12月23日(月)東京出発198日目、セネガル3日目 ダカール
昨日到着したシェ山田には、ちょうどこのタイミングでは日本人ライダーである窪川さんしか宿泊客はいませんでした。
※窪川さんのことは今後リョウさんと呼びます
リョウさんは私の3週間前に境港からウラジオストクに渡り、ロシアを横断してヨーロッパを通過し、12月3日にここダカールに到着したということでした。

何度かこのブログでも書いていますようにリョウさんは今回の旅はダカールまでにしようと考えていたため、この時点で、ダカールから日本にバイクを輸送してくれる業者を探し出して見積もり依頼をしているところでした。
よくよく私が話を聞いてみると、どうしてもこのタイミングで日本に帰らないとならないということでは無さそうでした。
やはり、この先のアフリカの悪路や環境に対する不安があることが多いことが主な理由のようでした。
それは私も同じでした。
特にモーリタニアやセネガルの国境でトラブルが続き、一人で長時間待たされたりしているときなどは、全然余裕でなんとかなる状況だろうことはわかっていても、不安を感じたり、不快だったり、つまらない思いをしていたので、この先は更にもっと酷いトラブルに巻き込まれるだろうことを考えると先行きの不安が今までよりも大きくなっていました。
ですので試しに「リョウさん、もし良ければこの先南アフリカまで一緒に行きませんか?」と声を掛けてみました。
一人で行くことの魅力が大きいのは確かです。一方で一人旅に比べて二人になった場合には旅の難易度は半分どころか、恐らく1/5程度になると思います。
そう思うと私の中でも大きな迷いがありました。一人で行くほうがより多くのことを経験することができ、私とってはより価値のあることなのではないか…?
でも私は怖かったのです。
このときのリョウさんの返事は「いやいやいや、日本に帰りますよ~」でした。
それがリョウさんの判断であるのですから、私が無理強いすることはできません。でもなんとなくこのときのリョウさんの返事の仕方が迷いがあるように私は感じていました。
私がこのダカールでやることはこれから向かうギニアとコートジボワールのビザを取得することです。それぞれのビザは取得に申請日を含めて2~3営業日の時間がかかり、パスポートをホールドされてしまうことから二つを同時に申請することができません。明日からクリスマスになってしまうことや土日を挟んだり、その次に年末年始があることを考えると出発は年明けになってしまいそうです。
明日、明後日がクリスマス休暇であることから、もしリョウさんが一緒に行くという風に考えを翻した場合は一緒に行動した方が効率的だろうと考えて私はクリスマス明けから動き出そうと決めました。
さてさてこの先どうなることやら。
黒人の子供って可愛い(ノ≧▽≦)ノ
そこら中にいますが、マジで角が危ないから!
可愛くない(;´д`)
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