アンカラへ

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10/1(火)東京出発115日目、トルコ6日目、サフランボル~アンカラ 走行距離242km

朝目覚めて朝食を取りに宿の食堂に行きます。

すると宿のお兄さんが「昨日の夜から日本人女性が滞在していますよ」と教えてくれます。

私が朝食を取っていると、その日本人女性らしき方が食堂にやって来ました。

海外を一人で旅をしている女性と言うと活発で社交的な方を思い浮かべるかもしれませんが、この方は大変控え目で大人しい雰囲気の方です。

この宿の屋内の食堂にはテーブルが二つしか無く、一つのテーブルは宿の方のパソコンや書類で一杯でした。

もう一つのテーブルは私が使っているため、その日本人女性は困った顔をしていました。

私が「もうすぐ私は食べ終えますので、こちらのテーブル、お気になさらないなら良いですよ」と言うと、「すみません」と言って座ります。

話によると今年の2月にタイからスタートして中央アジアを抜けて8ヶ月かけてトルコまで来たそうです。

目的地はポルトガルのロカ岬ということです。

元気があればアフリカや南米とも思ってはいるけど、今の感じだとポルトガルで終わりかな?と言っていました。

確かに少し疲れているような印象を受けます。

話を伺うとトルコで盗難に遭ってしまったようです。

長距離バスに乗ったときにバスの下に入れていたバッグが勝手に開けられていて、中のものを盗られてしまったそうです。

それって防ぎようが無いですよね(-_-#)

靴も盗られてしまったそうで、このときサンダルしか無くなってしまっていて、早く買わないとなと言っていました。

朝晩は冷え込む日もあるので確かにサンダルだけでは大変だと思います。

ただ、この方の立派なところはそんなに嫌な思いをしたにも関わらず、落ち込んでいる素振りをあまり見せないところです。

私が前日に、日本語を勉強したいと言って近寄ってきて、私が断ると最終的には怒りをぶちまけて去っていったおじさんがいたという話をすると、「都市部に行くとそんな人、増えるんだろうな。嫌だな」と言います。

ヨーロッパもイタリアやスペインは犯罪が多いということで、それも「嫌だな」と小さな声で言います。

おそらくこの方は性格が良すぎてしまうんでしょうね。

優しそうな雰囲気が伝わって来るので、損をしないようにしてほしいと心から願います。

私がオートバイで旅をしているということには大変興味を持ってくださったようです。

旅をしていて、もしバイクの免許があればレンタルバイクとかでもっと行動範囲が広がったのに…と。

日本に帰ったらバイクの免許を取って、また旅に出たいと行っていたので、旅にうんざりしているようではなかったことは純粋に良かったなと思いました。

この方は旅をしていても、それを大袈裟なものにはせず、淡々と地に足をつけて着実に進んでいる姿は大変好感が持てました。

 

朝食を終えて私がオートバイに荷物を積んだりと準備をしていると、一旦先に出掛けたと思われるその女性がたまたま宿に戻って来て、宿のお兄さんと一緒に見送りをしてくださいました。

名前も伺いそびれてしまいましたが、どうかご無事に、そして旅をして良かったなって思えるようなフィナーレを迎えて欲しいと思います。

 

この日はトルコの首都アンカラを目指します。

宿のお兄さんが教えてくれたのですが、アンカラに行く道は普通の道路と有料道路があって、有料道路は大変綺麗な道だけど、普通の道路も全然悪くないから、わざわざ有料道路は使わずに普通の道路で行くと良いよと教えてくれました。

実際に普通の道路を走ってみると車もガラすきで、快適に走ることができました。

アンカラは首都ですが、おそらく政治の中心であり、経済の中心はイスタンブールになるのでしょうか?

大都市ではありますが、そこまでゴミゴミしていなかったのでそれはありがたかったです。

アンカラの街を歩いてみると、ある通りでたくさんの露店が本を売っていました。

露店でたくさん本が売っていました

なんだろうかと思ってその通りを歩いてみると、10代くらいの若者たちがたくさん本を買っています。

なるほど、この日は10月1日で新学期のスタートなのですね。

みんな教科書を買っているようでした。

こうして海外を旅しているとどうしても日付や曜日などの感覚が薄れてしまいます。

季節は確実に移り変わっているのですね。

 

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