宿の人が何かを訴えている…

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1月21日(火)東京出発226日目、ギニア13日目 マムー

この日も私は日が昇る前の6時過ぎには目を覚まし、荷物をまとめて、日が昇った7時頃に宿の中庭に出てバイクのチェーンの清掃やエアフィルタの掃除をします。

この日、もしリョウさんがまた準備に手間取り、約束通りに10時に出発できなかったらガツンと言ってやろうと思っていました。

私が中庭でバイクのメンテナンスをしていると宿の従業員がしきりに私に何かを訴えています。

彼らは英語を全く解せないのでイマイチ何を言っているのかわかりません。

どうやらリョウさんのことを言っているようです。

最初は「お前の友達はどうしたんだ?寝ているのか?」と聞いているのかと思っていました。

なので「うん。彼は部屋で寝ていると思うよ」と返事をしていたのですが、それでも数人がしきりに同じ仕草をしています。

その中の一人が、リョウさんが寝ている建物を指さし、眠る仕草と、額を押さえる仕草をしました。

どういうことだろうか?

それでも私は彼らが何を言っているのか理解できず、もしかしてリョウさんが変な場所で寝てしまって頭でもぶつけたのかと思っていました。

すると、また一人宿の従業員が現れて、彼はほんの少しだけ英語がわかるようだったのでいろいろと聞いてみるとどうやらリョウさんは熱があって寝ていると言っているようでした。

昨日だいぶダルそうにしていたのはやはり体調不良だったようです。

それを聞いて私は、コレ(バイクのメンテナンス)が終わったら様子を見に行ってみるよと伝えました。

引き続きバイクのメンテナンスをしているとリョウさんが起きてきて私のところにやってきました。

「宿の人に聞きましたけど、熱があるんですか?大丈夫ですか?」と私が聞くと「今は大丈夫です」と言います。

話を聞くと昨晩遅く体調が悪化して体温を計ってみると38.7℃もあったそうです。

マラリアなのではないかと不安になり慌てて宿のレセプションに行くと24時間やっている病院が近くにあるということでその人がバイクで病院まで連れて行ってくれたそうです。

マラリアの検査をすると幸いなことにそれは陰性だったそうで、そこで解熱注射を打ってもらったところ、現在は完全に熱も下がって体調は大丈夫だということでした。

とはいえ無理をしてまたぶり返したり長引かせてしまうことが最も最悪なことなので、この日は大事を取ってもう一日この宿に滞在することにしました。

ガーナのアクラでアンゴラビザを申請するのに時間がギリギリだということをリョウさんは気にしていたようですが、このまま出発してもどこかでコートジボワールに入るための日程調整をしなければならないので全く持って問題ありません。

リョウさんは大変申し訳ないといった感じでしたが、時間面でも全く問題ありませんし、私だっていつ同じように体調を崩すかわかりません。そいういう意味ではお互い様なのです。

したがって全然気にすることでは無いのです。そのように伝え、ゆっくり休んでもらうことにしました。

私も部屋に戻ると急激な眠気に襲われます。

きっと昨日の悪路の走行は予想以上に私も疲弊していたようです。

私もこの日は丸一日宿で眠り耽って、体力の回復を図るのでした。

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