アントニオからのコンタクト

Facebook にシェア
Pocket

10/9(水)東京出発123日目、トルコ14日目 チャナッカレ

グリーンカード(ヨーロッパの自動車保険)の開始日を10/10にしてしまっていたため、この日はまだヨーロッパの国々に入国できないので、仕方なくチャナッカレの町にもう1日滞在することとなりました。

グリーンカードはスペインのハッピーライダーさんに取得を依頼していて、すでにメールでPDFファイルを頂戴していたので、朝食を済ませた後、宿の人にプリントアウトできないかお願いします。

すると、宿のプリンターが故障してしまっていてプリントアウトできないということでした。町の中心部に行けばインターネットカフェがあるので、そこでお願いすると良いと言います。そして、この宿の方は大変優しく、わざわざ歩いて町中のインターネットカフェまで案内してくれました。

この日は特にやることもないので町を散歩します。

今までトルコではそこそこ大きな街か観光地に滞在してしまっていて、この日初めて田舎町に滞在したのですが、やはり田舎町ですと人々はのんびりと穏やかに生活しているのが見て取れます。

チャナッカレは大変のどかで落ち着いた町です

町の中心部に広場があり、そこで休憩しながらゆっくりお茶を飲んでいる方たちがたくさんいます。私も椅子に座りお茶を注文します。観光地では10リラ(約200円)取られたお茶も、ここではたったの1リラ(20円)です。

町の中央の公園で私もお茶を飲みます

このチャナッカレは海に面した町なので海を見に再度少し歩きます。

海辺にはほとんど人もおらず、たまに釣り人を見かける程度です。

静かな海ものんびりした気持ちにしてくれます

潮の香りを嗅ぎながら、あぁ、ここまで来たんだという思いがこみ上げてきます。遂に明日はヨーロッパに入ります。

宿に戻りスマホを見ると最悪なニュースが目に飛び込んできました。

トルコがシリアを攻撃したとのことです。町の人も宿の人も特に変わった様子はなかったのですが大丈夫なのでしょうか?とにかく早めにトルコは脱出た方が良さそうです。

もともとトルコの次はギリシャに行こうと思っていたのですが国境の情報を調べると嫌な話が出てきました。

グリーンカードはコピーでも問題無く通過できるとハッピーライダーさんに伺っていたのですが、トルコとギリシャの国境で、コピーを提出してトラブったという話がいくつもありました。

中には「トルコに帰れ!!」と怒鳴られたという話もあります。しかしそんなことを言われても私のグリーンカードの原本はスペインです(-_-😉

うーむ、そこでもう少し地図の北に目を向けると、ギリシャとの国境とそう遠くないところにブルガリアとの国境を見つけます。ブルガリアって言われてもヨーグルトのイメージしか無い国ですが、トルコがシリアを攻撃したこともあり早めにトルコは出たいので、急遽次の国はブルガリアに変更することにしました。

観光地の多いギリシャはわざわざ今回行かなくても、将来ゆっくり観光目的で旅行しても良いかなとも思いました。

次の目的地も決めて、宿でのんびりビールを飲みながらゆっくりしていると、なんともタイムリーにパミールハイウェイを一緒に走ったアントニオからメッセージが届きました。

アントニオ:「ヒデはまだトルコにいるのかい?私も先日イランからトルコに入って地中海沿岸を走っているよ。」

:「アントニオ!こっちは今チャナッカレにいて明日にでもブルガリアに入ろうと思っているんだ。ギリシャに行こうと思っていたんだけど、グリーンカードがコピーしか無くて、それだとギリシャとの国境でトラブるリスクがあるみたいなんだよ。」

アントニオ:「そうなのか。私は10/16にアテネで友人と会う約束をしているから、それまでにアテネに行く予定ではいるんだけど、ヒデはギリシャには来ないのかい?」

:「どうしようかまだ決めてないんだ。」

アントニオ:「そうか。ところでヒデはチャナッカレにいるって言ってたけど、トロイの木馬は見たのかい?」

:「あぁ、なんかそれっぽいのを見たよ。バイクで走ってて道端に大きいのがあった。あれが本物なのかどうかは不明だけど。」

アントニオ:「ハハハハハ!ヒデ、それは本物じゃないよ。それ、映画撮影のために作ったもので、ブラッドピッドが町に贈ったものだ。」

やっぱり(-_-😉

:「やっぱりそうか。悔しいから明日本物を見てからブルガリアに行くよ!」

アントニオ:「あぁ、楽しんで来な。」

アントニオとウズベキスタンやカザフスタンで再開して、トルコやかギリシャ辺りでまた会おうって言っておきながら、私の方が約束を守れないかもしれません。

それを優先すればアテネまで行けなくは無いのですが、ギリシャの中でもアテネはだいぶ南に位置するので、アテネに10月の半ばに行ってしまうとその後の行程が後ろにずれ込んで、ヨーロッパをさらに寒い中走らなければならなくなりそうです。

とりあえずブルガリアに入ってからその先のことは決めようと思いました。

しかし、アントニオは大丈夫なのでしょうか?10月の半ばにスイスに戻らないと冬がやってきてしまうと言っていましたけれども。でもスイス人であるアントニオはヨーロッパを自由に移動できるでしょうから、最悪、車でバイクを回収するなどの方法もあるのかもしれませんね。

私も地中海沿岸を北上しながらイタリアを目指せば、もしかしたら、スイスに戻る途中のアントニオとどこかで再会できるかもしれません。やっぱり我々は、約束してどこかで会うよりも偶然どこかで再会する方が我々らしいのではないかと思ったりしなくもないのです。

Facebook にシェア
Pocket

このギャラリーは、3 枚の画像があります  写真 他