11/8(金)東京出発153日目、スペイン6日目 マドリード
マドリードに入って三日目になりますが、非常に面倒なことに今まで宿泊していたドミトリーが週末は満室ということで仕方なく他の宿に移動することになりました。
マドリードは週末になると宿泊費が2~3倍に跳ね上がるので宿探しが大変です。
そんなこと言われても
どうすりゃいいのさ
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/ノ ヽ\
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\_三)
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|__コロ…
___\ コロ…
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私が泊まっていたドミトリーは週末もほとんど変わらない料金ということで週末はすぐに予約が埋まってしまうようです。
しかしこのドミトリーは立地を考えるとあまり便利なところではなく、この日見つけたドミトリーはマドリードの中心部のため移動するのも悪くなかったように感じます。
地下鉄のsol駅を出ると路上ミュージシャンがいたり楽しい雰囲気が漂ってきます。ミッキーマウスの着ぐるみもいるのですが、これは著作権大丈夫なやつなのでしょうか?ちょっと崩れた感じのミッキーマウスが怪しさを醸し出しているのですが、芸術や文化の価値を理解しているスペイン人に限ってそんなことはないと思うのですけれども。




この鮭の切り身
やるからゆるしてよ
∩___∩
/ ノ ヽヽ
| ● ● |
彡 (_●_) ミ
/ ヽノ ヘ
(/三三三ミ、 | |
///⌒ ̄⌒ヾ三三三ヽ
`ー―――-个―イ ̄
(__人__)
sol駅から宿に向かう道は渋谷のような雰囲気でした。途中マリファナショップがありました。

堂々と店を構えていることから合法であることは想像ができるのですが、念のため店員に合法なのか聞いてみました。
「ハイテンションになる種類のマリファナは非合法だけれど、ここに売っているのは単にリラックス効果のある種類のマリファナだから合法だよ」と教えてくれます。
ということで試しにマリファナを買って吸ってみました。
普通に路上で吸って問題ないということでした。
吸ってみると本当になんてことのないものでした。少し甘い香りがするだけで、タバコの方がよっぽど刺激の強いものだということがわかります。
∧,_,∧
(`・ω・´) n_
η > ⌒\/、_∃
(∃)/ ∧ \_/
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( ( 〈
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宿に着くと薄暗い廊下に不愛想な管理人のおじさんが受付に座っていました。めんどくさそうにペラペラペラっと独特の訛りのある英語で宿の説明するので大変聞き取りにくかったのですが、私が帽子を取って「ありがとう」と頭を下げると笑顔になって握手をしてくれました。
その後に同室になった他の宿泊客が部屋に入ってきたときも、私のことを「日本から来た紳士が同室だよ」と紹介してくれていたことからも、ちょっとした立ち振る舞いがその後の人間関係に影響を与えることもあるのだなと大変勉強になりました。
てれるぅ~
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| (_●_) ミノ
彡、 |∪| ノ /
_ノ ̄)ノ /
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宿に荷物を置くと街に繰り出すことにしました。以前toitoitoiで働いていてくれていたオスカルがスペイン人であったことから、数日前に連絡をしていました。
オスカルは現在は東京に住んでいますが、日本語で一生懸命マドリードのおすすめのお店などを教えてくれました。嬉しいことにオスカルは私のこのブログも読んでいてくれているようです。
せっかくなのでオスカルが紹介してくれたタパスの美味しいというお店に行ってみることにしました。
このタパス屋は魚介を使ったメニューが多く、実に私好みのお店でした。

香りをおとどけ
パタパタ (⌒ (⌒)
`∧∧ (⌒⌒ ⌒)
(`・ω) / ̄\(⌒ (⌒)
( ⊃⊃=) |(⌒⌒)
と_)_) \_/ (⌒)
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<・)////><(
〔 ̄ ̄〕
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食事を終えて街の中を歩くと日本食のお店や無印良品など日本のものもチラホラ目にすることができます。
これは日本企業??
宿に戻って少しするとハンガリー人の同室の方も帰ってきました。23歳で建築を専攻している学生ということです。
ガールフレンドがスペインの大使館に勤めていることと、サッカーの大ファンで特にバルセロナのファンなのでスペインには頻繁に遊びに来るそうです。ハンガリーからマドリードまでは運が良いと10数ユーロの格安で飛行機に乗ることができると言っていました。
この彼は非常に話好きでいろいろなことを教えてくれます。ハンガリー人はお酒が大好きでユーロ圏内で一番アルコール依存症患者が多いのはハンガリーだと教えてくれました。
彼もその例に漏れずお酒が大好きで大量のビールを買い込んでいて、一緒に飲もうと言ってくれてビールをご馳走になってしまいました。
彼はハンガリー語と英語のほかにチェコ語、スロバキア語などのハンガリーの周辺国の言葉のほかに、ロシア語とベトナム語も勉強していて話せると言っていました。
ベトナム語は世界一難しい言語という話を聞いたことがあるので、相当な語学のセンスがあるのだろうことを伺い知ることができます。
彼は私に「日本語と英語以外には何語を話せるの?」と質問してくれます。私の下手くそな英語を私の話せる言語にカウントしてくれるのはありがたいですが、その他の言語はさっぱりです。
私が「他に話せる言語はないよ。日本人は英語も苦手な人が多くて、日本語しか話せない人も多いんだ」と言うと驚いていました。
あれだけグローバル企業がたくさんあってテクノロジーの発展した日本だからみんな5~6か国語くらいは普通に喋れるのかと思っていたそうです。
この鮭の切り身
やるからゆるしてよ
∩___∩
/ ノ ヽヽ
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彡 (_●_) ミ
/ ヽノ ヘ
(/三三三ミ、 | |
///⌒ ̄⌒ヾ三三三ヽ
`ー―――-个―イ ̄
(__人__)
日本は島国で多くの人が日本から出なくても生活できてしまうことから、外国語を学ぶ必要性をそこまで強く感じていない人が多いんだと思うと言うと、確かにハンガリー人はシェンゲン協定内の国とは行き来が多く、特に周辺諸国の言語は話せないと不便だから自然と覚えると言っていました。
そして、彼は「日本語も幾つか知っているよ」と言って知っている単語を言ってくれました。
「ありがとう」
おぉ~!
「こんにちは」
おぉ~!!
「さようなら」
おぉ~!!!
「おまえはすでに死んでいる」
大爆笑!!!!
この人懐っこくて話好きのハンガリー人はこの後夜の街に遊びに行ったので、再び静寂の戻った部屋で私はゆっくり眠りに就くのでした。
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