• カテゴリー別アーカイブ 013_トルコ
  • 遂にヨーロッパへ

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/10(木)東京出発124日目、トルコ15日目、ブルガリア1日目 チャナッカレ〜シビレングラッド 走行距離320km

    嫌なことも含め色々あったトルコですが、遂にこの日でお別れです。後半は心安らぐような体験もできたので悪くはなかったと思っています。

    朝、バイクに荷物を積んでいると一匹の猫がやってきます。この猫、何故か私の荷物に座りたがるのです。何度遠くに追っ払っても戻って来てしまい気付くと私の荷物の上に座っています。

    大変かわいい(*≧з≦)猫ちゃん

    見た目も可愛いので近くにいる分には全然構わないのですが、荷物の上でうこやおっこをされたらたまらないので、荷物の上に居られるのは怖いのです。

    何故こんなにも私の荷物が気に入ってしまったのでしょうか?私もバイクに荷物を積まないとならないので、多少強引にこの猫ちゃんをどかします。一番大きい荷物をバイクに積んでしまうと、これ以上は上に乗れないと悟ったのかいなくなってしまいました。

    見た目も可愛らしい猫ちゃんだったので優しくしてあげたかったのですが残念です。

    さて、この日はまずはアントニオに指摘されたトロイの木馬の本物を見に行きます。チャナッカレの宿から25kmほどのところにトロイ遺跡はあったため、すぐに行くことができました。

    私が先日見たという道端にあったトロイの木馬らしきものはこの日もその前を通過して、映画で使われたものどころか、ただのレストランのオブジェだったことがわかりました。

    酷い話です。

    トロイ遺跡に到着してみると入り口からすでにトロイの木馬は見えました。

    入り口から既にトロイの木馬は見えました

    このトロイ遺跡は大変評判が悪く、高い入場料の割には中は全然大したことはないという事前情報は得ていました。

    外からトロイの木馬を盗み見しておきながら入場しないのも気が引けたのですが、この日はフェリーに乗って対岸に渡ったりブルガリアとの国境越えがあったりと、そこそこやることもありそうで、のんびり観光している場合でもないかと思い、申し訳無いのですが入り口まで行ってそのまま立ち去ることにしました。

    トロイ遺跡からフェリー乗り場まではほんの30kmほどでした。たくさんの車が並んでいたのですぐにわかりました。250cc以上のオートバイの運賃は14リラ(約280円)です。

    フェリー乗り場。たくさんの車が並んでいたので、すぐにわかりました

    対岸まで約10分。車から降りない乗客も多いです。私もフェリーが揺れてバイクが倒れたりしたら大惨事ですのでバイクのすぐ横に立ってバイクを支えていました。

    対岸に着くと一路ブルガリアとの国境を目指します。この辺りの道も大変景色が綺麗です。

    フェリーを降りてからも景色は綺麗です

    2時間も走らないうちにブルガリアとの国境に着きました。トルコのシリア空爆もあり、ある程度厳しくチェックされたりもするのかなと思っていたのですが、あまりにも簡単に国境を越えることができてしまいました。ほとんどフリーパスと言っていいくらいでした。

    ほかの人が何やら書類を見せているような場所でも、「お前は良いから先に行け」と促されてしまいます。荷物の確認すらもありません。

    あまりの簡単さに反対に不安になります。本来ならやらなければいけない手続きを飛ばしてしまっているのではないかと不安になってしまいます。このまま走り去ってしまって、今度はブルガリアを出るときに何か問題になってしまわないかと

    でも、行けと言われるなら行くしかないのでそのまま国境を通過しました。

    あっという間の国境越えでした

    国境を通過してブルガリアの通貨が欲しかったのですが、ATMを見つけることができませんでした。だいたいどこの国でも国境を越えたところに両替商のような人たちもいるのですが、そういった人たちもいません。幸いトルコを出る直前にガソリンを入れてちょうどほとんど全てのトルコリラは使い切っていたので、両替ができないことには問題は無かったのですが、ブルガリアのレフが手に入らないのは少し不安です。

    このままATMを探して更には宿探しまでするのが億劫だったため、近くに川沿いの良さそうな場所を見つけ、この日はそこで野営をすることにしました。

    この場所はちょうど道路からも見えない場所になっていて野営するにはうってつけの場所だったのですが、ゴミがそこら中に落ちているのが多少気になりました。

    いい場所がありました\(^_^)/ゴミが多少気になりましたが

    地面が平らでテントを張るのに良さそうな場所のすぐ近くに、アウトドアチェアに座ってタバコを吸っているおじさんがいました。

    このとき私はこのおじさんは釣りでもしているのかと思っていました。

    このおじさんにここでキャンプをしても良いかと尋ねたのですが、全く英語は解せないようです。

    仕方ないので両手の平を合わせてそれを片側の頬の横に当てて首を傾げ、「キャンピング」「テント」「スリープ」と言ってみます。

    すると「キャンピング」という単語は通じたようで「ダーダー(良いよ良いよ)」と言ってくれます。

    続けて「デンジャー?セーフティ?」と聞いてみたのですが、それは伝わらないようです。仕方ないので翻訳アプリを使って「ここは危険ではないですか?」と聞いてみると、少し驚いた顔をして「とんでもない。ここは安全だよ」といったような返事をくれました。

    テントを張って夕飯の支度をしているときに気づいたのですが、このおじさん、釣りをしているのではなく、ただ椅子に座ってボーッとしているだけのようです。身なりもお世辞にも綺麗とは言えなかったので、もしかしたらここで車中泊をしているホームレスなのかもしれません。

    日が沈んで暗くなって私もテントに入って寝る準備をしていてもこのおじさんは動く気配がなかったので少し不安になります。

    人がいるから安心と思うべきでしょうか?それともこのおじさんは危険のない人だと判断してはいけないのでしょうか?

    考えていても仕方ないです。

    日が沈んでしまったこの時間から宿を探すのも大変ですし、しかも現金を持っていない私はここでキャンプすると腹を括るしか無いのです。

    寝袋に入って少しした頃に車のドアをバタンバタン開け閉めする音が聞こえて来て、その後そのままおじさんの車はどこかに走り去ってしまいました。

    普通に家に帰ったのなら良いのですが、もし私に気を使って別の場所に移動したというのなら大変申し訳無いことをしてしまったなと思うのでした。

    キャンプをすると日が沈んでしまって以降はやることがないため、この日も20時前には寝袋に入っていたのですが、トルコでは気を張っていたのかヨーロッパに入ったという安心感だったのか、この日はそのままあっという間に眠りに落ちていったのでした。

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、6 枚の画像があります  写真 他

  • アントニオからのコンタクト

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/9(水)東京出発123日目、トルコ14日目 チャナッカレ

    グリーンカード(ヨーロッパの自動車保険)の開始日を10/10にしてしまっていたため、この日はまだヨーロッパの国々に入国できないので、仕方なくチャナッカレの町にもう1日滞在することとなりました。

    グリーンカードはスペインのハッピーライダーさんに取得を依頼していて、すでにメールでPDFファイルを頂戴していたので、朝食を済ませた後、宿の人にプリントアウトできないかお願いします。

    すると、宿のプリンターが故障してしまっていてプリントアウトできないということでした。町の中心部に行けばインターネットカフェがあるので、そこでお願いすると良いと言います。そして、この宿の方は大変優しく、わざわざ歩いて町中のインターネットカフェまで案内してくれました。

    この日は特にやることもないので町を散歩します。

    今までトルコではそこそこ大きな街か観光地に滞在してしまっていて、この日初めて田舎町に滞在したのですが、やはり田舎町ですと人々はのんびりと穏やかに生活しているのが見て取れます。

    チャナッカレは大変のどかで落ち着いた町です

    町の中心部に広場があり、そこで休憩しながらゆっくりお茶を飲んでいる方たちがたくさんいます。私も椅子に座りお茶を注文します。観光地では10リラ(約200円)取られたお茶も、ここではたったの1リラ(20円)です。

    町の中央の公園で私もお茶を飲みます

    このチャナッカレは海に面した町なので海を見に再度少し歩きます。

    海辺にはほとんど人もおらず、たまに釣り人を見かける程度です。

    静かな海ものんびりした気持ちにしてくれます

    潮の香りを嗅ぎながら、あぁ、ここまで来たんだという思いがこみ上げてきます。遂に明日はヨーロッパに入ります。

    宿に戻りスマホを見ると最悪なニュースが目に飛び込んできました。

    トルコがシリアを攻撃したとのことです。町の人も宿の人も特に変わった様子はなかったのですが大丈夫なのでしょうか?とにかく早めにトルコは脱出た方が良さそうです。

    もともとトルコの次はギリシャに行こうと思っていたのですが国境の情報を調べると嫌な話が出てきました。

    グリーンカードはコピーでも問題無く通過できるとハッピーライダーさんに伺っていたのですが、トルコとギリシャの国境で、コピーを提出してトラブったという話がいくつもありました。

    中には「トルコに帰れ!!」と怒鳴られたという話もあります。しかしそんなことを言われても私のグリーンカードの原本はスペインです(-_-😉

    うーむ、そこでもう少し地図の北に目を向けると、ギリシャとの国境とそう遠くないところにブルガリアとの国境を見つけます。ブルガリアって言われてもヨーグルトのイメージしか無い国ですが、トルコがシリアを攻撃したこともあり早めにトルコは出たいので、急遽次の国はブルガリアに変更することにしました。

    観光地の多いギリシャはわざわざ今回行かなくても、将来ゆっくり観光目的で旅行しても良いかなとも思いました。

    次の目的地も決めて、宿でのんびりビールを飲みながらゆっくりしていると、なんともタイムリーにパミールハイウェイを一緒に走ったアントニオからメッセージが届きました。

    アントニオ:「ヒデはまだトルコにいるのかい?私も先日イランからトルコに入って地中海沿岸を走っているよ。」

    :「アントニオ!こっちは今チャナッカレにいて明日にでもブルガリアに入ろうと思っているんだ。ギリシャに行こうと思っていたんだけど、グリーンカードがコピーしか無くて、それだとギリシャとの国境でトラブるリスクがあるみたいなんだよ。」

    アントニオ:「そうなのか。私は10/16にアテネで友人と会う約束をしているから、それまでにアテネに行く予定ではいるんだけど、ヒデはギリシャには来ないのかい?」

    :「どうしようかまだ決めてないんだ。」

    アントニオ:「そうか。ところでヒデはチャナッカレにいるって言ってたけど、トロイの木馬は見たのかい?」

    :「あぁ、なんかそれっぽいのを見たよ。バイクで走ってて道端に大きいのがあった。あれが本物なのかどうかは不明だけど。」

    アントニオ:「ハハハハハ!ヒデ、それは本物じゃないよ。それ、映画撮影のために作ったもので、ブラッドピッドが町に贈ったものだ。」

    やっぱり(-_-😉

    :「やっぱりそうか。悔しいから明日本物を見てからブルガリアに行くよ!」

    アントニオ:「あぁ、楽しんで来な。」

    アントニオとウズベキスタンやカザフスタンで再開して、トルコやかギリシャ辺りでまた会おうって言っておきながら、私の方が約束を守れないかもしれません。

    それを優先すればアテネまで行けなくは無いのですが、ギリシャの中でもアテネはだいぶ南に位置するので、アテネに10月の半ばに行ってしまうとその後の行程が後ろにずれ込んで、ヨーロッパをさらに寒い中走らなければならなくなりそうです。

    とりあえずブルガリアに入ってからその先のことは決めようと思いました。

    しかし、アントニオは大丈夫なのでしょうか?10月の半ばにスイスに戻らないと冬がやってきてしまうと言っていましたけれども。でもスイス人であるアントニオはヨーロッパを自由に移動できるでしょうから、最悪、車でバイクを回収するなどの方法もあるのかもしれませんね。

    私も地中海沿岸を北上しながらイタリアを目指せば、もしかしたら、スイスに戻る途中のアントニオとどこかで再会できるかもしれません。やっぱり我々は、約束してどこかで会うよりも偶然どこかで再会する方が我々らしいのではないかと思ったりしなくもないのです。

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、3 枚の画像があります  写真 他

  • チャナッカレへ

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/8(火)東京出発122日目、トルコ13日目 イズミル~チャナッカレ

    このイズミルという街はエーゲ海の真珠と呼ばれ、大変人気のある土地のようでした。

    しかし、私はうまくバイクを駐輪できる宿を見つけることができず、いつもよりも価格の高いホテルに泊まらざるを得なかったこと、天気も良くなく観光にも向かないことから早々に次の街を目指すことにしました。

    先を急ぎたかったのにももう一つ理由がありました。

    数日前からトルコがシリアに攻撃を仕掛けるといったことを示唆していて、もしそれが実際に実行された場合、治安面などの懸念事項が増えるかもしれないと思ったからです。

    この日目指すことにしたのはチャナッカレという町です。

    実はこのチャナッカレという町はトロイの木馬で有名なトロイ遺跡のある町だったのですが、私はそんなことは全然知りませんでした。

    多くの旅行者はイズミルの次はイスタンブールを目指すことが多いとは思うのですが、私は敢えてイスタンブールは避けることにしました。

    実は数日前に、パミールハイウェイを一緒に走ったマイケルから、無事にポーランドの自宅に到着して旅を終えたとの連絡がありました。

    そのときマイケルからイスタンブールの渋滞は大変ひどく、20km 走るのに一日かかってしまったという、どこまで本当なのかわからないような凄まじい情報をもらっていたのです。

    流石にそんなところを通るのは嫌でしたし、トルコがシリアを攻撃した場合にもイスタンブールなんて一番いたくない場所でしたので、避ける方法は無いかと模索したのです。

    するとイスタンブールよりだいぶ手前にチャナッカレという町があり、そこからフェリーが出ていて対岸に渡れるため、イスタンブールを通らずにヨーロッパに入ることができることがわかったのです。

    チャナッカレに向かう途中の道端でトロイの木馬らしきものを見かけます。

    ああ、こんな大きいものをよくもまぁ自国に持ち帰ったものだなとそのときは思いました。このとき見たものは本物ではなかったと後日知るのですが。

    チャナッカレの町に到着して、ここは私がこれまでにトルコで滞在した町の中で最も静かで小さな町であることに気づきました。

    どこか人々の雰囲気ものんびりしていて穏やかです。

    天気があまり良くなかったことからも穏やかを通り越して寂しくも感じました。

    このチャナッカレからギリシャの国境までは100km強ですので、次の日にでもトルコを抜けることはできたのですが、一つ問題があって、私はこの時点ではまだヨーロッパに入れない状況だったのです。

    というのもヨーロッパをオートバイで走るためにはグリーンカードと呼ばれる自動車保険への加入が必須であり、既にこれはスペインのハッピーライダーさんを経由して取得済みだったのですが、有効期限の開始日が10/10とあと2日先だったのです。

    トルコにもう少し滞在したりもするかと思っていて余裕をもって日程を決めたつもりが、蓋を開けてみたら同じ町に複数日滞在することはほとんど無く、結局早く来すぎてしまったのです。

    だとしてもトルコの情勢を考えて私は早くトルコから脱出したかったため、早めにここまで来たのは正解だったと思うのですが。

    もう一泊余計に過ごせばグリーンカードも有効になるので、休養も兼ねて、このチャナッカレという町に二泊することを決めたのでした。

    Facebook にシェア
    Pocket

  • ごめんなさい、オクターブさん

    Facebook にシェア
    Pocket

    ※本日のブログの本題の前に読者の皆様にお詫び申し上げます。昨日上がったブログを自分で読み返してみて、なんて酷い内容なのかと猛省しました。もともとそんなに面白いブログではないかもしれませんが、ここのところ特に面白みのない投稿が続いていて、その中でもとりわけ昨日のブログは自分で読み返してみても酷かったと反省しております。

    パムッカレが素晴らしいと感じたのは本当です。観光地の人混みであっても不快な思いをしなかったのも確かです。でも、だからといってみんなの笑顔が素敵だったとか、知り合いでもない中国人のじいさんが笑ってて良かったなどというのは流石に言い過ぎでした。さすがにあれではこのブログは嘘つきが書いていると思われてしまいますね。

    本当にごめんなさい。

    このブログは予約投稿しているため、記事を書いてから実際にアップされるまで1週間〜ほどのタイムラグがあります。きっとあの記事を書いていたときはなんとか自分の気持ちを立て直そうと必死だったのかもしれません。という本文の内容そのままではなく、その裏の部分を読み取ってくださいましたら幸いです。

    私は心底クソヤローであることをご理解ください。そしてこんな駄文が続いていても粘り強く読み続けてくださっている読者の方には心から感謝申し上げます。

    では、以下本日の内容になります。

     

    10/7(月)東京出発121日目、トルコ12日 パムッカレ~イズミル 走行距離247km

    素敵だったパムッカレ。もう少し滞在しても良いかなとも思ったのですが、そんなに広い場所ではなかったので、意味も無く滞在するのはやめようと思い、この日は地中海沿岸のイズミルという街を目指します。

    私がこの日ここを目指す目的は、ロシアのアストラハンでエンジンオイルの交換をしてからそろそろ走行距離が5,000km近くなるので、エンジンオイルの交換とそのほか、簡単なメンテナンスを大きめの都市でしたいということです。

    パムッカレからイズミルまで200km少しでそんなに距離も無いため、お昼過ぎにはイズミルの街に到着しました。

    ここイズミルには幾つかのバイク屋があるようです。そのうちの一つに行ってみると、中から大変フレンドリーな男性が出てきました。

    この辺りにはいくつかのバイク屋があるようです

    まずはエンジンオイルの交換がしたいことを伝えます。

    エンジンが冷えるまで待たないとならないので、そのフレンドリーな方が、先に昼食を食べに行こうと誘ってくれました。

    この方のお名前はオクターブさんと言って、トルコに住んでいるけれど、国籍はアメリカだと言っていました。

    昼食は近くの食堂に連れて行ってくれ、ごちそうするから何でも好きなものを食べると良いと言ってくださいます。

    ただ、私も初対面の方にいきなりごちそうになるのも申し訳ないので、自分で払うと固辞するのですが、「私はあなたに会えてスゴく嬉しいんだ。ごちそうさせて欲しい」と強く言われてしまったため、仕方なく受け入れることにしました。

    オクターブさんは表情も非常に柔和で、どう見ても私には悪い人には見えませんでした。

    食事を終えてバイク屋に戻ると、このバイク屋のメカニックの方はエンジンオイルの交換だけでなく、私の気になっていたところや、スペアパーツの購入など親身に相談に乗ってくれます。

    エンジンオイルの交換だけお願いしたのですが、他のところも見てくれました

    バイク屋のメカニックの方は英語はほとんど話せなかったのですが、オクターブさんが通訳になってくださったのは本当に助かりました。

    私はオクターブさんはバイク屋の方だと思っていたのですが、実はこの日たまたま来店していたお客さんだったようです。

    オクターブさんは私の通訳だけでなく、私のバイクの整備も一緒に見てくださり、バイク屋の対応がそれで大丈夫か私に細かく確認してくれます。

    このバイク屋のメカニックの方は見た目は気だるそうな雰囲気なのですが、とても対応も作業も丁寧なので、正直感動しました。

    私の右、短髪の大柄な方がオクターブさん。左の髭の方がこのお店のメカニックの方です

    私はアフリカに入る前にスペインにあるハッピーライダーさんという、奥様が日本人で、これまでもたくさんの日本人ライダーがお世話になっているバイク屋にて細かいメンテナンスをお願いする予定ではいるのですが、その前にトルコで細かく見ていただけて大変助かりました。

    バイク屋でメンテナンスをしているときも終わってからも、オクターブさんはしきりに私に、「今日はどこに泊まるんだ?」と聞いてきます。

    私はある程度は幾つかの宿の目星はつけてはいたのですが、どれもバイクが駐輪できるかどうか疑わしかったため、一つ一つ順番に行って確かめるしかないと思っていました。

    オクターブさんに聞かれる度にそう伝えていたのですが、いざ私が出発する段になると、「もしあなたが良ければ、私と一緒に私の友人の家に来ないか?」と誘ってくださいます。

    私はオクターブさんに対しては全く悪い印象はありませんでしたし、どう考えてもこの人が強盗などをするようには思えませんでした。

    しかし、一つだけ私の脳裏によぎったことがあり、それだけが不安だったのです。

    それはオクターブさんはもしかしてゲイなのではないかということです。一度そう思ってしまうとそのようにしか見えなくなってしまいました。

    もちろん、ゲイだからといって無理やり何かをしてくるというような偏見は持ってはいけないのは頭ではわかっています。でも、怖いのです。

    オクターブさんの申し出に、「それは今夜、あなたの友人の家に泊めていただくということですか?」と聞くと、「If you want…」と言うのです。

    その「want」が何にかかっているのかが怖いのです。

    別に変な意味で言ってはいないとはわかってはいるのですが…(;´д`)

    泊まったからってOKって意味では無いですからね(-_-#)とは思うのですが、この旅どころか今後の人生に大ダメージを与え兼ねない危険を犯して、一泊分の宿代をケチったところで全く割に合いません(;´д`)

    「ごめんなさい」と答えると、大変悲しそうな顔をして、「良いんだ。気にしなくて良いんだ」と言います。

    いやいや、だからその顔がゲイにしか見えないんだって(偏見はいけないのはわかっています。ゲイの方々には本当に申し訳無く思うのですが、どうしても怖かったのです)。

    でも、優しいオクターブさんは連絡先を紙に書いて、もし宿がうまく見つからなかったり気が変わったりしたらいつでも連絡くれと言います。

    この日は雨も降っていて、この雨の中、イズミルというそこそこ大きな都市の渋滞の中を宿探しで走り回らないとならないのはかなり億劫ではありました。

    実際にバイクを停められそうなドミトリーを3件ほど回ってみたのですが、どこも停めることができませんでした。

    日も沈みかけてきて、雨で体も冷えてきて、それでも私にはオクターブさんに頼る勇気はありませんでした。

    結局多少宿泊費は高くなってしまいましたが、安心してバイクを駐輪できる街中のホテルに泊まることにしました。

    ブログの読者様たちはこの私のことを大変失礼で甘っちょろいヤツだって思われるかもしれませんね(>_<)

    軟弱な旅をしやがって!と。

    それでも、ごめんなさい(;´д`)

    例えなんと言われようと、私はこのときの決断を後悔していません(`ω´)

    だって怖かったんだもん(`ω´)

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、3 枚の画像があります  写真 他

  • 素敵だったパムッカレ

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/6(日)東京出発120日目、トルコ11日 シダ~パムッカレ 走行距離311km

    シダで十分休養を取った私はこの日、トルコでカッパドキアの次に有名だと思われる観光地のパムッカレに向かうことにしました。

    カッパドキアのときもそうだったのですが、あまり観光地化されてしまっていると興覚めしてしまうかもしれないと思い、あまり期待せずにパムッカレに向かいました。

    しかし、トルコはやはり海あり山ありで自然の景色は素晴らしいです。

    間違いなくトルコの景色は美しいです

    モンゴルやキルギス、パミールハイウェイ、ジョージアなど刺激の強い素晴らしい場所を走ってきた後のトルコだったのでどうしても物足りなさは感じてしまっていましたが、冷静に見ればトルコも十分素晴らしいです。

     

    パムッカレに到着し、一旦宿に荷物を置いた後、パムッカレの国立公園に歩いて行きます。

    遠くから見てもこのパムッカレの石灰棚は圧巻です。

    石灰棚の上を見るとたくさんの人が登っているのが見えます。

    ぜひ私も上に行きたいと思い、入場料の60リラ(約1200円)を支払って中に入っていきます。

    この石灰棚を登るには靴を脱いで裸足にならないといけないようです。

    みんな靴を脱いで裸足で歩きます

    登って行く途中でも景色は非常にきれいです。きっとカッパドキアでも同じような精神状態でしたら同じように純粋に美しいと感じることができたのでしょう。

    石灰棚も大変美しいです

    この場所もパッと見た感じでも3割以上が中国人です。時期的な問題もあるのでしょうが、やはり日本人はほとんど見かけません。

    でもご年配の中国人の方がお孫さんを連れて楽しそうに微笑んでいる姿を見ると、純粋に素敵なことだなと思います。

    若い時分には経済的にもそれほど裕福ではなかったでしょうし、中国という特殊な国で抑圧されていたこともたくさんあったでしょう。それが今はこうしてお孫さんと一緒に楽しい時間を過ごせているというのは本当に素敵なことだと思います。

    みんなの笑顔が素敵です

    たくさんの観光客でにぎわっていたパムッカレですが、私は日が沈むころになっても、もう少しここにいたいと素直に思う、そんな素敵な場所でした。

    もっとここにいたい、そんな風に思う場所でした
    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、6 枚の画像があります  写真 他

  • 透明人間になれた日

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/5(土)東京出発119日目、トルコ10日 シダ

    地中海の美しさに誘われて、もう一日このシダに滞在することにしました。

    天気予報を確認するとこの日は雨予報だったため、せっかくのリゾート地にいるのになという気持ちと、雨の日に移動するよりも一日ゆっくりしたのは正解だったかもなという二つの気持ちが入り混じっていました。

    朝起きると、曇り空ではありますが雨は降っていませんでした。雨が降っていないのであればということで海沿いを散歩します。

    曇り空ではありましたが、海沿いの散歩は心を休ませてくれました

    このシダという町に滞在しているのはほとんどが欧米系のご年配の方で、私のようなアジア人は皆無です。お金を持っているご年配の欧米人ばかりなので、私のような人間はお店の人たちからも相手にされません。

    今までこの旅で観光地を訪れると「ニーハオニーハオ」言われていたのですが、ここでは私は透明人間になったようです。誰も私のことを気にかける人はいません。

    ここにいるのはほとんどが欧米系のご年配の方々でした

    のんびり何も気にすることなく散歩をします。

    気が向いたらアイスクリームを買って食べたり、リンゴを買ってかじってみたり!(^^)!

    そうなんですよね。

    また私は肩ひじ張って生活していたみたいです。もっとリラックスして良いのかもしれませんね。

    私がトルコに対して良い印象を持てないでいたことは結局は私自身の心の問題だったのかもしれません。

    私自身が外部のものに対して感じるものは結局は自分自身の心を映しているだけなのかもしれませんね。

    これをきっかけに私のトルコ滞在は好転し始めることとなりました。

    しかし、このとき一方でトルコがシリアを攻撃するとのニュースを目にし、それは私の心に一筋の不安をもたらすのでもありました。

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、2 枚の画像があります  写真 他

  • やっぱり海っていいね!

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/4(金)東京出発118日目、トルコ9日 メルシン~シダ 走行距離395km

    トルコに入ってまともに滞在したのはサフランボルの町だけで、どこかでゆっくりしたいと思いつつもなかなかここに滞在したいという場所がなくて、走るだけの日が続いていました。

    メルシンから先はしばらくは地中海沿岸を走るので、リゾート地ばかりになってしまい、なかなか滞在するような場所もないかなと半ばあきらめていたのですが、メルシンから400kmくらい離れた場所にシダというあまり大きくないけれども景色がきれいそうな場所をみつけます。ここならば2日くらい滞在しても良いかもしれないと思い、この日はシダの町をめざすことにしました。

    しかし、トルコに入ってから私が色眼鏡で見てしまったいるせいか、運転マナーの悪いドライバーが多いように感じてしまいます。

    車の窓からポンポンごみを捨てる人がとても多いです。空き缶、ペットボトル、紙くず、吸い殻、ビニール袋…。後ろを走っていて空き缶など踏んだらバランスを崩しかねないのでやめて欲しいです。

    また、煽り運転をするドライバーも多いです。私はほとんどを走行車線を走り、たまにトラックなどを追い抜くときに追い越し車線を走る程度ですので、煽られたことはほとんどありませんが、ものすごい勢いでクラクションを鳴らしながら真後ろをぴったりつけて走るような車を良く見かけます。危ないのになにやってるんだかなぁと傍から見ています。それで事故にでもなったら周りに迷惑をかけるのに…。

    トルコのハイウェイは基本的に二車線なので走行車線を走っていれば煽られることは少ないのですが、たまに工事のために一車線になることがあります。

    一度私も酷く煽られたことがありました。

    その場所も工事のために一車線になっていました。私は基本的には制限速度プラス10キロ未満で走っているのですが、周りの車に比べて特段遅いということもありません。

    基本的にトルコのハイウェイは90km/h制限で工事などで一車線になったときは70km/h制限や50km/h制限になります。

    でも工事区間はそれほど長くないことが多いので私はだいたい90km/hちょっとくらいのスピードで走ることが多いです。

    このときもそのくらいのスピードで走っていたのですが、後ろから猛スピードで突っ込んできてビービークラクションを鳴らしてきました。

    なんなんでしょうか?

    腹立たしいですが、トラブルを起こしても仕方ないので我慢します。

    こういう車こそ警察は捕まえてほしいです。

    二車線に戻りしばらく走ると、私を追い越していったそのマナーのなっていない車が警察に捕まっていました。

    性格の悪い私はほくそ笑んでしまいました。

    あまりにも気分爽快だったので、通り過ぎるときに思わず中指でも立ててやろうかとも思ったのですが、そんなことをしても誰も得しないので、そんな子供じみたことはやめておいてやりました。

    いやぁ、でも気分が良いですね。ざまぁみろ\(^_^)/

     

    しかし、やはり地中海沿岸は景色か大変美しいです。

    地中海、キレイです\(^_^)/

    海ってやっぱり良いですね。

    夕方、この日の目的地のシダに到着しました。結局この町もリゾート地だったため宿も高めだったのですが、海の美しさに思わずここにもう一泊することにしました。

    海の美しさによって、もう一泊ここにいようと決めました

    そして、ここで一日のんびりしたことが、この先のトルコの旅を今までと違ったものに変えてくれることになるのでした。

    海が私の気持ちを変えてくれることになるのでした
    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、3 枚の画像があります  写真 他

  • アフリカ経路を探る

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/3(木)東京出発117日目、トルコ8日 ギョレメ(カッパドキア)~メルシン

    カッパドキアでは気球に乗ったりバギーに乗ったりいろいろなアトラクションを楽しもうかとも思っていたのですが、あまりにも観光地化された町に興ざめしてしまったのと、一人でそんなアトラクションをやっても大して楽しくないだろうと思い、朝、早々に出発することにしました。

    気球がたくさん上がっている様子は見てみたいと思ってはいたので、日の出前の時間に起きて外に出てみたのですが、この宿はギョレメの町の外れにあるためか、見ることができませんでした。

    それでも朝日に染まるカッパドキアは美しかったです

    私が気球を見ようと外に出てふらふらしていると、同室のシンガポール出身のご年配の女性はしっかりとした身支度をして出てきて、私に「どこで気球を見られるかわかる?」と聞いてきたのですが、私には答えられなかったので、宿の人に聞いて出かけて行ったようでした。

    私はそのまま朝食を摂ったあと身支度を整えて出発することにしました。とりあえずバイクで走っていてカッパドキでアのキノコ型の岩が綺麗に見られる場所で写真を撮ったりはしましたが、この場所を積極的に楽しむようなことはしませんでした。

    道中の高台から見たカッパドキアも壮観でした

    この日めざす街はメルシンという港町です。この街に行こうと思った理由が、以前、ジョージアのテラヴィ城で出会ったオランダ人のイケメンに、メルシンからならどこかを経由してエジプトに渡れるかもしれないという情報を得ていたためです。

    エジプトに入れればアフリカを東側の経路で縦断できるので、その可能性を探ろうと思ったのです。

    実は事前に多少はメルシンからエジプトに渡る方法は調べていました。

    結論から言うと、その方法は無くはないです。

    ただし、幾つか方法はあるのですが、そのいずれも何らかのデメリットを有したものでした。

    例えば飛行機にバイクを積めば行けるようですが、それはかなりの高額になります。ほかにフェリーで行く場合は正規のフェリー会社ではないため(貨物会社のためバイクを貨物として輸送します)、トラブルを覚悟の上で行くべきだというような情報でした。

    そしていろいろと考えたのですが、もしエジプトに渡れたとしてもトルコやギリシャ、イタリアからエジプトに渡る正規のフェリーが無くなってしまっている今、エジプトから東側のルートを通ってアフリカを横断するライダーの数は極端に少ないです。

    ということは、このルートで行こうと考えた場合に、バイクでアフリカを東側のルートで縦断するための最近の情報が極端に少ないのです。2016年以降、エジプト行きのフェリーが無くなってしまったので、ほとんどの情報がそれ以前のものになってしまうので、新しい情報を手に入れにくく、西側のルートを渡るよりも危険だと判断しました。

    一応はメルシンの街には行こうとは思うのですが、恐らくは本来の予定通りスペインからモロッコに渡り、西側のルートを行くことにするのではないかとすでにこの時点で決めていました。

    一応はメルシンの街に着いたらここでも情報を集めてみようとは思っていたのですが、街に入った瞬間にそれはやめようと思いました。

    というのも、このメルシンという街があまりにも雰囲気が悪かったのです。

    恐らく私が今まで通ってきた街の中で一番不安を感じた街だと思います。

    港町だけあって栄えてはいて、人の数は多いのですが、治安の悪さをひしひしと感じたため、この街に数日でも滞在するのは嫌だなと思いました。

    トルコに入ってから、滞在しようと思ってもほとんどの街を一日で抜けてしまっています。複数日滞在した町は唯一サフランボルだけです。

    少しどこかでのんびりしたいと思っていたところでしたが残念です。

    しかし、ここからは地中海沿いを走っていくことになり、リゾート地も多くありそうなので、次の町では一泊余計に滞在しようと決めました。

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、2 枚の画像があります  写真 他

  • カッパドキアへ

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/2(水)東京出発116日目、トルコ7日 アンカラ~ギョレメ(カッパドキア)走行距離330km

    朝起きて朝食を済ませ、出発の準備をしているとあることに気付きます。

    昨日までは普通に使えていたのにスマートフォンがネットに繋がりません。

    なんでしょうか?

    月が変わったので何か手続きをしないと使えないのでしょうか?

    この日はせっかくカッパドキアに行くので、いろいろと調べものをするのにこの日こそインターネットを使いたいのです。

    幸いなことにここは首都アンカラです。通信会社もそう遠くない所にいくつかあります。

    出発前に歩いて行きます。

    私が店内に入り店員に英語で話しかけると、みんなめんどくさそうな顔をして私と目を合わせません。

    ※トルコも宿や観光地では問題なく英語は通じることが多いですが、そのほかの場所では英語が苦手な人が多いです。

    少々強引に一人の女性店員に話しかけ、昨日まで繋がっていたのに今朝になったらインターネットに繋がらなくなったことを伝えます。

    するとその女性店員は私のスマホを手に取ると何か操作をして返してきます。

    これで繋がるようになるかと思ったのですが繋がりません。

    繋がらないんだけどもと言っても、その女性店員は完全に無視を決め込んでいます。

    仕方ないのですぐ近くにいた別の男性店員にこれでインターネットは使えるかと聞くと、使えると言います。

    まだ使えないので、今日はもう使えないのか?と聞くと使えると言います。

    少しタイムラグがあるのかもしれないと思い、また、使えると言うのであれば宿に戻る頃には使えるようになっているだろうことを期待して、そのまま宿に戻りました。

    しかし宿に戻ってスマホを再起動しても使えるようになりません。

    うーむ。今日こそいろいろと使いたいのになぁ。

    もう一度お店に歩いて行くのも面倒だったので、オフラインで使える地図アプリで確認すると、今日進む道の途中に同じ通信会社があるのを見つけたので、このまま出発して、途中で寄ることにしました。

     

    道中の通信会社に到着すると一人の女性店員がお店にいました。

    状況を説明すると、わからないとしか言いません。

    使えないと困ると言うと、私のスマホを使ってサポートセンターのような所に電話をかけてくれました。

    そちらにも同じように説明をすると、あなたのsimカードには問題はありませんと言います。

    いやいや、使えないから(;´д`)

    すると今度はそのサポートセンターの人はアラビア語は喋れますか?と聞いてきます。

    アラビア語は喋れないと答えると、それでは説明できないので切りますと言って電話を切ってしまいました。

    おいおい、そんなことってあります?

    お店の女性店員もわからないって言いますし、このままここでグダグダして、もう一泊ってことになったら余計コストがかかってしまうので、新しいsimカードを買ってしまおうかと思います。

    その事を女性店員に伝えると4GBで45リラ(約900円)と言います。

    確かに最初に契約したときに9GBで96リラ(約1900円)だったので(その店舗ではそのプランしか無いと言われました)妥当な金額かと思い、1日の宿代や食費を考えればそちらの方が良いので、それをお願いしました。

    するとその女性店員が手続きをして、4GBチャージしたから使えるわよと言います。

    コイツはバカなのか?

    そもそもこのsimカードが使えないから新しいのを買うと言ったのに、何チャージしてるんだ(-_-#)

    案の定使えないと伝えると、それは知らないと言います。

    バカ過ぎて話になりません。

    そうじゃなくて新しいsimカードを買うって言ってるの(`ω´)

    新しいsimカードを買うから今チャージしたお金を返してくれるか?と聞くと、良いよと言います。

    新しいsimカードはいくらか聞くと4GBで195リラ(約3900円)と言います。

    おいおい、ふざけるなよ。この前買ったのは9GBで96リラだったぞ!

    それを伝えるとそれは古い料金体系で新しい料金体型はこれだと言います。

    いやいや、高々一週間でそんなに値上がりするはずがありません。

    それを伝えると、そんなのは知らない。この店では最初からこの価格でやっていると言います。

    さっき、新しい料金体系だって言ったじゃねえか!

    バカなのか!

    もう良いから、さっきお前が勝手にチャージした分は要らないからキャンセルして45リラ返せと言います。

    すると4GB分はチャージしたからちゃんと使えるとか意味のわからないことを言います。

    話にならないしあまりにもイラつくので、もうインターネットは要らないと思って立ち去ることにしました。

    もちろん英語でのやり取りであったのでうまく意思疎通ができていなかったこともあったのでしょう。

    一応この姉ちゃんも対応はしてくれたので、ムカついてはいたのですが、ありがとうと言って立ち去りました。しかし、このバカは「バイバーイ、バイバーイ、バイバーイ」と3回小バカにしたようにバイバイと言いやがりました。

    マぁジでムカつく。

    この瞬間、この民族には今後一切敬意を払ってたまるか思いました。

    もちろんトルコ人にもいい人はたくさんいるでしょう。サフランボルの宿の兄ちゃんはスゴくイイ人でした。

    だからこういうのは良くないのわかってはいるんですけど、しかし毎日のように不愉快な思いをさせられているので、わかってはいるのですが感情がついていかないのです…(-_-#)

     

    この日はカッパドキアに行く前に途中にあるトゥズ湖というところに寄りました。

    トゥズ湖に行く途中、通信会社と思われるところから着信がありました。運転中だったので面倒で出なかったのですが、おそらくネットを使えるようにしたという案内だろうと思いました。

    トゥズ湖に着いてスマホを再起動するとやはりネットが使えるようになっていました。

     

    トゥズ湖はトルコのウユニ塩湖と呼ばれる塩湖です。

    雨が降ればウユニ塩湖のように鏡面のようになることもあるそうなのですが、快晴が続いていたため、この日は普通に塩の大地が広がっているだけでした。

    カザフスタンにもこのような大きな塩湖はたくさんあったので似たようなものはすでに何度も見ていました。

    トルコではこのように観光客が呼べて、カザフスタンではただの不毛な大地でしかないのは、単に宣伝の差だけなんだろうなと思いました。

    それでもこれはこれで美しい景色ではあるので悪くはありません。

    トゥズ湖
    これはこれで綺麗です

    そしてそのままカッパドキアを目指します。

     

    ギョレメの町に到着するとなんだかがっかりです。

    確かにカッパドキアのキノコ型の岩は圧巻で素晴らしいのですが、完全に観光地化されてしまい、興醒めなのです。

    カッパドキアの景観は圧巻です

    もともとギョレメには2~3日滞在して、いろいろと見て回ろうと思ったのですが、そんな気も失せてしまいました。

    もちろん、観光目的でトルコを訪れたならここに来る価値は十分あることは付け加えておきます。

    とりあえず事前に調べていた宿に行きます。

    すると調べていた料金の3倍の価格を言うではありませんか!?

    調べていた料金だとこれだぞと言うと、その宿の男は半笑いで、「良く見てよ、これ女性用の部屋って書いてあるでしょ」と言います。

    男性用で同じ部屋はもう無いと言います(おそらくは満室という意味だとは思いますが。本当に満室なのか、高い部屋に泊まらせようとしてるだけなのかは不明でしたけれども)。

    さすがにその金額で宿泊するのはないので他の宿を探すことにしました。

    後でその宿のレビューを良く見てみると「宿の従業員が日本人女性に声をかけまくってて不愉快だった」というものがありました。

    よくよく見ると、この宿が好評価になっているのは日本人女性と思われる人たちのレビューで「宿の人がとても親切だった」などが多数を占めていたからです。

    まぁ、なんだかなぁとは思ってしまいます。

    悪い評価はそこまでないので、実際に泊まった場合は悪くはないのかもしれませんが。

    仕方無く他の宿を調べるとギョレメの町外れに安宿を見つけます。

    そこに行って、空きはあるか訪ねると大丈夫だと言います。

    当たり前ですけど金額も事前に調べていた通りでした。

    何でこの国はいちいち食事をするにも宿に泊まるにもこんなにも警戒しながらでないとならないのでしょうか?

    本当に不愉快です。

    部屋に入ると同じ部屋にはシンガポール出身でアメリカ在住というアジア系のご年配の女性がいました。

    ベッドは6つありましたが、私以外はこの方だけでしたので、盗難の心配も無さそうだとホッとしました。

    フレンドリーにこの方はいろいろと話しかけてくださったのですが、私はこの日もいろいろとストレスフルなことがあったので、疲れてしまっていて、そんなにたくさん話をしてあげられなかったのは申し訳なかったです。

    少し落ち着いて、夕食を摂りに外に出ました。

    この辺りは観光地なのでどこに入っても大差ないだろうと思い、適当な店に入ります。

    お店の前にはオープンテラスもあったのでそこに座ろうとすると、「あなたは中です」と言われて中の席を案内されました。

    中に入ってみて気付きました。

    オープンテラスにいるのはすべて欧米人で、中の客はほとんどがアジア人でした。

    これを見て差別だって言う人もいるかもしれません。

    しかし、私はこれは致し方ないのかなと思いました。

    中にいた一組の中国人の団体がテーブルに食べ散らかして、大声で騒いでいました。きっと外から見える場所でこのようなことがあると欧米系のお客さんが入らなくなってしまうので、仕方なくアジア人は中に入れるようにしているのだと思います。

    このレストランも商売をしているのですから仕方のない対応なのかもしれません。

    ただ残念に感じたのは、働いているウェイターが外のお客さんに対してはにこやかに対応しているのに、中のお客さんには素っ気ない態度で接しています。

    お店としてこのような区別をしてしまっているために、中の従業員の間で差別的な感情が生まれてしまっているのかもしれません。

    うーむ。どうしてこうも連日に渡ってこの国では不愉快なことがあるのでしょうか?

    トルコ旅行を楽しんだ人もたくさんいると思うので、おそらく私が心を開いていないせいでこのようなことになっているのかもしれません。

    なんとか私自身が変わっていかないといけないのでしょうね…。

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、2 枚の画像があります  写真 他

  • アンカラへ

    Facebook にシェア
    Pocket

    10/1(火)東京出発115日目、トルコ6日目、サフランボル~アンカラ 走行距離242km

    朝目覚めて朝食を取りに宿の食堂に行きます。

    すると宿のお兄さんが「昨日の夜から日本人女性が滞在していますよ」と教えてくれます。

    私が朝食を取っていると、その日本人女性らしき方が食堂にやって来ました。

    海外を一人で旅をしている女性と言うと活発で社交的な方を思い浮かべるかもしれませんが、この方は大変控え目で大人しい雰囲気の方です。

    この宿の屋内の食堂にはテーブルが二つしか無く、一つのテーブルは宿の方のパソコンや書類で一杯でした。

    もう一つのテーブルは私が使っているため、その日本人女性は困った顔をしていました。

    私が「もうすぐ私は食べ終えますので、こちらのテーブル、お気になさらないなら良いですよ」と言うと、「すみません」と言って座ります。

    話によると今年の2月にタイからスタートして中央アジアを抜けて8ヶ月かけてトルコまで来たそうです。

    目的地はポルトガルのロカ岬ということです。

    元気があればアフリカや南米とも思ってはいるけど、今の感じだとポルトガルで終わりかな?と言っていました。

    確かに少し疲れているような印象を受けます。

    話を伺うとトルコで盗難に遭ってしまったようです。

    長距離バスに乗ったときにバスの下に入れていたバッグが勝手に開けられていて、中のものを盗られてしまったそうです。

    それって防ぎようが無いですよね(-_-#)

    靴も盗られてしまったそうで、このときサンダルしか無くなってしまっていて、早く買わないとなと言っていました。

    朝晩は冷え込む日もあるので確かにサンダルだけでは大変だと思います。

    ただ、この方の立派なところはそんなに嫌な思いをしたにも関わらず、落ち込んでいる素振りをあまり見せないところです。

    私が前日に、日本語を勉強したいと言って近寄ってきて、私が断ると最終的には怒りをぶちまけて去っていったおじさんがいたという話をすると、「都市部に行くとそんな人、増えるんだろうな。嫌だな」と言います。

    ヨーロッパもイタリアやスペインは犯罪が多いということで、それも「嫌だな」と小さな声で言います。

    おそらくこの方は性格が良すぎてしまうんでしょうね。

    優しそうな雰囲気が伝わって来るので、損をしないようにしてほしいと心から願います。

    私がオートバイで旅をしているということには大変興味を持ってくださったようです。

    旅をしていて、もしバイクの免許があればレンタルバイクとかでもっと行動範囲が広がったのに…と。

    日本に帰ったらバイクの免許を取って、また旅に出たいと行っていたので、旅にうんざりしているようではなかったことは純粋に良かったなと思いました。

    この方は旅をしていても、それを大袈裟なものにはせず、淡々と地に足をつけて着実に進んでいる姿は大変好感が持てました。

     

    朝食を終えて私がオートバイに荷物を積んだりと準備をしていると、一旦先に出掛けたと思われるその女性がたまたま宿に戻って来て、宿のお兄さんと一緒に見送りをしてくださいました。

    名前も伺いそびれてしまいましたが、どうかご無事に、そして旅をして良かったなって思えるようなフィナーレを迎えて欲しいと思います。

     

    この日はトルコの首都アンカラを目指します。

    宿のお兄さんが教えてくれたのですが、アンカラに行く道は普通の道路と有料道路があって、有料道路は大変綺麗な道だけど、普通の道路も全然悪くないから、わざわざ有料道路は使わずに普通の道路で行くと良いよと教えてくれました。

    実際に普通の道路を走ってみると車もガラすきで、快適に走ることができました。

    アンカラは首都ですが、おそらく政治の中心であり、経済の中心はイスタンブールになるのでしょうか?

    大都市ではありますが、そこまでゴミゴミしていなかったのでそれはありがたかったです。

    アンカラの街を歩いてみると、ある通りでたくさんの露店が本を売っていました。

    露店でたくさん本が売っていました

    なんだろうかと思ってその通りを歩いてみると、10代くらいの若者たちがたくさん本を買っています。

    なるほど、この日は10月1日で新学期のスタートなのですね。

    みんな教科書を買っているようでした。

    こうして海外を旅しているとどうしても日付や曜日などの感覚が薄れてしまいます。

    季節は確実に移り変わっているのですね。

     

    Facebook にシェア
    Pocket

    このギャラリーは、1 枚の画像があります  写真 他