私を疑いの目で見ないでください

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9/29(日)、9/30(月)東京出発113、114日目、トルコ4日目、5日目 サフランボル

29日(日)はやはりお腹の調子が良くないこと、洗濯物がたまっていて洗濯をしたかったことから少し町歩きをする程度で、ほとんど宿でゆっくりしました。

30日(月)には、サフランボルから数キロ離れたところにトカットル渓谷という場所があるということで、バイクで出かけることにしました。

しかし、場所が全然わからず、細い急な坂を下ったりします。

もしこれで行き止まりになってしまったらUターンできません(;´д`)

トカットル渓谷は人工的に作られた遊歩道を歩くだけで、そこまで興味があったわけではなかったので、早々に諦めて引き返すことにしました。

最初にサフランボルに入ったときに、サフランボルの入り口手前1kmほどのところに「チョコレートミュージアム」というものを見つけていて、多少興味があったので、そちらに行くことにしました。

中に入ると、何か見学できるものがあるそうで、工場見学か何かかな?と思い10リラ(約200円)を払って中に入ります。

中に入って驚きました。

工場か何かと思っていたいたのですが、そこは単にサフランボルという町を紹介しているだけで、そのクオリティも中学や高校の文化祭かって思う、お粗末なレベルです。

ガイドのような人が隣に付いてくれるのですが、英語も全く話せないので意味がありません。

よくこれでお金取るなって思うレベルでした。

この施設の中心にチョコレートの泉がありました。
唯一写真を撮っても良いかなと思ったのはこれだけです

ま、それは仕方ないので、せっかく来たのでここでコーヒーを飲みます。

トルココーヒーは我々が普段口にするコーヒーとは少し違うのですが、私は正直そんなに好きではありません。

トルココーヒーは独特です。
私は普通のコーヒーの方が好きですが、一度は試して良いと思います。

初日に歩いたサフランボルの町は旧市街と呼ばれていて、そこは大体見たので、この日はせっかくなので新市街と言われる方にご飯を食べに行くことにしました。

宿に一旦戻り、歩いて新市街まで行きます。

宿から新市街までは1.5km くらい離れています。

新市街に向かって歩いていると13~14歳くらいと思われる身なりのあまり綺麗ではない男の子がこちらに向かって歩いて来ます。

嫌な予感はしたのですが、案の定「マネー、マネー」と言ってきます。

思わずキツめに「マネーじゃない!」と言ってしまいました。

男の子も怒られるとは思ってなかったようでビックリした顔をします。

「あなたはまだ若い。今は大変かもしれない。でも勉強しなさい。勉強して学べば必ずそれは将来君を助けてくれる」

そう英語で言うと、この男の子は全く同じように英語でリピートします。

きちんとリピートするので、「なんだ、英語は喋れるのか」と思いました。

その後も英語で話をするのですが、その男の子は私の話したことをそのままリピートするだけです。

まさかと思ってそれまで話したことを日本語で言ってみると、まるで日本人が話しているようにリピートするのです。

驚きました。

なんという耳と記憶力をしているのでしょう。長い文章もそっくりそのままリピートします。

もしこの子がきちんとした先生に出会いきちんとした教育を受けたら、その才能を発揮できるのではないでしょうか?

例えば音楽などをやったらどうなるのでしょうか?もちろん本人が興味を持つかどうかは別の話ですが。

そう思っても私にはこの子になにもしてあげることができないのが悲しく思いました。

生れた境遇が違ったり、出会った人が良くなかったとかだけで埋もれて行った才能ってたくさんあるのでしょう。それを思うと切なくなります。

最初にキツく言ったにも関わらず、この子はニコニコしながらずっと私についてきます。

私の気を逸らして私から何か奪おうとしている様子も何となく感じとれはしたのですが、このままこの子が私についてくるなら、お金はあげられないけれど、ご飯ならご馳走してあげようと思いました。

しかし、新市街の入り口に入ると、その子はサッとどこかに消えてしまいました。

もしかしたらこの辺りで以前悪さをして、新市街には立ち入りたくなかったのかもしれません。

さてどこでご飯を食べようかと思っていると、またスタローバヤのようなショーケースの中の料理を指差してお皿に盛ってもらう形式の食堂を見つけます。

この形式のお店では、つい数日前にサムスンの街で嫌な思いをしたのですが、ここは中でムスリムらしき女性の従業員も働いているので、何となく大丈夫かなと思い、ここで食事をすることにしました。

中に入るとこのお店のオーナーと思われる年配の男性がやけにフレンドリーに話しかけて来るので警戒しますが、ムスリムらしき女性の方が接客してくれるので、普通に注文して食事をします。

会計をすると、当たり前ですけど私が注文した料理の金額を一つ一つ足し上げて、合計金額も適正価格と思われる金額でしたので、安心しました。

そのまま帰ろうとしたのですが、あのフレンドリーに話しかけてきた男性がご馳走するからお茶を飲んでいけと半ば強引に再度席に座らせます。

ま、お茶くらいならと思って席に着いてお茶を飲んでいると、一人の別の中年の男性が日本語で私に話しかけて来ます。

中年男性:「私は日本語を勉強しています。日本にも何回か行ったことがあります。ここに座っても良いですか?」

昼間で他にお客もいるから別に構わないだろうと「構いませんよ」と言います。

すると「私は日本語を勉強するために、あなたと話がしたいです。あなたのお名前は何ですか?」と聞いてきます。

「ヒデです。」と答えます。

中年男性:「苗字はなんですか?ニックネームでは無くてフルネームを教えてください。」

嫌です。

私:「私の名前は非常に珍しくて日本人でも発音が難しいので言いません。」

中年男性:「どちらのホテルに泊まってますか?」

私:「旧市街のホテルです」

中年男性:「何て言うホテルですか?」

私:「覚えていません」

中年男性:「…(`ω´)」

中年男性:「私を疑いの目で見ないでください。私は日本が大好きなだけです」

いやいや、普通に怪しすぎるでしょ(-_-#)

中年男性:「私のお父さんはスズキの自動車に乗っていました。私はホンダの自動車に乗っています。だから日本が大好きなんです。信じてください」

いやいや、日本車に乗っている外国人なんてたくさんいるでしょ。それが日本好きには直結しないから(-_-#)

お茶は飲み終わっていたのですが、先ほどのフレンドリーなおじさんがデザートを持って来ました。

お店のフレンドリーおじさんがデザートを持ってきてくれました

お茶を飲み終える前に欲しかったです(-_-#)

もう帰りたいからデザートいらないし(>_<)

でも、フレンドリーおじさんはお茶のお代わりも持って来てくれたので仕方なくデザートも食べます。

中年男性:「このあと私はモスクにお祈りに行きます。この近くに私のお店があるので、その後、そちらのお店でお話ししましょう」

いや、行きません(-_-#)

「私はムスリムではないのでお祈りはしないので帰ります。」そう返事をします。

中年男性は少しムッとした顔をするのですが、日本語を勉強したいからとその後も話しかけて来ます。

私がデザートを食べ終えると、「さ、私の店に行きましょう」と言います。

私:「だから行きません。私はもう宿に戻ります。」

そうはっきり言うとこの男は怒りを露にして私を睨み付けると去って行きました。

お茶やデザートをご馳走になってしまったので、この店のフレンドリーなおじさんに挨拶をして帰ろうとしたのですが、急におじさんの態度も素っ気なくなりました。

なんだ…、グルだったのか。

トルコは親日だとか良く耳にしますが、私は認めません。彼らは日本が好きなのでは無く、簡単に騙せて多くのお金を払ってくれる日本人と簡単にセックスさせてくれる日本人女性が好きなだけでしょう(ごめんなさい。これについては別で不快な話があったのですが、胸糞悪いのでブログには書きません)。

トルコ人の中にも親切な人はいるとは思います。でも、一方でトルコで詐欺にあったとか、ぼったくりにあったとか言う話は身近にも聞いています。

申し訳ないけど、そんな国を親日だとは私は言いたく無いのです。

バルナウルのアンドレパミールハイウェイを一緒に走ったダニエルも、日本人とは比べ物にならないくらいにサムライという言葉が似合う、強くて誠実で優しくて誇り高い人たちでした。

あんなにも立派な人なのに、日本人はスゴいと言って、私のようなヘナチョコジャパニーズを相手にも最大限の敬意を払ってくれました。

彼らは日本人はスゴいと言っても、安易に日本人が好きだとは決して口にはしませんでした。

日本語なんて喋れなくても、日本や日本人のことを知ろうと一生懸命いろいろと質問してくれました。

トルコ人を親日と言ったら、彼らを侮辱することになるような気がしてしまうのです。

私の出会ったロシア人は真っ直ぐで誠実な人が多かったです。少なくとも人を騙したり、物を盗んだりするような人はいませんでした。洋介さんがシャワールームに忘れた腕時計を、同じ宿に泊まってる労働者風の男性がわざわざ持ってきてくれたこともありました

もちろんトルコにもたくさん良いところはあります。

自然も豊かで、物価の割にサービスレベルも非常に高いと思います。

トルコ旅行をされたことがあって楽しい思い出がたくさんある方には申し訳ないと思います。

私がもう少し心を開けば変わることもあるのかもしれませんね。

この国を出るときには、この国も素敵だったなって言えたら良いなと思います。

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