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  • アフリカ一日目

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    11/23(土)東京出発168日目、スペイン2回目5日目、モロッコ1日目 タリファ~シャウエン

    朝、天気予報通り雨は上がっていました。

    乾かしていたブーツは部屋干しだったので大した効果もなく、結局はぐちょぐちょのブーツの中に足を入れないとならず、大変不快な気分で出発をしなければなりませんでした。

     

    支度を終えてリビングに行くとすでにイケメン軍団の多くは出かけているようで、宿に残っていた二人のイケメンにのみ挨拶をして出発しました。

     

    まずは昨日に買えなかったマラリアの予防薬を買いに昨日とは別の街中にある大きな薬局に行きます。

     

           ___
       _  /ー -\
      / \/ (●)(●)
     _/ \ |   (_人_)
    (_/ / \_(⌒\/
       /  /⌒ヘ_\ \
    __ | /  |\_ノ
    ヽ|∧__/  /

     

    薬局に入ってレジの店員の若い女性にマラリアの予防薬が欲しいことを伝えます。しかしこの店員は全く英語を解せないようで、私が英語で話しかけるとあからさまに不快な顔をします。

    そんなに嫌な顔をしなくても…(*´Д`)

     

    この鮭の切り身
       やるから許してよ

       ∩___∩
       / ノ  ヽヽ
      | ●  ● |
      彡 (_●_) ミ
      /   ヽノ   ヘ
    (/三三三ミ、  | |
    ///⌒ ̄⌒ヾ三三三ヽ
    `ー―――-个―イ ̄
       (__人__)

     

    すると隣のレジに並んでいたご年配の女性が間に入って通訳をしてくださいました。

    マラリアの予防薬はひと箱だけ在庫があったのですが、それだけですと12日分にしかなりません。もっと欲しいなら取り寄せになるけれど入荷は明日以降になるということでした。

    このタリファの街中にはあと数件の薬局があるようなのですが、この日は土曜日のため開いている薬局はこの日はここだけだとも教えてくれました。

     

    うーむ。どうしましょうか…。モロッコにはマラリアは無いためどうしてもここで買わないといけないわけではありません。

    それだけのために余計に一泊したくないので先に進むことにしました。

     

    フェリーの出ている港まではほんの数キロしか離れていません。

     

           ___
       _  /ー -\
      / \/ (●)(●)
     _/ \ |   (_人_)
    (_/ / \_(⌒\/
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    __ | /  |\_ノ
    ヽ|∧__/  /

     

    フェリー乗り場に着いたのは11時半過ぎ。たくさんの車が並んでいました。

    車の列のところに係員がいたので、チケットを持っていないことを伝えると、まだゲートも開かないので、ここにバイクを停めて構わないから建物の中で買ってくるように言われます。

    車、たくさん並んでいたのですぐにわかりました\(^_^)/

    次の便は13時出航のようです。

    約1時間の航路で人間は45ユーロ、バイクは33ユーロの合計78ユーロでした。

    フェリーのチケットを買います

        ∥\
        ∥ \
       /∥  \
       / ∥  /ヽ
    __/ ∥ /∧∧__
      /  ∥/ (´∀)~~
    ~ /⊿ ̄∥―ど  つ ~
    〈 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>
    ~~~~~~^~~~~^~~”
    ~ ~ ~~ ~~ ~~
        ~  ~~

     

    チケットを買っても出航まで一時間くらいあるので建物の中にあるカフェでコーヒーでも飲んで休んでいようかと思ったのですが、一度バイクのところに戻るとすぐにゲートが開いて車が動き始めます。

    私も慌ててバイクに跨りゲートの中に入っていきます。どうやらフェリーに乗せる前に出国手続きをするようです。

    荷物検査も無く簡単なパスポートの確認だけで中に入っていく車もいれば、荷物検査もされてパスポートの確認にえらく時間がかかっている車もいます。国籍によってチェックの厳しさが違うのでしょうか?

    私はあっさりとパスポートの確認だけで終わりました。バイクの登録証すら見られませんでした。

     

    ホジホジ ___
       /⌒ ⌒\
       /(●) (●)\
      |⌒ (_人_) ⌒|
       \m||ー′ /
       (_ノ
       ノ ノ

     

    そのままフェリーにバイクを乗せ、係の人が固定します。

    その様子を確認して客席に行こうとしたところ一人のアラブ系の青年が話しかけてきました。

    青年:「どこから来たの?俺もバイク大好きなんだよ。俺はこの船のエンジンの技師をやってるんだ」

    私:「日本からだよ」

    青年:「まじかよ!!俺、日本大好きなんだよ!日本のバイクは最高だ!これヤマハのテネレだろ!モロッコでは日本は『国』じゃなくて別の『惑星』だなんていう人がいるくらい日本は別次元でスゴイって言ってる人がいるくらいなんだぜ!」

     

    この青年は私に大変興味を持ってくれたようなのですが、モロッコは強引な客引きが多いという話を聞いてしまっていたために、私はどうしてもこの青年を警戒してしまいました。

    客室にあがるとこの青年が「ようこそ、ようこそ、好きな席に座ってよ」と言ってくれます。

    私が適当なテーブルに座ると、当然のように彼も同じテーブルに座ります。

    すると「連絡先を交換しよう。もしモロッコで困ったことがあったら連絡してよ。俺の家はカサブランカにあるんだ。小さいころの俺の夢は日本で勉強することだったんだ。その夢は叶わなかったけど、三菱のエンジンの勉強ができたんだ。この船のエンジンはイギリス製だからそれとは違うけど」

    そんな風に言いながらスマホに入った写真をいろいろと見せてくれます。

    船はすでに動き始めていて、波は大変高く、激しく揺れています。

    そんな中スマホの小さなスクリーンの写真なんか見せるものだから激しく船酔いをしてしまいました。

    それでも彼は好意でいろいろと話しかけてくれているのはわかるので我慢して写真を見ます。

    もう限界…、と思っているとその彼は他の船員に声を掛けられて、「素晴らしい旅を!」と言い残して去って行きました。

     

         ___
      _  /⌒#.:⌒\
     ( | /-==、 (●): ヽ
     | || ⌒(_人_)⌒:: |
    | ̄)ヽ\#.ヽノ .#:ノ
    | ̄) | /     \

     

    ふぅ、なんとかなった(-_-;)と思っていると、隣のテーブルでピザやらポテトチップやらどうみてもストマックに大ダメージを与えそうな油っこい食品を大量に貪っていた室伏広治のような屈強な大男の様子がおかしいです。

     

    お前それブーメランだろ!!

          (\
          \\
           ) )
        ___//
       / \ (/\
      / (●) U(●)\
     |  (_人_)  |
      \  `⌒ U /
      /⌒ ̄ ̄ ̄ ̄/⌒ニつ
      | ____(ヾイソ⊃

     

    おいおい、まさかのまさか、強気にこんなものを大量に食べているアイアンマンが船酔いってことは無いよな?と思っていると、本当にそのまさかでした。

    ブルブルっと体を震わせたかと思うと両手を口に当てて、エレエレエレってなもんでした。

     

    間一髪正面に座っていたパートナーと思われる女性が差し出したビニール袋に戻したため大惨事には至りませんでしたが、その様子は大いに私にボディブローとしてダメージを与えてくれました。

     

    いやいやもうダメだからと思って私もかなりグロッキーな状態でぐったりとしていると、正面に今度はダンディな年配の男性と少し若めの女性が座りました。

     

    ダンディ:「どこから来たんだい?」

    私:「日本からです」

    ダンディ:「おぉ!日本からバイクで来たのかい??すごい大冒険だな!」

    私:(あれ、なんで私がバイクだってわかったんだろ…?そうか恰好がバイカーっぽいからか)

    ダンディ:「あぁ、フェリー乗り場で君のバイクの後ろに並んでたキャンピングカーは私たちだよ。すごい荷物積んでるけどどこから来たんだろうななんて話してたんだ。どこまで行くんだい?」

    私:「そうだったんですね。私はとりあえず南アフリカのケープタウンを目指そうと思っています」

    ダンディ:「なんてこった!とんでもない大冒険じゃないか!私たちなんてキャンピングカーだってドイツから来てモロッコをちょこっと回るくらいだよ。」

    そんな風に話しながら楽しく時間を過ごせました。おかげで私の酔いもなんとかなったのですが、どうしてこのダンディと話しているとこんなに安心するのかと思ったら、このダンディはドゥシャンベで優しくしてくれたマーティンにどことなく雰囲気が似ていたからでした。

     

      *   ___ +
    ★  + /)⌒ ⌒\
    + _ヘ//(●) < ヽ
    /ヒノノ _二⊃(_人_)  |
       < +  ヽノ ノ
    / ̄\) *    \

     

    船が到着するとこのドイツ人カップルに別れを告げて先に行ってもらいます。

    船内放送で、船内のレセプションでパスポートにモロッコの入国のスタンプをもらうようにアナウンスが流れていたのは気づいていたのですが、グロッキーだった私は船が停まってからもらいに行こうと思っていたのです。

    しかし、見てみるとレセプションのシャッターが閉まっていたので、どうせ外でも手続きしてくれるだろうと思い、そのままバイクに乗って外に出ました。

    するとみんな船を降りたところでパスポートを見せているではありませんか…・

    私が係の人にスタンプをもらっていないことを告げると、船に戻ってもらって来いと言われます。

    仕方ないので船に戻ってレセプションに行くと、近くに立っていた男性が閉まっているシャッターをノックして中の人を呼んでくれました。

    みんな大変フレンドリーに対応してくれるのですが、周りにいた人たちが片言の日本語で「コニチハ」「アリガト」などと言うのはだただ怪しくしか見えませんでした。

     

    スタンプをもらって行くと、入国手続きは別でやらないとならないようです。

    たくさんの車が並んでいる最後尾に私も並びます。

    ようやく私の番になると担当官が「アスランス!」と言います。

    …、あすらんす??なんだいそれは??

    私が持っているのはパスポートとバイクの登録証くらいで他に見せるような書類は無いのですけれど…。

    するとまた「アスランス!」と言います。

     

    ↑何言ってんだこいつ…
         /\_/\
    | ̄ ̄ ̄/   三\
    || ̄ ̄//   \三ヽ
    ||  |●  ● 三|
    ||  | (_人_) _ 三|
    ||__\   _三三ノ
    |__f ̄ ̄   ̄三三ヽ
    「\ ヽ__   三三|

     

    全く分かりません。困りました。しかしここで、ふともしかしたら「insurance(保険)?」と聞くと「そうだそうだ」と言います。

    フランス語で「保険」は「assurance」だと知りました。モロッコが自動車保険への加入が必須なんていう話は聞いていなかったのですが、この係員にはすぐそこで手続きできるから、先に保険に入ってくるように言われます。

     

      ゚
     ∩___∩ へぇそうなんだ…
     | ノ ⌒ ⌒ ヽ
     /  ●   ●
     |    ( _●_)ミ
    彡、  /⌒)(⌒ヽ
     /  /  / \ ヽ
     l    ノ

     

    保険の種類としては10日間で60ユーロ、1か月で94ユーロと3か月もあるようでした。

    10日間でモーリタニアまで抜けられるかどうか微妙だったので1か月の保険に入ることにしました。しかしたった1か月で94ユーロの保険って高すぎじゃないですかね…(*´Д`)そんなに事故が多いのですか??

    無事に入国手続きを終えるとタンジェの街に入ります。

    タンジェの街は大変栄えていましたが、今までいたヨーロッパの雰囲気とはガラッと変わります。

    中央アジアの大都市を思い出します。イスラムの色が濃いためか、タジキスタンのドゥシャンベやウズベキスタンのサマルカンドをなんとなく思い出しました。

    タンジェは綺麗な街並みです

    タンジェの街は大変栄えていましたが、一方で物乞いの数が多いのが気になりました。

    物乞いが信号待ちをしている車に片っ端から声を掛けています。私のところにも来て何か言ってきましたが無視します。すると突然私の腕を掴みました。

    信号が青になって発信するタイミングだったら大変危険です。驚いて思わず怒鳴りつけてしまいました。

    すると向こうも怒鳴られるとは思わなかったようで驚いて飛びのくとそのまま離れて行きました。

     

    ‌   ‌ ___
       _/ ⌒ ⌒ \
      /)) (●) (●) ヽ
      |∩ (_人_)  |
      / ノ、_ヽノ_ノ ̄)
     / /      /フ_/
     L_/\    \(

     

    この旅では今まで意外にも鬱陶しい物乞いや客引きに出会うことがあまりなかったことと、モロッコ入国前からあまり良い話を聞いていなかったことから、たったこの一件でかなりモロッコに対する印象が悪くなってしまいました。

    この日はまだ少し時間があったので、このまま一気にタンジェから120kmほど離れたシャウエンに行くことにしました。

    シャウエンはスペイン最後の町タリファの宿の人が是非とも行くと良いと教えてくれた町です。

    モロッコも道路は整備されていて大変走りやすかったためあっという間にシャウエンに到着しました。

    シャウエンの中心部から5kmほど離れたところに安宿を見つけました。中心部はどうせ鬱陶しい客引きで溢れているだろうことから敢えて離れた場所の宿にしたのですが、これは正解だったようです。

    モロッコの観光地はバイクでは通れないような細い道の先に宿があったりして、宿から離れた場所にバイクを駐車しないとならないようなことが往々にしてあるらしいのですが、そのような場合に勝手に荷物を持ったり、宿に案内すると言って勝手についてきたりして、法外なお金を請求してくる輩がたくさんいるそうです。

    そのような被害に遭わないためにもこのときの判断は賢明だったと思います。

    宿に着くと大変フレンドリーなおじさんが対応してくれます。

    宿は古くてお世辞にも綺麗とは言えませんが、むしろそれがヨーロッパとは違う場所に来たということを実感させてくれました。

     

    ‌   ____
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     /  _ノ  ヽ、_\
    /  (●)(●) \
    |   ///(_人_)/// |
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    /          \

     

    シャウエンの街を観光したいことと、もう一日ちゃんとブーツを乾かしたいことからこの宿には二泊することにして、アフリカ一日目の夜は更けていきました。

    モロッコには猫がたくさんいます。
    ここでも猫ちゃんが出迎えてくれました
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  • マラリア予防薬を買いに

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    11/22(金)東京出発167日目、スペイン2回目4日目 タリファ

    この日も朝から雨が降っています。

     

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    起床してリビングに行くと宿の方がコーヒーを淹れてくださいました。

    そしてテーブルに座るとモロッコのことをいろいろと教えてくださいます。

    まず有名な場所としてシャウエンという街には行くと良いと教えてくれます。そのシャウエンという街は街全体の家の壁が青く塗られていて非常に美しい街だということです。

    宿の方はおもむろに立ち上がるとテレビを点けてyoutubeでシャウエンの動画を見せてくれます。

    確かに美しい場所です。

    ただしモロッコは非常にタチの悪い客引きが多いのでくれぐれも気を付けるようにと教えてくれました。

    後で聞いた話によると、モロッコは世界三大ウザい国と言われているそうです(あとの二つはインドとエジプトだそうです。なんとなく察しがつきますね(*´Д`))。

    観光地を歩いているときだけではなく、バイクで走っているときも後ろから付いてきた車が急に前に入り込んで急停車したかと思うとマリファナを売りつけてきたりすることがあるので、スピードを落として走っていないと非常に危険だとも言っていました。

    断っても断っても何度も同様のことをしてしつこくバイクを停められることがあるそうです。中には高い場所から子供が見張っていて、バイクや車を見つけると口笛を吹いて仲間に知らせることもあるそうです。するとどこからともなく車がやってきて、同様に強引にバイクを停車させられてマリファナを売りつけてくるそうです。

    モロッコもマリファナは違法です。

    聞いているだけで行きたくなくなるような国です(*´Д`)

     

    .∧,,∧
    (´・ω・`)つ
    (m9 \
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        ) ) \
      // \ \
      (_)   (_)

     

    でも、誰に聞いてもモロッコは西アフリカの中では旅行するには格段に環境が良いと言います。

    セネガルまではなんとかなるけれどもそれ以降は相当な物好き以外は行かないほうが良いよという話も何度も聞いています。

    朝からちょっとゲンナリします(*´Д`)

     

       /\___/ヽ
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     |、_(o)_ _(o)_,:|
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      \ /([三])ヽ:/
      /`ー―――´\

     

    この日は雨の中移動したくないことと、少しでもライダースブーツやグローブなどを少しでも乾かしたかったことから、特段予定があるわけでもなくこの宿に滞在しています。

    この宿の近くに薬局があるのを見つけていたので、宿の方にその薬局でマラリアの予防薬は買えそうかどうか尋ねてみました。

    すると、「恐らくは買えると思うよ。もし買えなかったとしてもモロッコでもいくらでも買えると思うし。ただ、モロッコはここ20年くらい中国人がビジネスをやるようになって一気にものの品質が悪くなったから気を付けて」と教えてくれました。

    きっと20年くらい前に中国企業が進出してきたころは安かろう悪かろうなものが氾濫していたためにそういう印象が植え付けられてしまったのでしょう。それは日本国内でも同様なのでそこまで気にすることではないかなと思いました。

     

    お昼頃に雨脚がだいぶ弱まって来たので、歩いて薬局に行くことにしました。

    するとちょうど他の宿泊客であるイケメンのうちの一人がちょうど車で出かけるところのようで、徒歩で出かけようとしている私に声を掛けてくれました。

    イケメン:「街まで買い出しに行くから、歩いて行くなら乗せていくよ」

    イケメンの上に優しいとはなんということでしょうか…。

     

    この鮭の切り身
       やるから許してよ

       ∩___∩
       / ノ  ヽヽ
      | ●  ● |
      彡 (_●_) ミ
      /   ヽノ   ヘ
    (/三三三ミ、  | |
    ///⌒ ̄⌒ヾ三三三ヽ
    `ー―――-个―イ ̄
       (__人__)

     

    この宿は宿泊費も格安でバイクも敷地内に駐車できるというところで滞在を決めましたが、街から離れていて、車やバイクが無いと買い出しすらできないというのがかなり不便ではありました。

    幸いなことに大きめの薬局だけが2~300mの徒歩圏内にはあったのですが。

    きっとここに滞在しているイケメンたちはサーファーなのでしょう。タリファは風の強い町としても有名なようなので、良い波が来るのかもしれません。

     

    ‌   ∧∧
       (Д゚ )_∩∩
       ⊂⊂___ノ
       。・゚・ ・゚・。
         Y
       / ̄ ̄ ̄\
       / 。___)
      /  /  /
    )ヽ/とノ   /つ
    メノ\___/

     

    薬局に行くと、マラリアの予防薬は無いか尋ねます。

    この田舎町の薬局では英語は通じないようです。以前マイケルにもらっていたマラリアの予防薬が12日分のみあったので、それを店員に見せると理解してくれました。

    しかし在庫が無いらしく、取り寄せるとすると次の日の夕方以降になるということでした。

    天気予報を見ると次の日は晴で、自炊用の食材も底をついてきていたので、明日には出発したいです。

     

    チャーハンつくろうぜ!お前チャーハンな!
      ∧,,∧
     (;`・ω・) TwitAA_bot
     /   o━ヽニニフ))
     しー-J

     

    タリファの街中の方の薬局に行けば在庫もあるだろうと思い、ここでは買わないことに決めました。

     

    宿に戻るとイケメン軍団はまたリビングでだらだらとテレビを見ていました。

     

    ‌   ‌  ∧_∧
        ⊂(・ω・`)つ-、
       ///  /_/ /
      ||⊂ヽノ||/」
     / ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
    /______/ ||
    ||———–||

     

    天気が回復しないと彼らも動きようがないのでしょう。

     

    明日は天気が回復する予定です。私もいよいよアフリカに向けて出発です!!

     

    ㅤイヤッッホォォォオオォオウ!
    *  +    巛\
            〒| +
       +  。.||
     *   +   / /
        ∧_∧  / /
       (´∀` / / +
       /~   |
       /ュヘ   |*
     + (_〕)  |
    ガタン  /   |  +

     

    いやぁ、長かった(*´Д`)

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  • 思い出はいつの日も雨

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    11/21(木)東京出発166日目、スペイン2回目3日目 ウエルバ~タリファ 走行距離358km

    この日は朝起きると予想に反してだいぶ雨は弱いです。
    これはこのままスペインの南端の街タリファまでこの日に行ってしまおうと判断します。

    早速準備をして出発しました。

    途中、雨も上がって気分ルンルンです。

     

      あっぱれ!
    /⌒\
    \●/∧_∧ /⌒\
     ∩ (・∀・) \●/
     Y ̄∥y/∥ ̄`Φ
      Lノ/ニニ∥i ソ〉
      乂/ ノハ ヽ ̄
      `ー-ヽ__|

     

    タリファの町は調べたところによると安宿でバイクを停められる宿は数が少ないようだったので、初めからバイクを停められる安宿を予約して出発しました。

    雨も降っていないので順調に歩みを進めることができます。
    しかし、なんと50kmくらい走ったところで道が途絶えてしまったのです。なんてことでしょうか…。
    本当に道が無いのです。道の突き当りが駐車場になっていてそこで道が終わりです。

     

    エーライヤッチャ
      エーライヤッチャ
         ヨイヨイヨイヨイ

     ♪ /|  /|  /|
    ♪ ∠_ノ ∠_ノ ∠_ノ
    〈(・∀・)ノ・∀・)ノ・∀・)ノ
    `└|==|┘|==|┘|==|┘
     〈 〈 〈 〈 〈 〈

     

    私は普段、オフラインでも使えるmaps.meという地図アプリを使っているのですが、maps.meはまっすぐ進めと指示を出してきます。

    いやいやいやいや

    道ないよ

     

    ないない __
        /ー ー\
       / (●) (●)\
      |  (_人_)  |
       \  `⌒′ /
    (丶三 ∩、  ヘ
    `\> /|∥   丶
      Vノヽ)    | |
      /  /     | |

     

    スペインでは長めの滞在になることがわかっていたのでsimカードを購入していたため、googleマップを開いてみることにしました。

    するとなんとウエルバからまっすぐ南下してタリファまで行けないではないですか!

     

    うわあああああああああ
       /\___/ヽ
      /   :::::::\
     |r――  ――、:|
     |、_(o)_ _(o)_,:|
     |   <    :|
      \ /([三])ヽ:/
      /`ー―――´\

     

    ウエルバからタリファまで行くにはまずは東のセビリアという街を経由しないといけないようです。
    仕方なく再度ウエルバまで引き返すことにしました。

    しかし、出発したときにはほとんど雨が降っていなかったのに、ウエルバに戻る途中から酷い雨になりました。

    どういうことだよ!!

    最悪です。寒いし怖いし泣きたいです…。

    ハイウェイを慎重に70km/h~80km/hで走ります。周りの車に煽られるのではないかと不安でしたが、この大雨でさすがに周りの車もゆっくり走っています。

     

    寒くて仕方ないのでガソリンスタンドを見つけるとちょいちょいトイレ休憩など入れながら少しずつ進みます。

     

    ‌ ( `ิิ,д´ิ)
    /   \
    ||  ||
    ||  |。:゚:゚:。
    ヽ \_ 。゚/ ゚。゚:。:。
    `/\_ン∩ソ\ ゚。:゚:。
    f /`ーー\ \ ::゚。:。
    | |   / /.:゚::゚。
    ヽ \  / TwitAA_bot

     

    こんなことならもう一泊ウエルバに滞在すればよかったです(*´Д`)

    ウエルバは黒人いっぱい歩いていて怖いから(これからアフリカ行く人が言うセリフではない。雨が降っていたというのも言い訳にさせてください)ほとんど出歩くことは無かったのですが、松野明美みたいにスペイン語で一方的に捲し立てるように話すお姉さん(おばさん??)がいる(宿に併設された)レストラン兼カフェは居心地は悪くはありませんでした。

    でも、天気予報を見てももう2~3日雨予報だったので、いい加減しびれを切らせてしまったのが悪かったのです。

    雨はレインコートの下にまで沁みて、オフロードブーツの中も水浸しです。

     

    うわあああああああああ
       /\___/ヽ
      /   :::::::\
     |r――  ――、:|
     |、_(o)_ _(o)_,:|
     |   <    :|
      \ /([三])ヽ:/
      /`ー―――´\

     

    なんとかかんとかタリファの予約していた安宿に到着しました。

    宿に到着するとリビングでテレビを見ながらくつろいでいるイケメン軍団が出迎えてくれます。

    どうやら彼らは宿泊客のようです。この大雨で外に出ることもできないのでしょう。

    テレビには三菱自動車を特集した番組が流れていて、司会の黒人男性が、東京で珍走団たちが改造車に乗っているのを取材しています。

    イケメンの一人が「お前の国が映ってるぞ。日本っていうのは本当にこんな奴らがたくさんいるのか?」と聞いてきます。

    私が「あれは一部の特殊な人間だ。ごくたまにしか見かけない」というと、「それはそうだよな。でも実際にいるんだな」と言って笑い、テレビに視線を戻していました。

     

       ____
      /    \ 
     /  _ノ  ヽ、_\
    /  (●)(●) \
    |   ///(_人_)/// |
    \         /
    /          \

     

    そんなことより私はずぶ濡れで、冷え切った体をどうにか温めたいのですぐにシャワーを浴びることにしました。

    ブーツをひっくり返すとザバーっと水が溢れてきます。

     

      へ       /|
     │`\     / |
     ||\〉ーーー〈 /||
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      イ/       ヽ
     / ノ      ヽ `
    〈  ●  ο  ● 〉
     ⊂⊃三 (_人_) 三⊂⊃
    ―(__⌒)―――(⌒__)―

     

    濡れた洋服もブーツも乾かしたいこと、次の日も雨予報のことからこの宿には二泊することに決めました。

    イケメン軍団も私のことをアジア猿と蔑んだ目で見ることもなく優しく接してくれるので、明日も雨でみんな宿にいたとしても居心地の悪さは感じないでしょう。

     

    イタリアに入ってからほとんど雨ばかりで、西ヨーロッパは一気に駆け抜けてきてしまいましたが、ヨーロッパ最後の町タリファでも雨です。

    私の西ヨーロッパの思い出はいつの日も雨♪になりそうです。

     

    ㅤ/゚。//。/ /゚/ / ゚/
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    | // /_|ゝ |/。/ /
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    |∩´・ω・∩゚|//。 ゚/
    ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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  • 荷物の整理

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    11/20(水)東京出発165日目、スペイン2回目2日目 ウエルバ

    朝目覚めると、全く疲れが取れていません。
    きっとマドリードを出発してから雨天走行や寒空の中の走行が続いていたことが原因かと思います。

    この日も朝から外は雨が降っています。こんな疲れた状態でこの雨の中を走るのは危険だと判断し、この日はもう一日この宿に滞在することにしました。

     

    ‌  へ       /|
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      イ/       ヽ
     / ノ      ヽ `
    〈  ●  ο  ● 〉
     ⊂⊃三 (_人_) 三⊂⊃
    ―(__⌒)―――(⌒__)―

     

    もともとスペインにいる間に荷物の整理をしようと思っていたのでちょうど良い機会です。

    まずは昼までゆっくり睡眠を取ります。

     

    布団から出られない
       ∧_∧
     _ ( ・ω・)/(___
    /  (_ ⊃(____/
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     

    昼まで寝たおかげでだいぶ疲れも取れました。

     

    ふっかーーーつ!!
         ∩ ∧__∧
         ヽ( ^ω^ )^)
         _/\  _/
        (_/\ /
           ) ) ♪
           (_)
     ___/(___
    /  (____/
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     

    まずは駐輪場に行きバイクに積みっぱなしのものから整理をしていきます。

     

    スンマセン
    直ぐに片付けます
        ∧_∧
       (´Д`)
    –=≡ /   ヘ
       || ||
    -=≡ /\\/\\
      / =ヽニ)∧ニ)∧
    -= / /\∥( ・ω・`)
    -//  /∥( つTwitAA_bot
    / /  / ∥と_)_)
    Lノ  (_◎ニ◎ニ◎ニ◎

     

    モンゴルや中央アジアの紙の地図などこの先使うことは無い思い出と呼ぶようなものは容赦なく捨てるリストに入れていきます。

    カザフスタンでバイカーズクラブの方にいただいたグローブも指先に穴が空いてしまったので、大変申し訳ないと思いつつ捨てることにしました。

    そうしてシビアに判断していくことでだいぶ荷物の整理ができたように思います。

    とにかくこれからも旅は続いて行きます。
    休む時は休んで、捨てるべきものは捨てるとしていかないとなりませんね。

    そういう意味では価値のある一日になったと思います。

     

    ‌   ∧_∧
       (´∀`)   
       /    `ヘ
      / 人  人 \
    ⊂_// ハ ヘ \_⊃
       ( └f }
        ̄ヽ」 /
         L_)

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  • もう、雨ばっかりで嫌だよ(*´Д`)

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    11/19(火)東京出発164日目、ポルトガル3日目、スペイン2回目1日目 アルファリン~ウエルバ 走行距離382km

    朝起きてみると、案の定昨夜から降り始めた雨が止む気配もなく降り続いています。

    天気予報をみても金曜日までずっと雨予報です。本当に嫌です(*´Д`)。

     

    ‌  /   /  /  /
        _n_
      / ///|ヾ\ / /
       ⌒⌒|⌒⌒
     /    |∧_∧ /  /
    ∧∧    |・ω・`)  
    ( ・ω・ )  Oと  ) / /
    (_uu   しーJ。。

     

    このドミトリーは朝食も付いていますし安いので金曜日まで居てやろうかとも思いましたが、さすがに何もせずに4泊もここにいてもどうにもなりません(*´Д`)

    天気予報だってどこまであてになるかわかりませんし、少しずつでもモロッコに向けて進まないと本当に嫌になってしまいそうなので仕方なく準備をします。

     

    そんなこと言われても
    どうすりゃいいのさ
        ___
       /ノ ヽ\
     / (●) (●)\
     |  (_人_)  |
      \  `⌒′ /
      /     \
    _| L[]o___/_/_
     \_三)
       |
       |__コロ…
      ___\ コロ…
      ()__)┘

     

    この宿には私一人しか宿泊していないかと思っていたら、別の部屋に中年の丸々と太ったベルギー人のツーリストが泊まっていました。

    敢えて一人ずつに部屋をあてがってくれるなんて、なんて気の利いた宿なのでしょうか?

     

    どうもありがとうございますー
    `/⌒ヽ⌒丶
    (⌒) 人 i\___
    丶 \   / ー ー\
    |\ \ / (●) (●)
    | \ |   (_人_)|
    | | 厂\   `⌒′/
    | ) )  \__/
    | ||
    | ||
    (_人_つ

     

    このベルギー人はほとんど英語は解せないようですが、とても愛嬌があって優しい笑顔に癒されます。このベルギー人と一緒に宿の朝食を食べ終えると挨拶をして出発しました。

     

    しかし、湿度が高く霧も出ているため視界が悪くて本当に大変です。ゴーグルもヘルメットのシールドも曇ってしまいます。

    更にマドリードのハッピーライダーさんのところでタイヤ交換をしたばかりで、オフロード用の山の高いタイヤは雨が降ると特に滑ります。

     

    うわあああああああああ
       /\___/ヽ
      /   :::::::\
     |r――  ――、:|
     |、_(o)_ _(o)_,:|
     |   <    :|
      \ /([三])ヽ:/
      /`ー―――´\

     

    とにかく細心の注意を払って走ります。精神的にも疲弊するのでこまめにガソリンスタンドなどで休憩を取ります。

    本当に嫌になります。

    何にも楽しくありません。寒いし怖いし…。

     

       ____
      /_ノ   ヽ\
     / ( ●) ( ●)
    /::::⌒(__人__)⌒
    |   ( (    /
    \    `ー’  /

     

    なのでこの日は特に特筆すべきことはありません。キャンプができないことはわかっていたので事前に宿の予約をして出発したため、そこを目指すだけでした。

     

    こまけぇこたぁ
        いいんだよ!!
      /)
     // /)
    `///  __
    |イ二つ/⌒⌒\
    |二⊃/(●) (●) \
    /  ノ/⌒(_人_)⌒  \
    \_/|  |┬|   |
     / \  `ー′  /

     

    夕方やっと予約していた宿に到着します。

    アフリカが近いからでしょうか?黒色人種の方もたくさん街を歩いています。私が慣れていないのがいけないのでしょうけれども、たったそれだけのことで怖いと思ってしまいます。これが私の中にある偏見なのだと思います。

     

    ‌  へ       /|
     │`\     / |
     ||\〉ーーー〈 /||
     ||/     \||
      イ/       ヽ
     / ノ      ヽ `
    〈  ●  ο  ● 〉
     ⊂⊃三 (_人_) 三⊂⊃
    ―(__⌒)―――(⌒__)―

     

    この宿はまた例のごとくレストランに併設された宿です。宿の受付に行くと、松野明美のような早口で元気なお姉さん(おばさん??)が対応してくれます。

    この宿の従業員は一様に全く英語が話せません。私が英語で何かを言うと「ノーイングリッシュ」と言って一切受け付けてくれません。

     

    ‌   ?

     / ̄ ̄\
    < ´・    \
     | 3   丶
    < 、・    \
     \__/∪ _ ∪)
          U U

     

    スペイン語でとりあえずペラペラペラと説明されて、とりあえず身振り手振りで必死に言っていることを理解します。

    この言葉が全く通じないのはロシアにいたころを思い出し懐かしい感じがしました。

     

    でも、本気で雨辛いです…。

     

    このレストランでは格安でビールが飲めてピザも食べられて、残した分は明日の朝にでもと言って箱に入れてくれたので、なんとか気持ちを立て直すことができたんですけどね(*´Д`)

     

    もう、こまけぇこたぁ
        いいんだよ!!
      /)
     // /)
    `///  __
    |イ二つ/⌒⌒\
    |二⊃/(●) (●) \
    /  ノ/⌒(_人_)⌒  \
    \_/|  |┬|   |
     / \  `ー′  /

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