1月30日(木)東京出発235日目、コートジボワール4日目 アビジャン
この日は予定通りアンゴラビザ申請用の証明写真を撮りに行きます。日本から十分だろうと思われる数の証明写真は持って来ていたのですが、アンゴラビザは背景が白の5×4cmの物しか受け付けてくれないということだったので、ここで仕方なく再度写真撮影です。
宿から歩いて10分くらいのところに写真屋はありました。
そこではおじさんが一人でデジカメを使った写真屋を営んでいました。
我々が行くと片言の英語で「パスポート用の写真か?」と聞いてきたので、そうだと答えました。
まずはリョウさんの写真を撮ってもらいプリントアウトしてもらうのを待っていると、現地の人と思われる若い綺麗な身なりの男性がやってきました。
証明写真を撮るくらいなので、それなりにちゃんとした人なのかもしれません。
次に私の写真を撮ってもらい、さらにはアンゴラビザ申請用の書類をプリントアウトしてもらおうとリョウさんが持参したUSBメモリを渡します。
お会計の段になって英語が通じないのでなかなかうまくコミュニケーションが取れません。
証明写真は一人4,000CFA(約800円)でプリントアウトしてもらった書類が全部で24枚でした。
書類の印刷の前に、写真代だけで会計しようとしたときに10,000CFA渡そうとしたのですが、そのときはお釣りがないと言われていました。
印刷代込みで10,000CFAで足りる?お釣りがないのなら良いよ?って伝えるのですが、うまく伝わりません。
すると先ほど来た身なりの綺麗なお兄さんが間に入ってくれて、どうやら写真屋のおじさんは書類の印刷は1枚25CFAで24枚なので写真代と合計で8,600CFAだと言ってくれていたようです。
我々二人の財布の中身にある細かい紙幣を確認すると、二人合わせればちょうど8,600CFA払えることがわかりました。
こうして無事会計を済ませることができたと思ったのですが、この綺麗な身なりのお兄さんが「俺の分の写真代も一緒に払ってくれよ」としきりに言ってきます。
アフリカの人って見ず知らずの人に対しても平気でこういうこと言ってくるよなって思います。
サンキューとだけ言ってやり過ごすのですが。
一旦お店を出たのですが再び戻って、カラーコピーのできる場所は無いか聞くと、おじさんもお兄さんも外まで出てきてくれて丁寧に教えてくれたので、実際はすごくいい人なのでしょうけどね。
そして宿に戻ると、リョウさんは先日痛めていたバイクのエンジンを見てもらいにバイク屋に行くと言って出かけていきました。
私もエンジンオイルの交換やエアクリーナーの掃除などをしてもらいに行こうかとも思ったのですが、前日の渋滞の様子を見ると、アビジャンでバイクに乗るのはうんざりだったため、宿でゆっくりすることにしました。
夕方になりリョウさんが帰って来たのでどうだったか聞きました。
するとそのバイク屋はオフロードを中心としたレースチームも持っているらしく、大変高い技術を持っていて、完璧に直してくれたそうです。まさかアフリカでアルミ溶接ができるようなバイク屋があるとは!とリョウさんは驚いていました。
症状が症状だけに私もどうなることやらと心配していましたが、ここできちんと修理できたことは本当に良かったです。
コートジボワール滞在は大変短かったですが、ガーナビザの関係もあり、明日にはガーナ入国です。
さてさて、アンゴラビザの取得はどうなることやら。