12月29日(日)東京出発204日目、セネガル9日目 ダカール
昨日の体調不良で、昨日は丸一日一切の食事も摂ることなく寝ていました。
朝目覚めると、昨日よりもだいぶ体調は回復したようです。
山田さんがまた体温計を貸してくれました。
計ると36.3度。全くの平熱です。
山田さん曰く、恐らく何かの食あたりだろうということでした。
また、西サハラからモーリタニアを経由してダカールまで来るツーリストで、やっぱりこの日本人宿に来ると安心してか熱を出す人はちょいちょいいるということでした。
まだダルさは残っていて、昨日は全く何も食べ物を口にしていなかったにも関わらず、まだ食欲はありません。
それでもゴレ島へ行く予定をみんな一日ずらしてくれたことと、せっかくの機会で私も行きたかったので頑張って行くことにしました。
この日は、リョウさん、マサさんと前々日にこの宿にやってきたモトコさん、昨日やってきた渡辺さんという男性の方と一緒に5人でゴレ島に行きます。
リョウさんは船酔いが激しいということで前日に酔い止めを薬局で買って飲んでいたようですが、私も体調が良くないため船酔いしないか多少心配ではありました。
しかし船はまったく揺れることもなくその心配は杞憂に終わりました。
ゴレ島に着くと大変綺麗な島であることがわかりました。

私は食欲も全くありませんし、体のダルさが残っているので少し歩くのもしんどかったのですが、こうやってみんなで観光できる機会ってとても貴重なのでこの時間を大切にします。

私とマサさんとリョウさんの三人でアサラトと言う名前の紐の付いたマラカスのような楽器を三人で買います。

マサさんはさすが楽器をやっているだけあってアサラトを演奏するのも大変上手です。
セネガルに来る前にもアサラトを触ったことがあったようで、少し練習したことがあったようですが。
そしてリョウさんも手先が器用で呑み込みが早く、初めて演奏するにしては大変上手です。
私はというと…。音楽の才能ゼロの私は惨憺たるものでした。
でも良いんです。南アフリカに行くまでに自然と演奏できるようになればそれで良いんです。
道中、歌って踊っている人たちや楽器を演奏している人がいたら混ぜてもらえるかと思って買っただけですから。
今まで音の無かった私の旅に一つ音が加わりました。
一度飲んでみたいです
そんなこんなで楽しい時間を過ごすとサンセットを見届け、私たちはシェ山田に戻るのでした。
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