6/16(日)東京出発から8日目
前日にようやく鳥取県の境港からフェリーで出発し、この日は午前中に韓国の東海(トンヘ)に寄港しました。
せっかく韓国に来たのだからと、洋介さん、大澤さんと一緒に焼肉を食べに行くことに。

このときはこれから始まる地獄を知る由もなく
ビールも飲んで、キムチも食べて、なんなら別皿に盛られたニンニクも大量に焼いて、有頂天になっていました。
満腹になってほろ酔い気分でフェリーに戻り、そのまま夕食の時間までお昼寝して、贅沢な時間を過ごしていました。
そう、このときはまだこれから地獄が始まるなんて予想だにしていませんでした…。
船内アナウンスで夕食の案内が流れたので、さて行くかと腰をあげると、船は大変な事態になっていました。
先日フェリー会社の方が言っていた「頑張ってください」の言葉が蘇ります。
海は大荒れ、波が高く、歩こうと思うとフラフラフラフラ( >д<)
やっとの思いで食堂までたどり着きましたが、この頃にはすでに吐き気を催していました。
でもせっかくだからとビュッフェ形式の夕食を皿に盛り席に着いたのですが吐き気はピークに(>_<)
勿体ないのでなんとか食事を口に運んだのですが、二口ほど口に運んだ時点で私はギブアップでした。
もう無理だと思い一人船室に戻ろうと思ったのですが、昼間のキムチやニンニクが効いてきたのか、お腹がゴロゴロ言い始めやがりました(;´д`)
これはピ、ピンチ…(-_-#)
トイレに駆け込みズボンを下ろすが波が激しく捕まる場所も無いので壁に手をついてバランスを取るので精一杯(;´д`)
すると隣の個室に誰かが駆け込んで来て、勢いよく扉を閉める音が聞こえました…(゜ロ゜)オヨヨ
間髪入れずに激しい呻き声とドボドボと固形物の混じった液体が水面に落ちる音が聞こえてきます(;´д`)
こ、これはイカン( >д<)
ズボンを下ろして下が臨戦態勢にも関わらず、上の方へのアシストが始まります。
ち、違うんだ(>_<)まずは下から出したいんだ( ̄□ ̄;)!!
でも、その男は一切の手を緩めることなく苦しそうな呻き声と吐瀉物の効果音で私の上へのアシストを繰り広げて来ます( >д<)
そして船も激しく揺れ、ズボンを下ろして壁に手をつく私は一体何がしたいのかわからなくなっています(>_<)
体勢を入れ替えて上から攻めるのか、はたまた体勢をキープしてこのまま下を攻めるのか?しかし攻めようにも船は激しく揺れ、体勢を作るために防御も手を抜けません。
孤独な戦いが始まりました…(;´д`)
気づけば隣の男は去ったようで、上へのアシストは止んでいます。
そうと来ればまずは体勢を整えて下を攻めようと思ったのですが、攻撃と防御の間でもがいている間に、下の弾頭も火力が弱まっていました。
この足場の悪い状況で無理な攻撃は大惨事を招きかねないと冷静な判断力を取り戻し、火力が弱まっているなら無理はしないと判断した私はズボンを上げ、一人個室に戻りました。
その後、私の体内の嵐は止み、何事もなかったかのように微かな苦い記憶は平穏な夜の闇の中に溶けて行きました…。
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