決戦!アンゴラビザ申請

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2月5日(水)東京出発241日目、ガーナ6日目 アクラ

朝9時半過ぎ、私たちは遂にアンゴラビザの申請にアンゴラ大使館にやってきました。

アンゴラ大使館の門で入館の手続きをしてくれるお姉さんは大変優しくて感じが良いです。

私たちは月曜日にも訪問にしていたので何も聞かれずに「ビザの申請ね?こちらに名前と電話番号(宿の電話番号を書きました)とパスポート番号を記載してください」と言って、にこやかに入館証を渡してくれました。

ビザを申請する建物に行くと、我々の先客が3人ほどいました。どうやら同じ会社の同僚でビジネスビザの申請のようです。

我々の姿を見て「日本からバイクで来たのかい?君たちはとんでもないタフガイだな」なんて、どこに行っても言われる同じような会話をします。

彼らの手続きが終わり我々が呼ばれました。するとこの受付の女性の第一声が「ガーナに在住ですか?」でした。

うっ…、やばい。

西アフリカのビザ申請では、第三国(国籍がある国以外)でのビザ申請を認めないところがいくつもあるのです。しかもつい先日まで大丈夫だったところでも急にその国および隣国の在住者にしかビザの発行をしなくなったりするのです。

我々もセネガルのダカールでコートジボワールビザを申請しようとしたら、セネガル在住者にしか発行しないと言われ、仕方なくギニアのコナクリにまで行ったという痛い経験があります(つい三ヵ月ほど前に問題なくツーリストがビザ取得したという情報を得ていたにも関わらずです)。

 

これはマズすぎます。ここアクラでアンゴラビザが取れないとなると八方塞がりになる可能性があります。コンゴでアンゴラビザを取得できるという情報もありますが、もしコンゴまで行って取得できなかった場合は引き返すことも進むことも容易でなくなります。

私:「いえ、私たちはツーリストです。アクラ在住ではありません」

コートジボワールビザ申請のときのことを思い返すとこれは絶望的かもしれません…。

女性:「どうして日本でビザを取ってこなかったのですか?」

 

えっ…、これなら理由を説明すれば受け付けてくれるかもしれません!!

私は必死に説明します。

私:「私は日本を8か月ほど前に出発してずっとバイクで旅行をしてきました。通常ビザの有効期限は3か月のはずです。日本を出発する前にビザを取得してしまうと、いざアンゴラに入国するときには有効期限が切れてしまっています。なのでこちらで取得するしかないのです」

どうか…、どうかよろしくお願いします…。

女性:「ちょっと待ってください。電話しますから。席に戻って待っていてください」

どうなのでしょうか?ここでは第三国でのビザ申請は受け付けないというルールになってしまっていたならどうにもなりません。

ドキドキしながら待っていました。

 

しばらくするとどこからかきっちりとしたスーツを身に纏った位の高そうな男性がやってきました。

女性職員も窓口から出てきて我々の所にやってきます。

私は立ち上がって満面の笑顔で「初めまして。お会いできて光栄です。」とこの男性に挨拶をし握手をします。

男性:「日本でビザを取らなかった理由をもう一度説明してくれませんか?」

私は必死になってもう一度女性に説明したことを繰り返します。そして、アンゴラビザ大使館のホームページの必要書類には入ってはいなかったのですが、念のため準備してきた何月何日にどこの国にどこの国境から出国して入国したのかを記載した資料を見せます。

そして「我々はバイクで旅行をしていますので、アンゴラを通過できないと旅を続けられないのです」と言って、アンゴラの入国予定国境とナミビアに抜ける国境の名前を言いました。

するとこの男性が女性に何か言うと

女性:「ナミビアまで抜けたいのですね。わかりました。あなたたちの申請を受け付けましょう」

と言ってくださいました。

本当に…、本当に良かったです( ノД`)

 

在ガーナアンゴラ大使館のホームページに記載されていた必要書類を一つずつ確認しながらこの女性職員に提出します。

アンゴラビザの申請料金は銀行振込になるため振込用紙を貰います。

振込用紙に70USD(アメリカドル)と記載されたのですが、「エクスプレスでお願いします」と言って87.5USDに書き換えた振込用紙を持って銀行に行きました。

アンゴラビザ申請の振込はStainbic Bankという銀行が指定されています。アンゴラ大使館から一番近いStanbic Bankはここから3kmほど離れたAccra Mallという商業施設の中にあるようです。

ここならポルトガル語への翻訳をお願いした語学学校に行く途中に何度か通った場所です。

この日中に手続きを終えたいので早速振込に行きました。

 

銀行の窓口で手続きをすると「振込金額がおかしい」と言われます。

言っている意味が最初はわからなく「どういう意味ですか?」と聞くと、その男性職員は他の人のアンゴラビザの申請用紙を見せてくれ、「他の人は70USDの振込なのにあなたは87.5USDです。なぜ違うのですか?」ということでした。

私:「エクスプレスでの申請なので少し料金が高いのです」

と言うと納得してくれ振込手続きをしてくれました。

 

振込証明書を持って再度アンゴラ大使館に行きます。

受付の女性はニッコリと笑って受け取ってくれました。

私:「ビザの発行はいつになりますでしょうか?」

女性:「金曜日には無理ね。月曜日になります。月曜日の午後2時に来てください。最短でもその時間になります」

私:「月曜日ですね。」

女性:「おそらく月曜日です。場合によっては火曜日か…水曜日か…」

…。

エクスプレスでもそんなに時間がかかってしまうのですね…。土日も挟むことになるので時間があいてしまいますが仕方ありません。とにかく申請が受理されたことだけでも良かったです。

あとは書類に不備がないことを願うばかりです。再提出となったらまた更に時間がかかってしまいますので。

どうか、どうか無事にアンゴラビザが取得できますように…。

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