3月16日(月)東京出発280日目、アンゴラ4日目 カビンダ
3月15日は日曜日のため船の手続きもできなかったので、シルバさんのご自宅でのんびりと過ごさせていただきました。お昼には車で少し離れた港にある魚料理のお店に連れて行ってくれご馳走してくださいました。
3月16日(月)
朝8時前に起床しシルバさん宅のリビングでクリスと二人でゆっくりとしているとシルバさんがやってきて「時間が無いからすぐに行くぞ」と言います。
大慌てで準備をして出かけます。
本当は前日にシルバさんに予定を確認したかったのですが、ご本人が不在で確認できないでいたのです。
このときリョウさんはすでに2日分の宿代を払ってしまっているということでシルバさん宅には滞在しておらずに別に一人で宿にいたため、すぐに連絡します。
リョウさん:「すぐには無理です。急ぎますけど」
そりゃそうだなと思います。いきなり言われても慌てます。
我々はリョウさんの滞在する宿の隣の食堂に行き、そこでコーヒーを飲みながらリョウさんを待つことにしました。
一時間ほどしてリョウさんもやって来たので、さっそく港まで行きアンゴラ本土にバイクを送る船の手配をします。
ここではシルバさんがすべて話をしてくれるので我々は言われた書類を提出するだけで難しいことは何もありませんでした。
我々はこの船には乗れないので、その後空港に行き本土までの飛行機を予約しました。
船の金額が34,000クワンザ(約6,800円)、飛行機が14,000クワンザ(約2,800円)と、国内線のため金額も大したことありません。
そして一旦シルバさん宅に戻るとバイクに乗り換えて港に行き、船にバイクを載せます。
いやいや期待はしていなかったのですが、まさかまさかこんな小さなボートだったんですね…。

ベナンからガボンにバイクを輸送するときに使ったCASSANGAって相当な船だったのですね。
今回も当然人力で担いでバイクを船に載せます。距離としては70kmほどなのですが、果たしてこんな小さな船で無事に本土まで辿り着くのでしょうか?



ここではシルバさんが一緒に積載を手伝ってくれるので安心ですけど、降ろすときにはシルバさんはいないのでそれも不安です。
現に今ここでもここで働いている奴らがこっそり私のところにやって来てカネカネカネと言っています。
本当に面倒くさい…。
向こうでのバイクの受け取りについてや連絡先などについてはスペイン語の話せるクリスがすべて説明を聞いてくれて対応してくれました。
シルバさんとのやり取りから船の手続き関係についてはほとんどすべてクリスに頼りっぱなしで大変申し訳なかったのですが、このコロナ騒ぎでいつどうなるかわからない状況のため、時間面を考えてもクリスがいてくれたことは本当にありがたいことでした(それにクリスという人間の人柄が大変素敵で一緒にいてすごく楽しかったです)。

明日の午前の便でアンゴラ本土に上陸し、午後にはバイクの受け取りができるそうです。
こんなにもスムーズにことが進んだのはシルバさんとクリスのおかげです。本当に感謝の言葉しか見当たりません。
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