私の愚痴

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1月20日(月)東京出発225日目、ギニア12日目 コナクリ~マムー 走行距離270km

コートジボワールビザおよびガーナビザ取得のために10日間滞在したコナクリをやっと出発することにしました。

細かくブログを読んでくださっている方はアレレ?ガーナに早く行かないとならないのに、1月18日と1月19日は何やってたのさ思われたかもしれませんね。

これについては理由がありまして、実は私たちはコートジボワールビザの申請時に大きなミスをしていたのです。

コートジボワール入国日を記載する欄に間違えてコートジボワールを出国する日を記載してしまっていたようで、我々は1月27日までコートジボワールに入れないのです。

そしてリョウさんの体調も完全では無いことと、コナクリの宿は安価で環境が大変良かったため1月18日、1月19日の二日間は時間調整も兼ねてコナクリに滞在することにしたのです。

でもこの二日間全く持って何もしていなかったわけではないのです。

荷物の整理をしたり、洗濯をしたり、そして一番大きいのが煩雑なアンゴラビザ申請用の書類をリョウさんと二人でせっせと作成していました。

とにかく早い段階で書類を揃えて二人でチェックして一発でOKをもらえるようにしようとの思いからです。

それはさておき、この日は10日ぶりに移動です。

この日目指すのはコナクリから約270km北東に向かった町マムーです。

コナクリに来たときは大変な渋滞と交通マナーの悪さにうんざりしたものですが、この日はそれほど大きな渋滞も無くコナクリを出ることができました。

しかし大変だったのがそこから先でした。予想以上に道が悪かったのです。

中央アジアのカザフスタンやウズベキスタンの西側を彷彿させるような穴ぼこだらけのアスファルトです。こういった道が一番バイクにダメージを与えてしまうため慎重にならざるを得ません。

いちいち穴ぼこを避けながら走らなければならないため、神経も使いますしスピードも上がりません。

この日は10日間もお世話になった宿の方に挨拶をしたりしてついつい出発も11時頃になってしまったのもよくありませんでした。

そして途中、警察が反対車線の道端から大きな声で我々に何か訴えている場所がありました。リョウさんは気づかないでそのまま通過しそうだったのですが、私は後々面倒なことになったら嫌だったためこの警察官の指示に従い停車しました。それにならって少し先を走っていたリョウさんも停車しました。

実際のところリョウさんがしたように無視をして通過するのが良かったのかもしれません。

この警察官は全く英語は解せないのですが、我々に100,000ギニアフラン(約1,250円)の罰金を払えと言っているようです。

この警察官のスマホの翻訳アプリで、我々の違反が何なのか聞いてみると「警察官が停止指示を拒否した罪」ということでした。

何のことだかさっぱりわかりません。

この警察官が何か叫んでいたので私は素直にそれに従って停車したので拒否したなんていうことは無いと思います。数十キロ手前で検問をしていたのですが、そのときはパスポートも見せることなく通過して良いと言われました。ゲートを管理していた担当官が我々に気付かなかったので我々はゲートの横から通過したため、最初はそのことを言っているのかと思っていました。

しかしどうやら違うようです。彼が言うには、すぐそこの200m手前で警察官が笛を鳴らして停止を求めたのに我々が止まらなかったというのです。

冗談じゃありません。200m手前というのですが、もう一人の警察官が立っているのは50mも離れていないところです。我々は停止を求められたなんてこれっぽっちも気づかなかったのです。

それなのに停車拒否とは納得できるはずがありません。

しかし、彼は自分が絶対に間違っていないという態度です。特に高圧的というわけではないですが、我々に落ち度があったとは思えないし、こうして今停車しているのですから、停車拒否なんてまかり通るとは思えません。

私は例のごとくこの警察官に名前とIDの提示を求めます。

この野郎は余裕があるのか名前は「ヨキ」だと言います。IDは手元にないが肩の腕章がギニア警察を証明しているとも言います。

私は彼に英語で「今ここで日本大使館に電話して事の顛末を話して支持を仰ぐがそれでも良いか?」と電話をかける振りをして聞きました。

すると彼はそうすれば良いというようなことを言います。

ギニアで買った私のsimカードが何故か使えないのでリョウさんにお願いして日本大使館に電話してもらうようにお願いします。

するとリョウさんがこのバカ警官に向かって単に単語だけで「embasy(大使館)」と言って電話をかけようとすると、大慌てで私にパスポートとバイクの登録証を返してくれ、笑顔で握手を求めると一緒に写真を撮ろうじゃないかと言い始めました。

私が文章で日本大使館に電話をかけるといったのは理解できなかったようで、リョウさんが単語のみで大使館と言ったのを聞いて慌てふためいたようです。

やっぱりこのバカ警官は自分が悪いことをしているという認識があったようでした。

急にフレンドリーになり、「安全運電で良い旅を」なんて急に言い始めました。

そんなトラブルもありマムーの町に着いたのは日が沈みかけた18時30分頃でした。

目星をつけていた宿に行くと高額な割に全然設備も環境も良くなかったため、そこは諦めてもう一つ別の目星をつけていた宿に行くことにしました。

清潔感は多少先ほどの宿よりかは劣るものの、価格は先ほどの宿の半額で設備は十分なものだったのでこちらの宿に決めました。

ホテルアフリカ
ギニアの宿としては全然悪く無いですね\(^_^)/

この二つ目の宿に着いた時点で19時を回り、辺りは暗くなっていました。

私もこの日は暑さのせいもあり、さらに悪路を走ったため久しぶりに疲労を感じていました。

幸いなことにこの宿の目の前に食堂があったため荷物を部屋に運ぶとリョウさんと一緒に夕飯を食べにこの食堂に行くことにしました。

食堂に入るとリョウさんが食欲はあまりないと言います。

とりあえず席に座ってこの日のことを話すとやはり朝の出発時間が遅いことが良くないという話になりました。それは私だけではなく、この日はリョウさんも強く感じたようです。

私は朝は強いのでいつももう少し早く出発したいと思っているのですが、リョウさんがすこぶる朝が弱いため今のところあまり強くは言っていない状況ではあったのですが、この日も日が沈むころに宿に到着したことからリョウさんももっと朝早く出発するようにしないといけないと感じたようです。

それを踏まえて私が「じゃ、明日は10時にはバイクに荷物を積み終えて出発できるようにしましょう」と言うとリョウさんが「え…、起きられるかなぁ」と言いました。

私はこの一言で脳みそにカチンと怒りがこみ上げました。朝の10時にパッキング完了ってそれほど無茶なことは言っていないし、ついさっき自分でももう少し朝早く出発する必要があるって口にしていたくせに何なんだろうか!と思ったのです。

本来なら私としては朝は8時くらいに出発したいのです。そのくらいの時間に出発できればまだ涼しい時間帯のため体力の消耗も違いますし、午後の早い時間に宿に到着できればそれだけでも体力の回復も計れ、場合によっては到着した町を観光したり一日を有意義に過ごせるからです。

それに今はまだ大丈夫でしょうが、このさきガボンやコンゴなど今よりも厳しい環境に行ったらそれこそ早い時間帯に動き始めないと致命傷にすらなり兼ねません。

そしてこの後もリョウさんは、眠いと言って顔を机に伏せたり、背中が痛いとかだるいとかネガティブなことを言っています。

私が体調が悪いのか?と聞くとそうでは無いと答えます。

正直私の苛立ちはかなりのところまできていました。

今までの積み重ねもあったのです。

私は別に貧乏旅行をして過酷な環境に敢えて身を置いて自分に挑戦しようとは思ってはいません。だから疲れたときは少し良い目の宿に泊まったり少しお金を払ってでもしっかりしたものを食べても良いと思っています。なので極端に苦しいことをしようとは思っていません。

でも、興味があれば少し脇道に逸れたりしても良いと思っていますし、敢えてあまり他の人が走っていないような道を走ってみるのもおもしろいかと思ったりもします。

しかしリョウさんは極度にそういったことを嫌います。アフリカの脇道は大変なことになりそうで嫌だと。

なので、例えばちょっと脇道に入ると宿がありそうだとたったその程度のことでもリョウさんはメイン道路沿いの宿が良いと言って嫌がりますし、そういった部分で私とは旅のスタイルが全く違うのです。

そしてこの日のリョウさんのあまりにもだらしない態度に私の苛立ちは頂点に達し、もし明日の朝、時間通りに動けないようなら「今からでもダカールに帰りな!このくらいの道なら一人で帰れるでしょ!」と言うつもりでした。

もちろん本気でそう言うわけではありません。最初にリョウさんに声を掛けたのは私なのですからある程度責任は感じています。

ただ、今の逃げ腰で何でもネガティブにとらえるリョウさんの態度をいつまでも持ってこられたら私がやっていられないのです。

怖いのはわかります。不安なのもわかります。私だってそうなのですから。

だからってなんでもかんでも逃げていては私は旅を楽しめないと思うのです。ちょっとしたことでも可能性を広げようとしないのならば私はこの旅に出た理由を失ってしまいます。

私とリョウさんの旅のスタイルの違い…。

二人で南アフリカを目指すと決めたのですからどこかで折り合いをつけて行かなとならないのはわかっています。

スタイルの違う二人で旅をするということがいかに難しいことなのか、このときひしひしと感じていました。

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