ごめんなさい、オクターブさん

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※本日のブログの本題の前に読者の皆様にお詫び申し上げます。昨日上がったブログを自分で読み返してみて、なんて酷い内容なのかと猛省しました。もともとそんなに面白いブログではないかもしれませんが、ここのところ特に面白みのない投稿が続いていて、その中でもとりわけ昨日のブログは自分で読み返してみても酷かったと反省しております。

パムッカレが素晴らしいと感じたのは本当です。観光地の人混みであっても不快な思いをしなかったのも確かです。でも、だからといってみんなの笑顔が素敵だったとか、知り合いでもない中国人のじいさんが笑ってて良かったなどというのは流石に言い過ぎでした。さすがにあれではこのブログは嘘つきが書いていると思われてしまいますね。

本当にごめんなさい。

このブログは予約投稿しているため、記事を書いてから実際にアップされるまで1週間〜ほどのタイムラグがあります。きっとあの記事を書いていたときはなんとか自分の気持ちを立て直そうと必死だったのかもしれません。という本文の内容そのままではなく、その裏の部分を読み取ってくださいましたら幸いです。

私は心底クソヤローであることをご理解ください。そしてこんな駄文が続いていても粘り強く読み続けてくださっている読者の方には心から感謝申し上げます。

では、以下本日の内容になります。

 

10/7(月)東京出発121日目、トルコ12日 パムッカレ~イズミル 走行距離247km

素敵だったパムッカレ。もう少し滞在しても良いかなとも思ったのですが、そんなに広い場所ではなかったので、意味も無く滞在するのはやめようと思い、この日は地中海沿岸のイズミルという街を目指します。

私がこの日ここを目指す目的は、ロシアのアストラハンでエンジンオイルの交換をしてからそろそろ走行距離が5,000km近くなるので、エンジンオイルの交換とそのほか、簡単なメンテナンスを大きめの都市でしたいということです。

パムッカレからイズミルまで200km少しでそんなに距離も無いため、お昼過ぎにはイズミルの街に到着しました。

ここイズミルには幾つかのバイク屋があるようです。そのうちの一つに行ってみると、中から大変フレンドリーな男性が出てきました。

この辺りにはいくつかのバイク屋があるようです

まずはエンジンオイルの交換がしたいことを伝えます。

エンジンが冷えるまで待たないとならないので、そのフレンドリーな方が、先に昼食を食べに行こうと誘ってくれました。

この方のお名前はオクターブさんと言って、トルコに住んでいるけれど、国籍はアメリカだと言っていました。

昼食は近くの食堂に連れて行ってくれ、ごちそうするから何でも好きなものを食べると良いと言ってくださいます。

ただ、私も初対面の方にいきなりごちそうになるのも申し訳ないので、自分で払うと固辞するのですが、「私はあなたに会えてスゴく嬉しいんだ。ごちそうさせて欲しい」と強く言われてしまったため、仕方なく受け入れることにしました。

オクターブさんは表情も非常に柔和で、どう見ても私には悪い人には見えませんでした。

食事を終えてバイク屋に戻ると、このバイク屋のメカニックの方はエンジンオイルの交換だけでなく、私の気になっていたところや、スペアパーツの購入など親身に相談に乗ってくれます。

エンジンオイルの交換だけお願いしたのですが、他のところも見てくれました

バイク屋のメカニックの方は英語はほとんど話せなかったのですが、オクターブさんが通訳になってくださったのは本当に助かりました。

私はオクターブさんはバイク屋の方だと思っていたのですが、実はこの日たまたま来店していたお客さんだったようです。

オクターブさんは私の通訳だけでなく、私のバイクの整備も一緒に見てくださり、バイク屋の対応がそれで大丈夫か私に細かく確認してくれます。

このバイク屋のメカニックの方は見た目は気だるそうな雰囲気なのですが、とても対応も作業も丁寧なので、正直感動しました。

私の右、短髪の大柄な方がオクターブさん。左の髭の方がこのお店のメカニックの方です

私はアフリカに入る前にスペインにあるハッピーライダーさんという、奥様が日本人で、これまでもたくさんの日本人ライダーがお世話になっているバイク屋にて細かいメンテナンスをお願いする予定ではいるのですが、その前にトルコで細かく見ていただけて大変助かりました。

バイク屋でメンテナンスをしているときも終わってからも、オクターブさんはしきりに私に、「今日はどこに泊まるんだ?」と聞いてきます。

私はある程度は幾つかの宿の目星はつけてはいたのですが、どれもバイクが駐輪できるかどうか疑わしかったため、一つ一つ順番に行って確かめるしかないと思っていました。

オクターブさんに聞かれる度にそう伝えていたのですが、いざ私が出発する段になると、「もしあなたが良ければ、私と一緒に私の友人の家に来ないか?」と誘ってくださいます。

私はオクターブさんに対しては全く悪い印象はありませんでしたし、どう考えてもこの人が強盗などをするようには思えませんでした。

しかし、一つだけ私の脳裏によぎったことがあり、それだけが不安だったのです。

それはオクターブさんはもしかしてゲイなのではないかということです。一度そう思ってしまうとそのようにしか見えなくなってしまいました。

もちろん、ゲイだからといって無理やり何かをしてくるというような偏見は持ってはいけないのは頭ではわかっています。でも、怖いのです。

オクターブさんの申し出に、「それは今夜、あなたの友人の家に泊めていただくということですか?」と聞くと、「If you want…」と言うのです。

その「want」が何にかかっているのかが怖いのです。

別に変な意味で言ってはいないとはわかってはいるのですが…(;´д`)

泊まったからってOKって意味では無いですからね(-_-#)とは思うのですが、この旅どころか今後の人生に大ダメージを与え兼ねない危険を犯して、一泊分の宿代をケチったところで全く割に合いません(;´д`)

「ごめんなさい」と答えると、大変悲しそうな顔をして、「良いんだ。気にしなくて良いんだ」と言います。

いやいや、だからその顔がゲイにしか見えないんだって(偏見はいけないのはわかっています。ゲイの方々には本当に申し訳無く思うのですが、どうしても怖かったのです)。

でも、優しいオクターブさんは連絡先を紙に書いて、もし宿がうまく見つからなかったり気が変わったりしたらいつでも連絡くれと言います。

この日は雨も降っていて、この雨の中、イズミルというそこそこ大きな都市の渋滞の中を宿探しで走り回らないとならないのはかなり億劫ではありました。

実際にバイクを停められそうなドミトリーを3件ほど回ってみたのですが、どこも停めることができませんでした。

日も沈みかけてきて、雨で体も冷えてきて、それでも私にはオクターブさんに頼る勇気はありませんでした。

結局多少宿泊費は高くなってしまいましたが、安心してバイクを駐輪できる街中のホテルに泊まることにしました。

ブログの読者様たちはこの私のことを大変失礼で甘っちょろいヤツだって思われるかもしれませんね(>_<)

軟弱な旅をしやがって!と。

それでも、ごめんなさい(;´д`)

例えなんと言われようと、私はこのときの決断を後悔していません(`ω´)

だって怖かったんだもん(`ω´)

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