やったことは無駄にはならない

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10/24(木)東京出発138日目、セルビア4日目 ベオグラード

前日に2軒の歯医者に行ってみたものの、どちらの歯医者でも私の歯に問題はないと言われてしまい、どうしようか悩みました。

問題がないというならこのまま先に進もうかとも思うのですが、物を噛んだときに痛みが走るのは確かですし、このまま放置してアフリカに入ってから症状が悪化してしまったら打つ手なしです。

悩んだ末に歯科医であるKに相談することにしました。

レントゲン写真を写メで撮り、物を噛んだときに痛みが走るのだが、現地の歯医者では問題は無いと言われたことを伝えます。

するとこんなにも分かりづらい写メのレントゲン写真にもかかわらず丁寧に考え得る可能性を示唆してくれます。ただし、一枚のレントゲン写真からだけの診察のため、原因を突き止めるためには更に細かい診察が必要であることもきちんと伝えてくれます。

そしてやはり根幹治療をすることになるなら専門医によるラバーダムという手法は必須であると教えてくれました。

私はセルビアの歯科医を探す際に、根幹治療の専門医ということで「root canal(根幹)」「dental clinic (歯医者)」で検索していたのですが、Kが根幹治療の専門医は「エンド(endodotic)」であると教えてくれたため、お陰で根幹治療の際にラバーダムをしてくれる歯科医を見つけることができました。

見つけた歯科医にメールを送るとすぐに返事をくれ、その日の午後2時に予約を取ることができました。

この歯医者は滞在していた宿からバスで一時間ほど離れたところにありました。

時間通りに行くととても明るい笑顔で私を迎えてくださいます。

担当してくれる歯科医は2人でどちらも大変な美人です。とても手厚い対応で、私にもわかるように英語で2人で議論しながら診察をしてくれます。

するとやはり私が痛みを感じていた歯には治療を施すような問題は無く、「食いしばり」による一過性の痛みであろうとの診断でした。これはKが示唆してくれた可能性のうちの一つでもありました。そして、痛みを感じていた歯は詰め物が少し高くなっていたため余計に負荷がかかっていた可能性があるということでその高くなっている部分を少しだけ削ってくました。

確かにこれをしたお陰で、日に日に歯の痛みは和らいでいきました。

この歯に少しずつ痛みを感じ始めたのがトルコにいたあたりで、あのときは不快になるような出来事のオンパレードだったため、ストレスを強く感じていた時期でもあったことも「食いしばり」が原因であるということに信憑性がありました。

日本にいても適切な歯医者を見つけるのは難しいと思いますが、まして海外でとなると余計不安もありました。しかしKの適切なアドバイスによって、妥協することなく満足できる診療を受けられたことは、本当に心から感謝です。

帰りもバスで宿に戻ろうとしたのですが、大きなバスステーションで、どのバスに乗れば良いのかがわかりません。

しかもちょうどバスが出発してしまった直後だったので、周りにほとんど人もいないのです。

近くに大変な美人が立っています。さすがにこんなモデル級の美人に声をかけるのは気が引けてしまいます。しかしかと言ってどうすることもできないので恐る恐る路線図の行きたい方面を指差し、どのバスに乗れば良いのか聞いてみます。

するとこんなにも美人なのに大変素敵な笑顔で丁寧にどのバスに乗れば良いのか教えてくれました。

セルビアに入るまではほとんどの国で観光地や宿泊施設でも無い限りなかなか英語が通じないことが多かったのですが、ここセルビアではほとんどの若い人は流暢に英語を話すことができます。しかもありがたいことにオンライン英会話の先生にセルビア人が多かったこともあり、私にとってセルビア人の話す英語はとても聞きやすいのです。

オンライン英会話をしていたお陰で、セルビアは高度な歯科治療を安価で受けることができるということを知り、ちょうど東ヨーロッパに入ったタイミングで歯科治療の必要性を感じ診療を受けることができました。

更には歯医者では細かく症状などを伝えて医師の説明を聞かなければなりませんが、私にとって聞きやすいセルビア人の英語でスムーズに説明を受けることができたというのは、なんとも人生には不思議な巡り合わせがあるものだとつくづく感じさせられてしまいます。

そして人生において自ら動いて行ったことは決して無駄にはならないんだなぁと。必ずどこかで繋がるんですね。

ベオグラードの街並み
古い建物が建ち並び、人々は穏やかで大変優しかったです

ブルガリアを出るときにはセルビアには行くことはないと思っていました。でも、結果としてセルビアに来ることになり、私にとっては大変貴重な体験ができ、この国も私にとっては大変思い出深い国になりました。

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