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    3月10日(火)東京出発275日目、コンゴ共和国3日目 ドリジー

    私はここで出会ったクリスというスイス人がとても好きになりました。知的で優しい物腰のこの男と話しているととても安心します。

    聡明で優しいスイス人ライダー、クリス

    実際にクリスは大変なエリートなのだと思います。スイスでは司法試験に合格し今は就職前のバケーションを楽しむためにアフリカ大陸縦断の旅に出たそうです。

    彼は6種類の言語を操ります。スイスドイツ語(ドイツで話されるドイツ語とはだいぶ違うみたいです)、ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、中国語。

    スペイン語を話せるのでポルトガル語もだいたいわかるそうです。

    そんなクリスが私に聞きました。

    クリス:「ヒデは日本語と英語とあと他に話せる言葉はあるの?」

    私:「それだけだよ。英語だってヘタクソだし」

    クリス:「俺の知っている日本人の中ではヒデが一番英語上手だよ」

    それを聞いて私は少し安心しました。安心したというのは私の英語は少しはマシだって言ってもらえたことではありません。私の英語がヘタクソなのは私自身が良くわかっています。発音も酷いですし、感情を伝えたいときは文法無視で話します。ただ単にコミュニケーションを取るのに困らないという程度のレベルです。

    私が安心したというのは過去に少し嫌な話を聞いたことがあったからです。

    昔の日本人は英語ができなかったのであまり積極的に発言することはなかったけれども、たまに発言するその内容がキラリと光るものが多かったので「日本人は賢い」と言われることが多かった。しかし、最近はワーキングホリデーや語学留学で単に英語圏に行って生活をして英語を話せる日本人が増えた一方で、ペラペラと中身の無い話ばかりする日本人が多いので「日本人は中身が無くてバカばっかりだ」と言われるようになった

    というものです。

    そして私も以前、上記のようなことを感じるような場面に出くわしたことがあるのです。語学留学をしていた人やワーキングホリデーに行っていた人たちが英語を忘れないようにと英語を話すサロンに参加したときです(といっても私は海外生活をしたことは一度も無いのでその中では異質でとりわけ英語がヘタクソな人でした)。

    彼らはとにかく自分たちが英語を話せるということだけがアイデンティティであり、そのことだけで自分たちは他の日本人よりも優れていると考えているようでした。そして海外生活をしていた自分たちは特別な経験をしていて人とは違って優れていると思っていたようです。

    クリスは海外にもたくさんの友人がいて日本人の友人も何人かいるようなのですが、そういった「英語は話せるけれども中身の無い日本人」に出会っていないということに安心したということです(クリスはたくさんの言語を操り、話す内容もジョークもとても洗練されていてめちゃくちゃ魅力的な男です)。

    もちろん私も英語はできないよりかはできた方が良いと思いますが、一方で英語を本当に必要とする日本人は限られた職業に就いている人もしくは就きたい人だけだと思います。

    なのに何故か日本人は英語コンプレックスがあり、目的も無いのに単に英語の勉強を優先的にしている人が多いように見受けられます。

    私も今回の旅で英語でのコミュニケーションが取れたおかげで幾つかの場面で楽に旅をすることができたことは否定しませんが、結局は語学って小手先の技術にしか過ぎないと思うのです(それに世界で英語が通じる地域なんて日本人が思っている以上に少ないです)。

    また、ほとんどの日本人は中高の6年間英語の勉強をしていて、街中にも外来語が溢れているのですから、必要に迫られればコミュニケーションを取れるくらいの英語なんてほとんどの人がそれほど時間をかけずとも話せるようになると思います。

    語学は結局は「どのように」伝えるかという手段でしかなく、私はそれよりも「何を」伝えるかの方がよっぽど大切だと思うのです。

    例えば私のカンボジアの大切な友人であるチャイリェンと仲良くなれたのは、言葉でのコミュニケーションがうまく取れなかったからこそ余計に仲良くなれたと思っています。

    例えばギニアでリョウさんが少年マイケルにしてあげたことって、言葉で何かを伝えるよりもよっぽど素敵で価値のあることだったのではないでしょうか?

    もちろん語学留学やワーキングホリデーを否定はしませんが(そこで語学よりももっと他のことにも積極的に経験するのであれば価値のあることだと思いますが、語学だけを目的にするのであればちょっともったいないかなぁとは思ってしまいますけど)、私はそれよりもよっぽど「何をして」「何を考えて」「何を表現するか」という人間としての感性を磨くことの方が大切だと思うのです。

    それって別に海外に行く必要どころか、極端に言ってしまえば家から一歩も出なかったとしてもできることではないでしょうか?

    例えば「オタク」と呼ばれる人たちが自分が心から好きだと思うことを徹底的に追究していたら、その人ってその分野においてとても深い知見を持ち、人としての深みがありおもしろいと思います。

    誰かにスゴイねって言われたいとか、英語が話せるとかよりも、「私はコレが好き」って言って楽しそうに笑っている人の方がよっぽど魅力的だと思います。

    目的が明確になっている勉強なら(例えばこの仕事をするためにどうしても英語が必要という明確なものがあるということ)十分に価値はありますが、そこがはっきりしない(単に英語が話せるようになりたいって聞くと何のため?って思います)のであれば、私は今目の前にあることやそれにつながることに全力で取り組むことや、自分が本当に好きだと思うことに時間を割きたいと思うのです。

    そっちの方がよっぽど楽しい人生で、そういう魅力的な人になりたいと思うからです。

    好きなこと、興味があること、自分が楽しいと思うことを笑いながら、歯を食い縛りながら思いっきりやっている人は素敵ですよね。

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  • 心から笑うために

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    3月10日(火)東京出発275日目、コンゴ共和国3日目 ドリジー 

    ドリジーの宿で私は足の怪我の回復を図るために2~3日ここに滞在する予定です。昨日会ったドイツ人ライダーのマイケルとスイス人ライダーのクリスもドリジーで洗車をしたり休養を取ったりするために2~3日滞在するようです。

    私の隣、クリス
    リョウさんの左隣、マイケル

    宿でマイケルにあの地獄と天国が入り混じったようなンデンデ-ドリジー間の写真と動画を見せてもらいます。

    ンデンデからの70kmは彼らにとってはまさに地獄のような体験だったようです。

    マイケルが言います。

    マイケル:「この区間なんか俺は何度転倒したことか?恐らく少なくとも12~13回は転倒したんじゃないか?その都度バイクを起こして大変だったよ」

    そういって汗だくになり苦しそうな表情のマイケルの写真を見せてくれます。

    この区間はマイケルとクリスで助け合いながら乗り越えたようです。マイケルもクリスも泥だらけです。その泥だらけの服を着たまま休憩ポイントで笑いながら水浴びをしている姿は私の眼には神々しくさえ見えました。

    二人の弾けるような笑顔は眩いばかりでした。

    マイケルだって10回以上も転倒したんです。私ごときは20回でも30回でも転倒すればいいじゃないですか。都度起こして進めば良いんですよ。私はそれすらもできませんでした。何度転倒しても良いんです。でも怪我だけはしてはいけませんでした…。

    マイケル:「お前が転んで怪我をした場所ってどこだったんだ?」

    と聞いてきたのでそのときの写真を見せるとすぐに

    マイケル:「ここか!ここはンデンデから15kmの地点だな!ここはさすがにやばかったな!」

    と言って、マイケルにも印象に残る難所であったということがわかったのは、多少は私にとっては救いではありましたが、そんなものは実際には何の意味も持たないものでした。

    マイケルもクリスも私たちのことを「日本からここまでやってきたクレイジーライダー」として賞賛してくれます。それは大変うれしくもありありがたいことです。

    でも私にとってはこの旅最難関のガボン-コンゴ間から逃げてしまったことはどうしても心残りです。

    マイケルとクリスの心からの弾ける笑顔。

    あの笑顔は困難に立ち向かいそれを乗り越えた人だけから溢れ出るものです。

    全力で立ち向かい全力で生き抜いている人だけが心から笑うことができるのではないでしょうか?

    私もそんな風に生きていたいです。

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  • それって言う必要ないんじゃない?

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    2月7日(金)東京出発243日目、ガーナ8日目 アクラ

    私の中で言うべきなのか言わないべきなのかいつも迷っていることがありました。

    誰に迷惑をかけているわけもなく、私が勝手に気にしているだけのことなのです。でもそれを私がずっと我慢し続けることは正しいことなのか?でももしそれを伝えるなら、角が立たないようにどういう風に言うのが正しいのか…。

    私が我慢できるなら我慢すればそれが一番良いのだと思います。

    別に私が正しいわけではありません。それに私だってそれほど大した人間でもありません。イヤ、むしろ私はなかなかなクソヤローです。そのことについては単に私が気になるというだけなのです。

    いや、でもほんの少しですが実害もあります。

    特に相手が英語があまり得意ではない人の場合、私が一生懸命英語で話しているときに、横からリョウさんが日本語で割り込んでくることがあるのです。

    そんなときに伝わるものも伝わらなくなってしまい困ったなということがごくたまにありました。

    そして、そもそも私が傍から見ていて、リョウさんが現地の人たちに「オバチャン、オバチャン、これこれやって」とか「オネエチャン、オネエチャン、ニイチャン、ニイチャン」とか日本語でワーワー言っているのを見てあまり良い感じがしないのです。

    英語が苦手なのはわかりますが、それでももう少し現地の人たちに敬意を払って接してほしいなと思ってしまうのです。

    例えば男性に話しかける時には「サー」、女性に話しかける時には「マダム」と呼びかける。そこまでしなくても「エクスキューズミー」って言って話しかけて、何かお願いするときには少なくとも「プリーズ」を付けるとか…。

    いや、これって全く持って私個人の感覚でしかないので人に押し付けるようなものではないのかもしれません…。

    言うべきことではないような気もします。しかし、一緒にいて私が嫌だなと思うのであれば言った方が良いのかもしれないと思って、意を決して言ってみました。

    私:「リョウさん。リョウさんはよく現地の人たちに日本語でワーッと話しかけるときありますけど、あれ、あまり良くないんじゃないですか?」

    リョウさん:「は?なんで?」

    いや、ごもっとも。

    私:「例えば日本にいて中国人が日本人に中国語でワーッと話しかけているのを見たらあまり感じ良くないって思いませんか?少なくとも英語で何か伝えようとされたほうがまだこの人は一生懸命コミュニケーションを取ろうとしているんだって思いませんか?」

    リョウさん:「いや。そもそも西アフリカのほとんどの国はフランス語圏だから英語で話しかけても仕方ないじゃないですか」

    私:「そうかもしれませんが、であれば、English OK?とか聞いて話しかける方がまだ良いような気がして。」

    リョウさん:「そっちの方が失礼じゃないですか?『俺らはフランス語を話すのに何で英語で話さないといけないんだよ』って思う人だっているんじゃないですか?」

    私:「それは私にもわかりません。そう思う人もいるかもしれないです。でも日本であっても例えば飲み屋で店員さんを呼ぶのに「オネエチャン、オネエチャン」とか呼ぶのってあまりお行儀が良いと思わないんですよ。」

    リョウさん:「…」

    これに関しては私の主観や価値観の押し付けが入っていることは否めません。敢えて言うようなことでもなかったように思います。
    私だってロシア語圏にいたときは、英語も壊滅的に伝わらなかった(ワン、ツー、スリーのレベルですら通じません)ので日本語でワーワー話しかけていたときもありました。

    それにこんな細かいことイチイチ言われていたら、そりゃリョウさんだってストレス溜まって当然だと思います。

    更に言うならば私自身がそんなに紳士的な振る舞いができているかと言われたら全然そうでないこともあります。

    私が日本人代表みたいな顔して説教たれるなんておこがましいことも分っているのですが、あるときからすごく気になるようになってしまったのです。

    スペインのマドリードにいたとき、あるスペイン人にこんなことを言われました。

    スペイン人:「マドリードには観光に来る日本人たくさんいるよ。特に女性の旅行者をよく見かける」

    私:「何でその人たちが日本人ってわかるのですか?最近は中国人や韓国人の旅行者も増えているでしょう。見分けつくんですか?」

    スペイン人:「すぐにわかるよ。特に日本人の女の子はすぐにわかる。だって日本人の若い女の子って歩き方が奇妙だもん」

    そう言われてから時折見かける日本人の若い女性を見ると、確かに異質な歩き方をしている人が多いです。妙に小股でチョコチョコ歩いたり、ペンギンみたいに両手を腰の横で開いてピョコピョコ歩いたり…。

    日本にいたときはそれほど気にならなかったのですが、外国人にそう指摘されてあらためて見ると確かにおかしいです。

    日本人の「カワイイ文化」があの奇妙な振る舞いを作り上げたのだとは思いますが、私はなんだかとても恥ずかしく思いました。

    きっと私にもおかしなところはたくさんあるでしょう。そういうのって誰かに指摘されないとなかなかわからないものです。
    私は海外に出て、「日本人って変だよな。下品だよな。行儀が良くない。いつもヘラヘラしている。何を言っても怒らない。簡単に騙せる」そんな風に外国の人に言われるのは恥ずかしいと思ってしまいます。

    でもそれって全くもって私の個人的な感情であり、さらには何がおかしくて何がおかしくないなんていうのは全くの個人の主観によるものです。

    そう考えると他人にああだこうだと何か言うこと自体間違っていることのようにも思ってしまいます。

    そして、そんなことをいちいち指摘されたら一緒にいる人はストレスが溜まって仕方ないですよね。

    そんなことを他人にああだこうだ言う前に、私自身がもっと洗練された振る舞いをできるようになりたいと思うのですが、大して育ちも良くない私には遠いお話なのかもしれません…。

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  • 頑張り切れなかった男と、ずっと戦い続けてきた女性戦士

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    12月4日(水) 東京出発時179日目、モロッコ12日目 ティンジル(トドラ渓谷)

    この日は天気が大変良く、朝食を済ませると近くの川に洗濯に行きます。ここトドラ渓谷は朝晩は冷え込みますが、日中はカラっと晴れて大変気持ちが良いです。

    川に洗濯に行きます
    川の水、スゴくキレイです\(^_^)/

    宿に戻るとアキト君がすでにノリコズハウスに戻ってきていました。そしてもう一人アキト君がサハラ砂漠で出会ったという日本人女性ツーリストも一緒にいました。

    私は最初この女性ツーリストのことをまさか私が知っている方だとは思ってもいませんでした。

    アキト君にお帰りと挨拶をすると、「一緒に来た女性、○○(競技名)の○○さんですよ」と伝えられました。

    驚いたどころではありません。私の最も尊敬する競技のうちの一つのトップアスリートだったのです。

    リビングに行って挨拶をしますが、恐れ多くて話しかけるることなんてできません。向こうからしたらプライベートで来ているので普通に接してもらった方が良いだろうことはわかるのですが、私からしたらそれはとんでもないことなのでした。

     

    少し時間をおくと、その女性アスリートはここでロッククライミングをしたいということでアンナさんと一緒に出かけていきます。アキト君もそれを見に行くと言います。

    私は宿でゆっくりしようかとも思ったのですが、やはり少し気になるので見に行くことにしました。

     

    ロッククライミングスポットに向かう途中で、サンダルで来ていたアキト君が水たまりに足を突っ込んでしまい、このまま行くと足先が冷えてしまうのでやっぱり戻るということで帰って行きました。

     

    ロッククライミングではまず始めにアンナさんが先に上って崖の各地点にカラビナを付けてロープを通していきます。

    サスガはロッククライミングをするためにしばらくここに滞在すると決めたアンナさんです。ヒョイヒョイ全く簡単そうにあっという間に20m上の到達点まで登ってしまいます。

    次はその女性アスリートです。日本では何度かボルダリングをやったことはあるということでしたが、ロッククライミングは初めてということでした。

    「むずかしいー」なんて言いながらいとも簡単に彼女も上まで登ってしまいました。

    そんな風にしながらヒョイヒョイ上まで登ってしまうアンナさんとその女性アスリートの姿は圧巻でした。

    私はというと単に下から見ているだけで首が痛くなるばかりでした。

     

    アンナさんはまだまだ登るということでしたが、女性アスリートは20m と30m のコースを何本か登ると十分満喫したということで、体を冷やさないように私と一緒に宿に戻ることにしました。

     

    宿に戻る途中いろいろと話をします。

     

    私はその競技のトップ選手がどれだけ超人的なのかを少しは知っているつもりだったのでどんな人なのかと思っていましたが、一緒に話をしていると、我々一般人と同じような悩みを持ち、音楽やかわいい雑貨などに興味を持つ本当にごくごく普通の20代の女性であるということがわかりました。

     

    私が彼女の競技について少しは知識を持っていたので、彼女もそのことについて話をしてくれます。

    ほんの少し前(私が日本を出発する前)に彼女の周りで大きなゴタゴタがあったことは連日ニュースにも取り上げられていたので当然私の知るところでもありました。

    彼女のかなり近いところで起きたことなので、精神面も含め間接的に影響を受けるのは致し方なかったことだとは思うのですが、実際には彼女本人に対しても謂れのない誹謗中傷がたくさんあったことを知り、驚いたのと同時に悲しく思いました。

    どうしてそんなことになるのでしょうか?彼女の実績を知っていれば、あのニュースを聞いても彼女が非難される要素なんて全くないのなんてすぐにわかることです。

    目の前にいるこの小さな女性がそんな苦しい思いをしたことを聞いて、ただただ怒りがこみ上げてきました。

     

    その事件があり、彼女は大会への出場は辞退した方が良いのかと上の人に相談していたということを後に私はインターネットで知りました。

    しかし実際には、そこまで精神的に追い込まれているにも関わらず、逃げることなく試合に出場し、彼女はきちんと結果を残していました。「試合が終わると彼女は両手で顔を覆って崩れ落ちるように涙を流した」という記事を読むと、彼女のその強さと頑張りが、私の中で勇気と言う名前の雫に姿を変えて頬を伝わりました。

     

    私が何事においても中途半端なのは今まで何事においても頑張り切れなかったからだと思います。彼女は頑張って頑張って頑張って歯を食いしばって戦い抜いてきたからこそ、どんなに苦しくても決して逃げることなく一流になれたのだと思います。

     

    屈託なく少女のように笑うこの小さな体の一人の女性のエネルギーに触れて、私も苦しくても逃げてはいけないと思うのでした。

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  • 北か南か

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    11月29日(金) 東京出発時174日目、モロッコ7日目 メルズーガ

    古川さんはこの日、トドラ渓谷にあるノリコさんという日本人が経営する日本人宿に戻るということでしたが、私はもう一日このメルズーガに残ることにしました。

    というのも、実は古川さんに会って新しい情報を得たことで、私はこの先どこに進むのかをもう一度ゆっくり考えようと思ったからです。

     

    お昼になり古川さんを見送ります。たくさんの貴重な情報ありがとうございました。

    古川さんのv-strom250とテネレさんを並べて\(^_^)/

    さて、私が悩んでいるというのはこのまま南に下って西アフリカから目的地であるケープタウンを目指すか、それとも一度マドリードに戻って、ハッピーライダーさん経由で南米にバイクを送って南米から北米を目指すかというものでした。

    モロッコまで来てなぜ今更そのようなことを考えるようになったかと言うと、西アフリカの一部の国(ナイジェリア)は現在第三国でVISAの取得ができないため、通過ができないということが挙げられます。

    このこと自体はすでに多方面から情報を得ていたため今更なのですが、今年スペインから南アフリカまで走った日本人ライダーは、日本で西アフリカの幾つかの国のビザを取得してから出発したためオール陸路でアフリカ縦断をしたという話を古川さんより聞きました。

    南米はこれから夏になっていくことからベストシーズンであるため、一旦はアメリカ大陸を走ってしまい、来年日本でビザを取得後、マドリードのハッピーライダーさんからアフリカ大陸横断を目指すという選択肢が急浮上したのです。

     

    このまま南を目指すか、北に戻るか…

     

    このときの私は、また寒い北のスペインに戻るのは億劫だなという思いと、この期に及んで西アフリカのバイクでの走行が未だに怖いという感情の狭間で揺れていました。

    北か南か、北か南か、北か南か…。

     

    優柔不断な私は自分では決めきれず、遂にはウランバートルで出会った旅の大先輩である宮崎さんに相談することにしました。

    宮崎さんは以前、南米をバイクで縦断したことがあり、南米の素敵な情報をたくさんくださいました。

    そして私が「北に戻るのは面倒くさい」と言ったことに対してこう付け加えてくださいました。

     

    「自分の手間は、自分の手の内にあるものです」

     

    どうして私はこの旅に出て、こんなにも素敵な人に出会えてしまうのでしょうか?

    北に戻るにしろ南に進むにしろ、この言葉はきっとこれからの私の人生に大きな影響を与えてくださることに違いありません。

     

    私は旅に出発するときとても怖かったです。ウランバートルから西モンゴルに行くときもとても怖かったです。オシュからパミールハイウェイを目指すときもとても怖かったです。ロシアでチェチェンを経由するときもとても怖かったです。そして今、いざ西アフリカを走るかもしれないというこのときもとても怖いです。

    もし北に戻ることに相応の理由が無くて、それが逃げることなら南に進むべきだと思います。反対に南に進むことが単に感情の問題であり冷静に考えたたときに北に戻る方が効率的であると判断したなら北に戻るべきだと思います。

     

    私は臆病者です。

     

    でも私の武道の大先輩であるI先輩が試合前に言ったように、「ライオンのようにオズの魔法使いに勇敢なハートを貰いに行く」ことも私のこの旅にとっては大切なことなのかもしれません。

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  • 幸せとは

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    11/23(土)東京出発168日目、モロッコ1日目 シャウエン

    前日のフェリーの中で出会ったアラブ系の青年の言葉がよみがえります。

    「モロッコでは日本は『国』じゃなくて別の『惑星』だなんていう人がいるくらい日本は別次元でスゴイって言ってる人がいるくらいなんだぜ!」

    今までもロシア人のアンドレダニエルも、ポーランド人のマイケルも日本はスゴイって絶賛してくれていましたし、そのほかの行く先々で日本人だというと、日本はテクノロジーの優れた素晴らしい国だと言ってくれる人に多く出会いました。

    しかし、本当にそうなのでしょうか?

    今の日本にはエネルギーもパワーも感じることが少ないように思います。

    もちろん一部のアスリートや研究者などが才能を発揮して世界で花開いて活躍しているニュースなどは嬉しい限りですが、それでも私は、たくさんの外国人に日本人であることを称賛される度に、私自身がそれに値するほどの人間ではないのは当然のこと、今の日本がそれほどにまで称賛されるほどなのかと考えてしまいます。

    一方で、今の若者は欲がないなんていう批判的な言葉を耳にすることもありますが、それ自体もいたしかたないことなのかも知れないとも思います。

    今の日本は多少の窮屈さはあるかもしれませんが整ったインフラと清潔で快適な生活は世界屈指であることは間違いなくて、これ以上望まないという人がいても仕方ないのかもしれません。

     

    今から10数年前、高校の同窓会に参加した時のこと、そこでの話題が「幸せとは何か?」という話になりました。

    ある者は「夢を叶えること」、また別のあるものは「家族を持ち、家族と一緒に過ごすこと」などなど各々が各々の考えを述べていました。

    その中で一人、当時は建築士の卵として建築事務所で見習いとして低賃金・激務で働いている友人がいました。その彼はその建築事務所の給料だけでは生活できないので週末はその他にアルバイトをしてなんとか生活をしているという状況でした。

    その中の誰よりも苦労をしているだろう彼でしたが、彼の言った「幸せ」は「満たされないこと」でした。

    「満たされないから人は夢を持つんじゃないかな?満たされないから努力をするんじゃないかな?それが幸せなんだと思う。もし全て満たされてしまったら情熱を失ってしまうと思う。きっとそれは俺にとっては幸せなことではないと思う。」

     

    満たされることは幸せのようにも思いますけれど、彼の言葉に今の日本の満たされてしまったいるが故の閉塞感も感じてしまいました。

    私は旅に出る前は仕事もやりがいがあって楽しかったですし、友人関係にも恵まれ、週末も趣味に費やす時間も金銭的な余裕もあって、幸せだって感じていました。私はあれ以上望んではいけないと思うくらい満たされていました。

    それでも私は旅に出ました。

     

    満たされることは幸せなのでしょうか?それとも幸せではないのでしょうか?

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  • 郵便局へGO!

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    11/7(木)東京出発152日目、スペイン5日目 マドリード

    ハッピーライダーのホセさんは現在別のお客さんのバイクを見ているところでしたので、テネレさんについてはそちらが完了後となるため、この日は私は一日空いていました。

    ♪  ∧,_∧  ♪
       ( ´・ω・) ))
     (( ( つ ヽ、   ♪
       〉 とノ )))
      (__ノ^(_)

    ずっと私の荷物がここまで多かったのは、ヨーロッパで使うであろうものをずっと持って来ていたからです。

    ヨーロッパに入るのは秋口になるのはわかっていたので防寒具と、海外を回るライダーが盗難の被害に遭うのはヨーロッパが多いという話を聞いていたので、防犯グッズ(盗難対策)がそこそこあります。

    ですのでそろそろアフリカに入るための準備をしようと、まずは日本に荷物を輸送する方法と金額はどれくらいなのかを調べようと郵便局に行きました。

    ヨーロッパに入ってからはセルビア以降は普通に英語が通じることが多いので、郵便局でも普通に英語は大丈夫かと思っていましたが、窓口の方がご年配の方だったため英語は話せないようでした。

    その隣の窓口の方もなんとか英語で対応してくれようとしたのですが、その方も英語が苦手なようで、最終的に若い男性の方がご対応くださいました。

       ___
      /⌒ ⌒\  /⌒)
     /(⌒) (⌒)\ _L_(
    `|::⌒(_人_)⌒: (_ ヽ
     \  ヽニノ /(_ |
            (__ノ

    ヨーロッパに入っても若い方は流暢に英語をしゃべる方が多いですが、ご年配の方には苦手な方も多いことを考えると、日本も語学教育の在り方についてこれらの国からたくさんのヒントを得ることができるのではないかと思うのですがどうなんでしょうかね?

     

    スペインから日本への郵便物の発送については当たり前なのですが、重量によって変わってくるものなので一概には言えません。恐らく私の場合は100~200ユーロくらいになりそうです。

    荷物のほとんどをハッピーライダーさんに預けてしまっているので何を送り返すかはっきりしていませんが、捨ててしまっても良いかなと思うものもそこそこありそうです。なので場合によっては日本には送り返さずに捨ててしまって、日本でもまた使いたいものは買いなおすでも良いかなと思っています。

    ただしそうしたときにやっかいなのが思い出の品なんですよね(*´Д`)

    思い出の品となると、それはお金の問題ではなくなってしまうので全然送り返しても良いのですが、思い出の品ってだいたい使わないものですし、そういうのを捨てないから物が増えるという悪循環に陥るわけで…。

     

      そんなこと言われても
       どうすりゃいいのさ
        ___
       /ノ ヽ\
     / (●) (●)\
     |  (_人_)  |
      \  `⌒′ /
      /     \
    _| L[]o___/_/_
     \_三)
       |
       |__コロ…
      ___\ コロ…
      ()__)┘

     

    私にとって今のこの時間はとても愛おしい時間です。でも、だからこそ旅を終えた後になってまでこの旅に囚われるべきではないと思うのです。

    せっかく素敵な時間を過ごしているのですから、この旅を終えたら今度は新たに前を向いて生きていくべきだと思うのです。

    そう考えると思い出の品なんて残す必要は無いのかななんて思い始めました。

    思い出の品なんて残さない…。そうすれば今この瞬間を胸に刻もうと思うはずです。

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  • 世界一周ってそんなに簡単なの?

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    11/5(火)東京出発150日目、スペイン3日目 リエダ~サラゴサ 走行距離232km

    朝起きると強い風にうんざります。フランス最終日からこの日まで毎日強い風に悩まされていました。

    風強い(>_<)

     

      台風きたお!
          L<\/
            ヘ
           | \
           | |
           ロ/  (
       ___/Z/  <
      ∠      n/
     ノ彡 三ミヾn_/
    (((( ・ω・))))<きちゃった♡
    /ヾミ三彡

     

    風速10m/sを超えると車でも風に煽られる感覚があるそうなのですが、天気予報を見ると一番風が強い時間帯は風速12~13m/s程度でした。横風に煽られるとかなり怖いです。

    向かい風になると燃費もかなり落ちますし、さらに上り坂になるとテネレさんもたくさんの荷物を運ばされているので辛そうです。

    西ヨーロッパってこの時期はこんなに風が強いものなのでしょうか?

     

    今、風になるっ!
         -=≡∧_∧
       -=≡_( ´Д`)
      -=≡ / _  \∩
      -=≡⊂ノ/  /\ノ
       -=≡(__二ヽ
    ⌒)  -=≡/ //
    ;⌒) -=≡//Lノ
    ;;⌒)=≡(_)

     

    テネレさんにもだいぶ大変な思いをさせてしまいましたが、次の日にはマドリードに入る予定です。

    マドリードではハッピーライダーさんにてテネレさんのメンテナンスをお願いする予定ですので、とりあえずここで一回テネレさんもお休みできると思います。

    マドリードでテネレさんのメンテナンスが終わったらその後はポルトガルのロカ岬を目指す予定です。

    ロカ岬はユーラシア大陸の最西端に位置するのでウラジオストクから走って来た私はここでとりあえずユーラシア大陸の横断をほぼほぼ果たすことになります。

    パミールハイウェイを走り終えた粕谷さんと話をしたときに、粕谷さんは「世界一周したライダーの話を聞くと、結構みんなしれっとやってるように見えるけど、そんなことないよね。そんな簡単なことじゃないと思うんだけどなぁ。」って言っていました。

    私も同感なんですよね。

    もちろん誰でもやろうと思えばできることだとは思います。やるのに特別な才能やスキルや能力を求められるわけではありません。

    でも私も大変なことも辛いことも不安なことも泣きたくなるようなことも嫌なこともムカつくことも怖いことも日本に逃げ帰りたくなるようなことも、そして、悲しいことも、ありました。

    もちろんそれ以上にやって良かったって思わせてくれる感動がたくさんあったのも事実ではありますけれど。

    世の中の人ってみんなスゴイって思うんですよね。

    例えば大学の単位の取得とか、普通にやっていれば問題ないなんて言う人がたくさんいましたが、私は試験前やレポート提出時に徹夜することも何度もありましたし、決して楽では無かったなと今でも思っています。

    それは私がショボいだけですね…。

    もしかしたら私の大変と世間一般の人たちの大変には大きな隔たりがあって、私はちょっとしたことでも大変だと感じてしまうのかもしれませんが…(*´Д`)

    あと私は要領も悪いんでしょうけど…。

      みんなバカにな〜れ
     ∧_∧ 
    (。・ω・。)つ━☆・*。
    ⊂   ノ    ・゜+.
     しーJ   °。+ *´¨)
             .· ´¸.·*´¨) ¸.·*¨)
              (¸.·´ (¸.·’* ☆

    私のようなヘナチョコでもここまで来られたことを考えると「誰でもできること」というのは間違いではないと思いますが(まだ旅の途中なので断言はできません)、でもそれなりに大変なこともあると思うんですよね…(-_-;)。

    ‌   ‌  ___
       __/___\
      ( _ | ・ω・| \
       \ヽ  ̄ ̄ ̄ |
       ∠ノ    / |
       (     / /
       | __ノ ̄ ̄)
       | /   ̄/ /
       |/   //

     

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  • ないものねだり

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    11/4(月)東京出発149日目、スペイン2日目 バニョラス~リエダ 走行距離262km

    朝起きて、バイクの無事を確認します。この旅が始まってロシアにいたころは慣れていなくてバイクが無事かどうか不安になることもあったのですが、モンゴルや中央アジアを経ていくうちにいつの間にかそういった緊張感も私の中でかけていたことに気付きました。この辺りで一回緊張感を持つのは悪いことではなかったように思います。

    宿の優しいお姉さんに挨拶をして出発します。

    ♪  ∧,_∧  ♪
       ( ´・ω・) ))
     (( ( つ ヽ、   ♪
       〉 とノ )))
      (__ノ^(_)

    イタリア(特にベネチア)、フランスに比べればスペインは多少は物価は安いのですが、それでも旅の前半に比べれば格段に物価が高いのは間違いないので、この辺りはいつか観光旅行目的で訪れれば良いかなと思っています。

    自然や景色であればただただ圧倒されて凄いなって思えるのですが、美術館や建築物などは歴史的背景などがわからないとどうしても私は楽しめないので、今の私にはブタに真珠なのです。

    いや、下手をすると「ウンコにカレー」くらいの勢いかもしれませんね(この場合、カレーまでダメになってしまいますからね)。私が下手に見て、下手な感想を言ったりすれば、それこそその美術品の価値を貶めることになりかねません(*´Д`)。

    ブヒブヒ
       ε⌒ヘ⌒ヽフ
       ( ( ・ω・)  ブヒ
      ε⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヽフ
      ( ( ・ω・) ・ω・)  ブヒブヒ
    ε⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヽフ⌒ヽフ
    ( ( ・ω・) ・ω・) ・ω・)
    ‘し-し-J し-Jし-J

    この日もとにかく首都マドリードを目指すために西に進むことにしました。

    でも、人間はつくづくないものねだりをするものだと思います。

    西モンゴルを走っていたときは、早くロシアに戻りたくて、ロシアに入った瞬間心底ホッとしたものです。

    ウズベキスタンからカザフスタンに入ったときもそうでしたし、カザフスタンからロシアに入ったときもホッとしたのを覚えています。

    しかしトルコに入って東ヨーロッパを抜けて西ヨーロッパまで来た今、早くアフリカに行きたい!って思うようになりました。

    もちろん東ヨーロッパは大変素敵で、もう少しいろいろ見て回りたかったという思いはありましたけれども。

    正直東ヨーロッパくらいにいたときはアフリカに行くのは怖いという思いがありました。

    今でもふとアフリカはちょっと怖いなという思いはありますが、西ヨーロッパの快適な生活が続くと、なんというか前に進んでいないような閉塞感を感じてしまうのです。

    ヘタレな私はきっとアフリカに入ったら今の快適な生活が恋しくなるんでしょうけどね。

     

    エーライヤッチャ
      エーライヤッチャ
         ヨイヨイヨイヨイ

     ♪ /|  /|  /|
    ♪ ∠_ノ ∠_ノ ∠_ノ
    〈(・∀・)ノ・∀・)ノ・∀・)ノ
    `└|==|┘|==|┘|==|┘
     〈 〈 〈 〈 〈 〈

    でも、ずっと怖かったアフリカ。よし、行ってやろうじゃないか!って思えるようになるために、西ヨーロッパで過ごす今の日々は私にとっては必要な毎日なんだと思えるようになりました。

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  • 居場所があるということ

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    11/2(土)東京出発147日目、フランス2日目 カンヌ~ベジエ 走行距離418km

    ※この記事の内容は普段からこのように考えているというわけではなく、たまたまこのときにこんな風に考えてしまったというだけです。書き直そうかとも思ったのですが、このブログはそのとき考えたことや感じたことをきちんと残そうという主旨があるので、素直に上げます。

    ダサい内容ですので、「私は素敵な女性よ」って思う方は私のために読まないであげてください。

    では、以下本文になります。

     

    この日はハイウェイを使って一気に西を目指すことにしました。

    ハイウェイに乗るとフランスはさすがは農業大国だけあって自然豊なことがわかりました。

    それを考えるとハイウェイで移動するのは少しもったいないかなとも思ったのですが、物価の高さを考えれば今回はこれで良いと自分に言い聞かせることにしました。

    しかしハイウェイは退屈です。

    ボケっといろいろと考えてしまいます。

    東京を出発してから早くもそろそろ5か月が経とうとしています。

    もちろん何度も書いているように振り返るとたくさんのことがあり、ほんの数日前のことであっても遥か遠い昔のことのように感じます。

    しかしこうやって考える時間があると、今考えることではないことも考えてしまい、不安になってくるのです。

    果たして日本に帰って私の居場所はあるのかな?って。

    ┌──────┐
    │うわ現実だ!│
    │全員逃げろ!│
    └──────┘
    ヽ(^ω^)ノ三三    現
      (  へ )三三  ┗実┓三
      く 三三     ┏┗  三
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    日本では天皇即位の儀があったり、ラグビーのワールドカップで日本代表が大活躍したり、井上尚弥がレジェンド・ドネアと対戦したり。

    そんな歴史的な瞬間に私は立ち会わないわけですし…ってそれはそこまで大した問題ではないですかね…。わたし個人がラグビーとボクシングは見たかった(;´д`)っていう思いがあっただけで…。

     

    しかし実際のところ私のしていることを冷ややかな目で見ている人も中にはいることでしょう。

    同年代の人たちは社会でそれなりのポジションに就いて働いている中、私はただ海外をプラついているだけの言ってみればニートな訳ですから。ごめんなさい。38歳になる私はニートにすら分類されないのですね。

    ┌──────┐
    │うわ現実だ!│
    │全員逃げろ!│
    └──────┘
    ヽ(^ω^)ノ三三    現
      (  へ )三三 ┗実┓三
      く 三三   ┏┗  三
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    そんな風に人目を気にするくらいならこんなことは初めからやるべきではないのですけれども。

    私は腹を括ってこうして旅に出たわけですから今は今を精一杯やれば良いだけなのですけれども、気持ちの弱い私はどこか自分自身を、そして自分がやっていることを信じられないでいるのでしょう。

    私は別にどうとでも生きていけるとは思っているのですが、単に人の目が気になるというだけです。今やっていることもただただやりたいって思ったので始めたことですが、人と違うことしているアピールしている人って見られているかもしれないと思うと恥ずかしく思ってしまいます。

    大手企業や有名企業で働いている友人に、帰国後に「この人、バイクで世界中回って来た人なんだよ」なんて同僚などに紹介された日には、いたたまれなくてその場から逃げ出したくなってしまうでしょう。

    そういう人たちは私とは違う価値観を持っているという勝手な偏見を持っているということも私の大変良くないところです。

     

     愛は世界を救う!

     偏差値   偏差値
    高身長細身 細身高身長
    高収入将来性高学歴家柄
    黒髪誠実一途真面目優男
     面白味高収入将来性
      高学歴家柄黒髪
       誠実真面目
        面白味
         金

     

    もちろんNさんやHちゃん、Kさんのように優れた能力と経歴をお持ちの方であっても、私の人となりを見て、きちんと接してくれる方もいらっしゃるのではありますが、如何せん私のことを知らない人で一般的に優れた経歴を持っていると言われるような人には見下されることもあるんだろうなぁって思ってしまいます。

    まぁ、それは今更なんですけどね。

    私は私。そうやって生きられれば良いのですが、意思の弱い私はどうしても他者にどう見られるのかを気にしてしまいます。

    でも先日、私の武道の大先輩「気は優しく力持ち」M先輩が、M先輩が運営するキックボクシングのサークルにおいて「ヒデのことはずっと待っているから」と言ってくださいました。

    M先輩とツーショット( ^ω^ )

    こうして一人でも帰った後に私のことを受け入れてくれる人がいるというだけで大変気持ちが楽になるのです。

    M先輩には感謝しかありません。

    「自分のことを受け入れてくれる場所がある。受け入れてくれる人がいる。」それがどれだけありがたいことなのかを教えてくださいました。

    元同門のM先輩、Rさんと3人で( ^ω^ )
    サークルの皆さんが送別会をしてくださったとき
    毎回皆で記念撮影をします。M先輩の性格がよく表れた本当に暖かいサークルです
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