コートジボワールビザ申請へ

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1月2日(木)東京出発208日目、セネガル13日目 ダカール

前日の準備を経て、やっと年も明けたので、この日はリョウさんと一緒にコートジボワールビザ申請に行きます。

だましだましやってきましたが、先日の体調不良から回復しきれず、この日も朝からだるくて仕方ありません。

しかしあの寝込んだ日とは違って熱っぽさはないので、このままシェ山田にいる間にごまかしごまかしで自然と回復するだろうとタカを括っていました。

 

コートジボワール大使館から数百メートル離れた写真屋で必要書類のコピーをしてもらい、コートジボワール大使館まで歩いて行きます。

 

だるくて仕方ありません…。

したがってリョウさんの歩くペースについていけないのです。

今まで宿の人たちに悟られないようにしてきましたがついにこのとき、「すみません。体調が悪いのでゆっくり歩いてもらっても良いですか?」とリョウさんに言うことにしました。

リョウさん:「えっ…。早く言ってくれれば良いのに…」

 

なんとかコートジボワール大使館に到着して、さきほど写真屋でコピーをしてもらったビザの申請所に事前に必要事項を記入します。

ちょうど我々が申請書への記入が終わったくらいに大使館の扉が開き、中から強面の軍服を着た男がこちらの様子を伺っていました。

ビザの申請に来たことを伝えると、鞄類はすべてロッカーに入れるように言われ、まるで空港の搭乗手続きのように金属探知機のアーチの中をくぐらされます。

 

ギニア大使館と違ってかなり厳重な警備です。

 

大使館の中に入ると、入ってすぐのソファで待たされます。

事務室からスーツを来た見るからにエリート風の男性に別の奥の事務室に行くように促されました。

 

そちらの事務室の一番奥の机で年配の女性が作業をしていて、どうやらこの女性にビザの申請をお願いするようです。

この女性の前に座ると、何やらフランス語で言われます。全くフランス語のわからない我々がキョトンとしていると、この女性はだんだん不機嫌そうになりながら同じことを繰り返し聞いてきます。

すると近くにいた若い男性が通訳に入ってくれました。

どうやらダカール在住か聞いているようでした。

私:「いいえ。私たちはダカールには住んでいません。ただのツーリストです」

通訳の男性:「ここではセネガル在住者にしかビザの発行はできないのです」

私:「ちょっと待ってください。私たちはすでにオンラインで申請もして、お金も払っているんですよ」

通訳の男性:「それでもダメです。このオンラインの申請はセネガル在住者か空路で入る人用のものです。陸路で渡る人にはビザの発行はできないのです」

私:「そんなことはどこにも記載されていませんでしたよ。それならお金は返金してくれるのですか?」

通訳の男性:「手続きはできません。返金できるかどうかはここではわからないので、ホームページから直接問い合わせをしてください」

私:「うーん。どうにか陸路でツーリストがコートジボワールに入る方法はわかりませんか?」

通訳の男性:「陸路で入国するには在日本のコートジボワール大使館でビザを取得するしかないと思います」

私:「そんな。例えばギニアやマリにあるコートジボワール大使館で申請してもダメなのですか」

通訳の男性:「それはわかりません。やってみてください」

 

マ、マジか…。

 

もうすでに手続きをしてくれるだろう女性はそっぽを向いていて、私たちの顔を見ると「もう終わり終わり。邪魔だから帰っておくれ」というように両手で私たちを追っ払う動きをしました。

呆然と事務室をあとにし、入り口付近のソファを見るとアジア人のカップルがいました。

私が「英語は喋れますか?」と聞くと男性の方が「大丈夫ですよ」と返事をしてくれました。

私:「あなた方はセネガル在住者ですか?」

男性:「そうですよ。3年近く住んでいます。」

私:「…、そうですか…。」

男性:「私たちは中国人です。あなた方は?」

私:「日本人です」

 

彼らはセネガル在住者なので、ここで問題なく手続きできるのでしょう。

リョウさんが、セネガル在住だって嘘ついて後日申請できないか?と言いましたが、後程ネットで調べると在住者IDの提示を求められるのでそれも無理だということがわかりました。

 

仕方なく、我々はそのまま大使館を後にし、シェ山田に戻ることにしました。

 

その後リョウさんと話し合った結果、我々はこのままギニアを目指し、ギニアの首都コナクリでコートジボワールビザを申請しようということにしました。

コナクリはコートジボワールを目指すためには遠回りになることと治安面もあまり良くなさそうなので本当は避けたいところなのですが、こればかりは仕方ありません。

コナクリがダメなら予定には無かったシエラレオネに行き首都のフリータウンで挑戦すると言った風にとにかく周辺国でしらみつぶしにアタックするしかなさそうです。

 

これが西アフリカのめんどうなところですね…。

 

そして私はしばらく続いていた体調不良がまた悪化してしまったため、この日このままま再度寝込むことになったのでした。

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