撮ってくれました

ダニエルとアルティナはスゴく私のことを気にかけてくれます。

この写真もダニエルが前から撮ってくれました

カラクルで休憩をしているとタジキスタンの国境で後から来たKTM adventure 690のスイス人ライダー、アントニオが追い付いて来ました。

彼もここで我々のパーティに加わります。

カラクルから出発してしばらく走るとついに来ました。パミールハイウェイの最高標高地点。4,655mです。

マイケルのガーミンで確認した最高地点の標高

ここで停まって写真を撮ります。

ここでもダニエルが「ヒデ、写真撮るよ」って言ってくれます。

アホみたいな万歳(;´д`)

でも、私はみんなと一緒に撮りたいです。

ダニエルに一緒に撮ろうよって言うと、マイケルとアントニオも加わります。

ダニエルが言います。「ヒデ!お前が真ん中に写れよ!」

こんなにも存在を認めてくれて気を使ってくれて、嬉しくて思わず涙がこぼれてしまいそうでした。

こんなんで泣いてたら意味がわからないと思うので、必死に笑った顔を作って写真に写ります。

この写真、大丈夫でしょうか?私はちゃんと笑えてますか??

私はちゃんと笑えていますか??って小さくてわからないですね( ̄□ ̄;)!!
我々がキャッキャ、キャッキャはしゃいでいたので、地元の子どもたちが見に来ました\(^_^)/
私はみんながいるっていう、ただそれだけで嬉しかったです(>_<)

今回の旅でこれほどの感動と喜びが待っていようとは今までずっと思っていませんでした。

オシュでダニエルとアルティナと出会い、サリタシュでマイケルと合流し、カラクルでアントニオが加わって、楽しくて楽しくて仕方のないパミールハイウェイになりました。

パミールハイウェイを走るのはおそらくほんの数日間でしかありません。

でもこの時間が一生続けば良いのに!って思ってしまうほど素敵な時間でした。

 

この日はこのままムルガブの町まで行きました。

そして、次の日もこのメンバーで過ごす素敵な時間が待っているのでした。

 

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