ボスニアの優しい人々

Facebook にシェア
Pocket

10/26(土)東京出発140日目、ボスニア・ヘルツェゴビナ2日目 トゥズラ〜ランボチ

朝起きて出発の準備をして外に出てみると、案の定霧が立ち込めていました。

そこまで濃い霧ではないので大丈夫かと思って出発したのですが、クロアチアを目指して西に進んで行くと更に標高が上がり、どんどん霧が濃くなります。山の曲がりくねった道を視界がほんの数メートル先までしか無い中走るので、怖くて仕方ありません。

霧の中に浮かび上がる泉は綺麗だったんですけどね(;´д`)

幸いなことに少し走ると大きな道に出てガソリンスタンドを見つけたので、休憩がてら立ち寄ることにしました。前日に国境を越える前にセルビアのディナールを全部使い切るためにガソリンを入れていたため、この時は給油は不要だったので売店で朝食のパンを買うことにしました。

この売店のお兄さんも、オートバイにたくさんの荷物を積んでやってきたアジア人の私に興味深々でした。

パンを食べているうちに多少は霧が晴れてきたのでそのまま出発しました。また少しすると山道を登って行くので、「また霧が濃くなったら嫌だな」と考えていたのですが、日が高くなってきたのか、霧はどんどん晴れていき、再び美しい景色が眼前に広がっていきます。

途中つり橋を見つけました。
足元は隙間だらけで、なかなかに揺れるこのつり橋は、そこそこのスリルを提供してくれました

ずぅっと続く美しい景色。私はこの東ヨーロッパの風景が大好きです。

私はこのような東ヨーロッパの風景が大好きです
本当に美しいです

しばらくして昼食を摂ろうと少し大き目のスーパーに入りました。スーパーの駐車場にバイクを停めたところ、このお店のスタッフと思われるおじさんがやってきて、ここは車を停めるスペースだからバイクは停めちゃダメだと言います。

しかし私の姿を見て、アジア人の旅行者だと認識したこのおじさんは、笑顔になり、「任せろ。俺がしっかりバイクを見ててやるから大丈夫だ。」というようなことを言って親指を立ててくれました。

スーパーに併設されている食堂で昼食を取りました。質の割に割高感は否めませんが、ここでも店員さんがとても優しく接してくれます。

食後のコーヒーを注文しました。せっかくなのでボスニアンコーヒーを注文したのですが、ボスニアンコーヒーってトルコで飲んだターキッシュコーヒーと同じなんですね。セルビアで飲んだセルビアンコーヒーも同じでした。この地域では自国の名前を冠したコーヒーはおそらくどこに行っても同じなのかもしれません。

ボスニアンコーヒー。
ターキッシュコーヒーとセルビアンコーヒーと同じでした

私は普通のコーヒーの方が好きなんですけどね。

昼食を終えて駐車場に戻ると先ほどのおじさんが、また親指を立てて笑顔で見送ってくれました。

この日はボスニアの西にある湖のほとりにある宿に泊まりました。絶景の見えるこの宿も格安です。しかもこの日の宿泊客は私一人。私が到着したときにイケメンの若い兄ちゃんとそのお父さんがいましたが、自由に使って良いよと言って、鍵だけ渡してくれて、そのままいなくなってしまいました。

軽井沢の別荘??って思うような大変キレイな景色が眼前に広がる、清潔な一軒家に格安で宿泊できます\(^_^)/

少しの間、お父さんだけはペンキ塗りの作業をして残ってはいたのですけれども。

お父さんの方は英語は全く話せないようで、スマホの翻訳アプリを使って色々と話しかけてくれました。

夏にはたくさんの旅行者が来るけど、どこも空いていて景色が綺麗で気候も良いこの時期が最高だと言います。目の前の湖は1968年に作られたもので水深は95m、水力発電もあるといったことも教えてくれました。

夜になると誰もいなくなってしまい、外は真っ暗で一人広い宿にいるのは少し怖かったのですが、それでも快適な一軒家を自由に使えるのはありがたかったです。

ほぼ素通りになってしまったボスニアでしたが、それでも絶景が広がり人々の優しいこの国も私にとってはお気に入りの国の一つになりました。

さぁ、明日からはついにアドリア海の沿岸の国クロアチア入国です。

Facebook にシェア
Pocket

このギャラリーは、6 枚の画像があります  写真 他