12月28日(土)東京出発203日目、セネガル8日目 ダカール
真夜中、猛烈な吐き気と悪寒で目を覚まします。
どうしたのでしょうか?
お腹も下しているようでトイレに駆け込みます。
熱もあるようです。
苦しくて仕方ありません。
熱っぽいのにベッドの中でガタガタと震えます。
とにかく朝まで、朝まで頑張ってそれでも苦しいようなら山田さんに言って病院を教えてもらおう…。
そういえば山田さんも昨日から熱があって寝込んでるって言っていたな…。山田さんは大丈夫だろうか?
そんな風にうつらうつらしていると多少は寝ていたのか、気づけば明け方の時間となっていました。
寒気と熱っぽさは残っていますが、吐き気は多少おさまっているようです。
少し心配になったのでスマホでマラリアの症状を調べてみます。
すると、吐き気、下痢、悪寒、高熱などの症状が書かれています…。
もしかしてマラリアに罹ったのでしょうか??
セネガルはマラリアは非常に少ないと聞いていたため、マラリアの予防薬はまだ飲んでいませんでした。
寝る場所も蚊帳があり、乾季であるこの季節は夜中に多少蚊が飛んでいるだけで、それほど気になるほどでもありませんでした。そのため蚊にもほとんど刺されていないため、あまりマラリアのことは気にしていませんでした。
でもマラリアの潜伏期間を考えると、もしこれがマラリアだとしたらセネガル入る前に刺されたことになりそうです。
強風の吹き荒れる乾いた大地のモーリタニアで蚊に刺された記憶はあまりないのですが、全くなかったかどうかは言い切れません。
とにかく少し様子をみてみよう…。
朝になりリビングに行きます。
山田さんに熱っぽいことを伝えると山田さんが体温計を貸してくれました。
計ってみると36.9度と多少微熱があるかな?という程度でした。
山田さんの方は熱は下がったけれどもだるさと関節痛が取れないと言っていました。
この日は、昨日この宿にやってきたモトコさんという女性とみんなでゴレ島という観光地に行こうと話していたのですが、私は無理そうです。
大人しくベッドで眠ることにしました。
するとマサさんが、「ヒデさんが体調悪いみたいだから、ゴレ島には明日行こう。みんなで行ったほうが楽しいだろうからさ」と言っているのが聞こえてきました。
本当に申し訳ないです…。なんとか一日で回復してくれることを願います…。