11/14(木)~11/15(金)東京出発159、160日目、スペイン12日目、13日目 マドリード
夜、ドミトリーで眠っていると不快な臭いで目を覚まします。
くっさ
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これは酷いオヤジ臭です。ハッピーライダーさんに大半の荷物を預けてしまっているために、私は数日間同じシャツを着続けてしまっていたため、ついにこのようなオイニーを発するようになってしまったのかと思い、大いに反省したのと同時に、大変ショックでもありました。私もこのようなオイニーを発するような年齢になってしまったのかと…。
そんなこと言われても
どうすりゃいいのさ
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\_三)
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|__コロ…
___\ コロ…
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同室の方々には申し訳ないとは思いつつも、睡魔には勝てずに、朝起きたらすぐにシャワーを浴びようとそのまま再度眠りに落ちました。
朝、目覚めるとあの酷いオイニーは当然ながらまだ残っています。
あぁ、やっぱり夢ではなかったんだとガックリとうなだれるのですが、何かおかしいです。
私から発せられていると思っていたこのオイニーはどうやら私ではないようです。その証拠に私の体やシャツなどのオイニーを嗅いでもそのオイニーはしないのです。
どうやら同室の誰かから発せられているようです。
ベッドから起き上がり降りてみると、そのオイニーの発生源は私のベッドの隣の上段に寝ている男から発せられているようです。
この男はあのインドネシアからのツーリストで、私に「日本人ですか?」と尋ねてきた男ではないですか?!
すごく人懐っこい笑顔で良いやつには間違いありません。
とりあえず、自分から発せられたオイニーではないということで安心した私はそのまま食堂に朝食を摂りに行きました。
朝食を終えて部屋に戻ると、信じられないような強烈なオイニーです!
くっさ
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昨夜はもともと私が部屋で寝ているときにオイニーが帰って来て、恐らくそのときに目を覚ましたのかもしれません。眠気のおかげである程度鼻がマヒしていて、次第に鼻も慣れたのでなんとかなったのでしょうが、起きているときにあれを食らっていたら部屋から飛び出していたかもしれません。
私はあわてて自分の荷物をまとめると外に飛び出してチェックアウトをしました。ちょうどこの日は金曜日にあたり、この宿の宿泊費が倍に跳ね上がるために別の宿に移動することになっていたのが功を奏したようです。
この日、たまたま洋介さんからメッセージが届いていたので、酷いオイニーに出会ったことを伝えると、「オイニーとは仲良くなりましたか?例のごとくオイニーは良いやつなんじゃないですか?」との返事をいただきました。
そうなんです。この旅で出会ったオイニーはことごとく良いやつなんですよ。
そしていつ私もオイニーと呼ばれるようになるかもわかりません。それも自分では気が付かないうちに…。
そんなこと言われても
どうすりゃいいのさ
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親愛なるオイニーたちは一様に良いやつです。嫌な奴らならば優しくしなくても許されそうですが、良いやつである以上、優しく接したいと思います。
明日は我が身。きっとこれからもたくさんの親愛なるオイニーたちとも出会うことでしょう!