私、日本に帰るんです

Facebook にシェア
Pocket

2022年9月5日(月)2回目東京出発32日目、この旅トータル317日目 南アフリカ7日目 ケープタウン 走行20km

朝食の席に着いた時には晴れていたのですが、気づくと外は大雨になっています。

こりゃ、今日も一日籠城かなーなんて考えていると雨は止んできました。
しかしまた気づくとザンザン降り。

なんとも難しい天気です。

午後になり晴れ間も見えてきたので、この隙に買い物に行こうと決意します。
私はこの旅ではずっとバイクに荷物を積んでいましたが、帰国となればキャリーケースを買ってそれに荷物を詰めて帰ろうと思っていたので、ちょうどいい機会です。

別に単に日本に帰るためだけなら今使っているリュックだけで十分なのですが、今回、2年以上放置したテネレさんの状態がわからなかったため、少し多めにテネレさんのパーツを日本から持って行っていました。

本当ならバイクと一緒にそれらのパーツも船便で送りたいところなのですが、出国時に日本の税関に提出しているインボイスに記載のないパーツが積み荷にあると、それに対しても関税をかけられたり、持ち込めなかったりすることがあるようです。少し高めのパーツもありますし、いちいち面倒です。

明らかにパッケージも日本語なのですが、私はこの旅を通して日本のこういった機関で働く人は一切の信用をしなくなりました。
言わなくてもわかるようなレベルのことでも、言っても機械的にしか判断しないので手間ではありますが自分の手荷物で再度持ち帰ることにします。

これは何も役所で働く人に限らないのでしょうが、日本人はすべてにおいて自分の責任になるかもしれないことは自分では絶対に判断はくださず、マニュアル通りの対応しかしない人が多いのは、普段仕事をしていて民間企業の人とやり取りをしていても感じます。

その厳格さが今の日本の強さを作った一方で、日本経済の衰退を招いているのは事実だと思います。

責任から逃げ続ける人が組織の上に立つような仕組みになっている以上、日本の未来は暗いとしか言いようがありません。

宿から10キロほどのところにケープタウンの中心的なウォーターフロントと呼ばれる地域があります。
東京でいう所の表参道や銀座のような場所でしょうか?

海沿いをバイクで走るのですが、大変綺麗に整備され、治安も良さそうです。ただし、少し裏に入るとホームレスのテントがあるので、そのあたりはやはり少し怖いと感じます。

ウォーターフロントにあるショッピングモールに行くと、すぐに旅行鞄のお店を発見します。
予想以上に高いです。
海外で買い物をすると日本の物価の安さをひしひしと感じます。サイズ的には小さいけれども必要なもの以外みんな捨ててしまえば入りそうなので2万円ほどのキャリーケースを買うことにしました(これが一番安かった)。

女性店員:「3か月間の保証が付きますので何かあればお持ちくださいね」

私:「近々日本に帰国するんですよー」(ニコニコ)

女性店員:「あら、素敵ですね。気を付けてお帰りくださいね」

宿に戻るとパニアケースとリアバッグに入っている荷物をすべて取り出し、持ち帰るもの、捨てるもの、バッグのスペースに余裕があれば持ち帰るものに分けていきます。

ファスナーの壊れてしまったテントはすでに処分してしまっているのでキャンプ関係のものは一気に処分できます。
その他一部のメンテンナンス用のバイク用品も処分できたのでだいぶ身軽になりました。

そんなこんなをしていると宿に一台の車がやってきました。
白人の母娘です。

ジュリアロバーツのように素敵に年齢を重ねたお母さんと、ニコニコと大変愛嬌のある大学生くらいの娘さんです。
どうやら娘さんの夏休みを利用しての二人旅のようです。

ドイツから来たというこの親子。
ドイツは今の時期は大変暑いので、南アフリカに来て寒いから大変だわと言います。

娘さんはあまり外出するのが好きではないようなのですが、今回はお母さんが無理やり旅行に駆り出したようです。
私も今は帰国する予定がうまく進まずテンションだだ下がっている状態なのでせっかく外に出た娘さんのテンションを下げないように気を付けないとと思います。

この母娘は本当は南アフリカではなく日本への旅行を検討していたとのことです。でも、日本への旅行は予想以上に費用が高かったため(ヨーロッパからですと距離があるので飛行機代が高いのでしょう)今回は南アフリカにしたということでした。

大人しい雰囲気の娘さんとは対照的に、社交的でいろいろな人に積極的に話しかけるお母さん。
この母娘が来てから急に宿の雰囲気がパッと明るくなりました。

私もぐずぐず引きこもっていないで外に出ようと思いました。

Facebook にシェア
Pocket