トレッキング

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12月2日(月) 東京出発時177日目、モロッコ10日目 ティンジル(トドラ渓谷)

しばらくここノリコズハウスで時間調整(クリスマスの時期にクリスチャンの多い地域にいないようにする)のため滞在することに決めた私は、せっかくなのでトドラ渓谷のトレッキングに行くことにしました。

宿の方にガイドを頼むことも可能だそうですが、ノリコさんから一人でも全然行けると言われました。

ノリコさんが軽く言うものですから私もごくごく軽いノリで出かけることにしました。

 

山に入って行くと思ったよりもガレています。途中ヤギやロバとすれ違います。現地のノマドともすれ違うのですが、「写真撮るから金をくれ」と言ってきます。挙句の果てには単に「金をくれ」とだけ言ってきます。

登り始めてすぐにヤギの大群に出会いました

彼らはロバを水飲み場に連れていくために下山しているようですのでしつこくつきまとってくることは無いのでそれほど気にせずに無視していきました。

遠くからロバがやって来ました。
近くで写真を撮ると金を寄越せと言われそうだったので、遠目からだけにしました。

しかし思っていたのと違って道なき道を進んでいきます。

これ…、普通に迷いますよね…。

私が歩いて行くと、ノマドが私よりはるか上の崖の上を歩いていました。明らかに私は道を間違えているようです。

うーむ…、どこまで戻れば良いのかもわかりません(-_-;)

面倒なので崖を登って行くことにしました。ガレています(-_-;)

汗だくになりなんとか正規の道に戻りました。ノマドさんたちがいなければ私は簡単に迷子になっていたことでしょう。

ありがとう、ノマドさん。

 

汗だくになりながらなんとか折り返し地点まで来たようです。

なんとか折り返し地点まで来ました

ここに二組の欧米系のグループがいました。

 

ここから先はもっとどこに行ったらいいのかわかりません。

すると一組の欧米系のカップルが先に行きます。ですので私もそちらに付いて行ったのですが、ノリコさんに見せてもらっていた地図とはどう見ても方向が違うように思うのです。

ノリコさんに見せてもらった地図だとノマドの家のある方が正しい道だと思うのですが…

後からもう一組の三人組の欧米人グループがやってきました。私は彼らにこっちの方向で合っているのか聞いてみると、「先にカップルが行っただろ。だったら合っているんじゃないか」と言うではないですか。

仕方なくカップルの行ったほうに歩いて行ってみます。

間もなくカップルも間違えたことに気付いたようで私が正しいと考えていた向きに方向転換していきました。

やはりノマドの家のある方が正解でした。
ノマドの家は地面に穴を掘ったようなものもあります。
これだと雨が降ったら水が流れ込みそうなのですけど、大丈夫なのでしょうか?

私が道を確認している間に後ろにいた三人組は先に行っていたので、追いかけて「さっきのカップルもあっちに行ったみたいだよ」と伝えると「あぁ、大丈夫だ。俺たちも見たよ」との返事でした。

この辺りは迷いやすいようなので自然と我々は一緒に進むことになりました。

カップルはバチカン人で三人組はロシア人とのこと。

こういうのはどうかと思うのですが、三人組がロシア人であると聞いただけで私は彼らのことを非常に好きになりました。

バルナウルのアンドレダニエル、アルティナが本当に素敵な人たちだったこと、ロシアでたくさんのロシア人の誠実さ、優しさに触れたことから、私はロシア人と聞いただけで大変愛しく思ってしまうのです。

もちろんここで出会った三人組も優しい方たちだったのは間違いなかったのですが…。

私がこうして旅をしている間も、たくさんの現地の方々やツーリストたちが、私が日本人というだけで大変親切に優しくしてくださるのも、きっと今まで海外で日本人が誠実な対応してくれていたことが大きいのだと思います。

だからというだけでは無いですけれども、私も一人の人間として誠実に生きて行かなければならないと我が身を振り返るのでした。

 

このトレッキングコースは下りも大変ガレています。途中、ロシア人の一人は2回ほど滑って転んでいました。私も底の薄いスポーツサンダルで来てしまっていたので、気を付けないと危ないです。足首グネりそうで怖いです。

やっとこさ下界に降りてきました。しかし、ここらも大変でした。

迷路のように入り組んだ建物の間を通り抜けてもどこから出たら良いのかわかりません。

ロシア人たちが「あっちだ、こっちだ」と言いながら右往左往するのですが、薄暗い通路の中を彷徨い続けるのはあまり良い気がしませんでした。一人だったらここはさすがに怖かったと思います(しばらく滞在してこの辺りの治安の良さを知ったので、今となっては恐い場所ではないことはわかるのですが)。

 

なんとかこの迷路から脱出するとようやくノリコズハウスまでたどり着くことができました。

そしてバチカンカップルとロシア人軍団と握手をしてさよならをしました。

迷いに迷いながら約4時間のトレッキングを終えた私にとって、この日の夕飯が格別だったことは言うまでもありませんでした。

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